最近は一時期に比べると、大容量HDDの価格が下がってきました。以前は格安モデルの定番だったWesternDigital Caviar Greenでも6TBモデルは2万円台半ば以上という相場だったのですが、このMD04ACA600などは税別であれば最安値2万円前後という辺りまで下がってきています。
今回はファイルサーバーの4TBがそろそろ手狭になってきたということで、その入れ替え用として調達してきました。
初めてファイルサーバーを置いたときには1TB×2だったのですが、これで6TB×2という構成(別途起動用のSSDもある)になる訳です。本当は8TBの導入も考えたのですが、安い8TBの選択肢が増えるまではまだ様子見しようと思っています。
十分な速度性能
普段はサーバー用のHDDの場合には早々に入れ替え作業を行ってしまうので、なかなかきちんとした速度測定が出来ないのですが、今回はCPUのプレミアムレビューで組んだ環境でついでに測定しておきました。つまり、接続先のM/BはASRock Z97 Extreme3となります。
▲Crystal Disk Mark Nano Pico Edition
シーケンシャル速度はリード・ライト共に200MB/sを超えてきました。昔10,000rpmのSCSI HDDでRAIDを組んでやっと100MB/sを超えさせていた時代の人間からすると感慨深い数字です。
ランダム時の結果も7,200rpmモデルかつバッファ容量128MBということもあるのか、まずまず優秀な部類でしょう。
東芝のMD04シリーズはMTBFも100万時間ということで、コンシューマー向けのモデルとしてはまずまず高耐久性ということになるのでしょうか。もっとも、HDDの故障率は個体差が激しいので、あまりカタログスペックからは判断できませんが…。
Caviar Greenと比べると発熱は少し増えると思うのですが、ファイルサーバーのHDDは長くて2年程度しか使わないことが殆どであるため、その間無事に動いてくれれば充分です。
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購入金額
23,760円
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購入日
2015年11月22日
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購入場所
PC DEPOT
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