CPUはAtom N270(1.6GHz)、メモリ 1GB、プリインストールOSがWindows XP Home Edition、と決してパワーのある構成ではありませんが、SSDのお陰できびきび動作するのでWeb端末としては必要十分な性能です。
バッテリーの持ちも良いので、寝室に持ち込んでWebを楽しむのに丁度良いです。
この機種はインターネット上に各種レビューが充実しているので、僕の使い方に沿ってレポートします。
ネットブックとしてはキーピッチが広く配置も素直なので、手の大きい(バスケットボールを片手で持てる程度の大きさです)僕でも文章を書く端末として使えています。ただしマシンパワーの観点から、ワープロソフトではなくテキストエディタを使うのが前提です。
ディスク容量はOS込み 16GB と少々心許ないですが、僕の環境は別途構築しているファイルサーバに無線LAN経由でアクセスできるので家の中で使う分には特に困りません。
内蔵のスピーカーが意外な程しっかりしているので、洗い物中に台所に持ち込んで音楽を聴くのにも便利です。
SDカードスロットを実装しているので、こちらに好きなOSを入れてマルチブート構成にすることができます。僕は8GBのマイクロSDカードを使ってUbuntu 9.10 を導入してみました。
タッチパッドや無線LANもあっさり認識しますし、バッテリーの状態も把握できます。ただ、タッチパッドでマルチタッチを実現するドライバなど細かいユーティリティが使えないので常用向きではなく感じました。
ACアダプタが小さいので、旅行の際もアダプタを入れる場所に苦労しませんでした。もっともこの辺りの機種はバッテリの持ちが良いので、アダプタは大きなバッグに詰めて本体だけ持ち歩けば別にアダプタの大きさは関係ないのかもしれませんが。
デメリットは画面の小ささです。広いディスプレイに慣れるとストレスを感じます。これは不要なメニュー表示を止める、基本的にフルスクリーン表示にするなど使い方で工夫が必要です。
また、マシンパワーもそれほど無いので、色々やるには向きません。その時々で用途を絞って、軽いソフトを使うのが良さそうです。
細かい点ですが、キーボードバックライトが無いので、寝室で枕元に置いてアイディアメモ用に使う場合は別途電気スタンドがあった方が良いです。
[2010/12/03]
プレミアムレビュー当選により、『唯一のSSD搭載機』ではなくなりました。
まだまだ大事に使います。
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購入金額
69,800円
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購入日
2008年12月頃
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購入場所
オンラインショップ
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