玄人志向より数量限定、日本限定として販売されている
RADEON R7 360E搭載のビデオカード。
RADEON R7 360との差は外部電源を必要としない事で
クロックやバス等は同一性能を引き継いでいる。
(メモリクロックは6500MHz→6000MHzと低下しているが)
ただし低クロックストッパーらしき物が働いているのか
実際には負荷をかけても定格の1050MHzまで届かない事が多い。
この辺りのチューニングで低TDPを実現していると思われる。
カード全長は184mmで2スロット占有のデザインとなっている。
ファンは1個のみだが低TDPなので必要十分と思われる。
外部コネクタはDPx1、HDMIx1、DVIx1となっている。
HDMIは2.0でないので4kモニタに繋ぐ時はDPを利用する事になる。
当然だがDPx2を必要とする5kモニタには繋げない。
見ての通り補助電源コネクタは無い。
基板に切り欠きとパターンはあるので
同一基板を使った上位モデルがあると思われる。
今回は以前プレミアムレビューで頂いたA8-3850のPCに搭載してみた。
ついでにOSをWindows7 32bitからWindows10 64bitへ更新した。
(後述のFluidMotionがWin8以降が必要な為)
とりあえずベンチを回してみた。
標準画質&解像度であれば快適にプレイ可能と思われる。
メモリも2GBあるのでフルHDでも調整次第でプレイ出来るだろう。
さて本題のFluidMotionを使う為の準備である。
本来FluidMotionはPowerDVD等でのBD再生時にしか
恩恵を受けられなかったが
以前の日記で書いた様に有志の方がMediaPlayerClassic(以降MPC)で
使える外部フィルターを提供してくれており、
対応GPU、APUであればMPCでも利用が可能になっている。
まずはRADEONのFluidMotionを有効にする。
最新のRADEON SOFTWAREでは
ビデオ→カスタム→FluidMotionオンと設定。
比較したい場合はデモモードオンにすれば
左半分がオフ、右半分がオンで比較再生が出来る。
http://bluesky23.yukishigure.com/
次にこちらからBluesky Frame Rate ConverterをDLしてインストール。
MPCのオプション→外部フィルター追加に表示されるので追加、
優先度を優先に設定する。
これでMPCでFluidMotionが利用可能になる。
今回はAPUであるA8シリーズに載せたが
省電力なIntel系CPUに載せても良いかもしれない。
PentiumG4400辺りとはコスパ的にも相性が良いだろう。
最近では補助電源不要なGeForce950も出てきたが
FluidMotionという付加価値付きで1万強で買える
こちらの方がミドルロー付近ではお勧めである。
尚、ツクモのクリアファイルを貰うのにも丁度良い。(台無し)
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購入金額
12,000円
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購入日
2016年04月30日
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購入場所
ツクモ
アラクレさん
2016/04/30
結局そこが目的ですか!っていう(笑)
補助電源なしのグラボとしては割といい線行っていると思うんですよね。
Radeon7750を見ているようですわ~
daiyanさん
2016/05/01
これ動画再生支援グラボとしちゃ最高だと思うのですよ。