Sphero社が販売している『BB-8』を入手しましたのでレビューします。
Sphero社は,2010年にコロラドにて創業した会社で、シリーズAで112万ドルを調達。その後,何度か資金調達を行っています。さらに元々、球型の『Sphero』とかBLEで操作せきる両輪ロボットの『Ollie』などを販売しています。すでに世界で50万個販売しているそうです。
そんな中、2014年にDisney Acceleratorから資金を調達したことがきっかけで、このBB-8を開発下とのことです。最初のプロトタイプはわずか24時間で開発したというのだからスゴイ、、、
しかも、開発完了にたった10ヶ月って、、、
BB-8は元々のSpheroのノウハウを活用し、スター・ウォーズのブランドを上に載せるカタチで新しい価値を見出してリリースしたわけですね。
見事にBB-8の魅力を引き出せていると思います。
こういうやりかたは日本も見習ってほしいですね。
まずはさっそく触ってみる
さてさっそく箱
箱の中にはBB-8本体とバッテリーチャージャー(充電ドッグ)とmicroUSBケーブルが入っています。
バッテリーチャージャーも見事に世界観を見せることができていますね^ ^
Spheroには常にスマホアプリがありますが、当然BB-8用のアプリも存在しています。
ここもスター・ウォーズの世界観が満載です。(というかブランドチェックが厳しかったんだろうな、、、^ ^;)
上記のアプリ画面をグリグリやると、BB-8を自由自在にコントロールができます。
すげー楽しいwww
Spheroに開発用のSDKがあります。
さてそんなSpheroのBB-8ですが、やっぱり自分でつくったインターフェースで操作したいなんて思い始めますよね。
どうやらBB-8にも開発用のSDKがあるみたいなのです。
オフィシャルSDKはiOS、MacApp、Android、Unityに対応しているようです。
ただ、WebエンジニアにとってはiOS、MacApp、Android、UnityとなるとオフィシャルSDKでは開発は厳しいですよね。。。
しかし、コミュニティベースで開発されているJavaScriptのライブラリもあるようですね。
でももっとカンタンに開発したいなあ。。。
しかしご安心を、なんとCylon.jsというライブラリでSpheroの開発ドライバが用意されているのです!
Webエンジニアでもカンタンに開発できるCylon.js
私がWowWeeのMeet MiPのレビューで書いたとおりCylon.jsはtheHybirdGroupというところが公開しているいくつかのデバイスプラットフォームを簡単につなぎこんでアプリケーションをつくれるようになるnode.jsのライブラリです。
ここにSpheroもプラットフォームの対象となっています。
[img(Cylon.js:Spheroページ)]
Spheroは元々Bluetoothで接続しているのですが、それ以降に開発されているOllieなどはBLEで開発されているようです。
なので、BB-8もBLE接続の類なのでこちらを参考に開発する必要があります。
とすると、Spheroのドライバでは開発できない???
しかし、サイトを見ると別途BLE用(OllieとかBB-8用)がプラットフォームに
はいっていました。
よかった、よかった。
というわけでこちらの作法にしたがって開発していきたいと思います。
ここでもMiP同様cylon-bleでBB-8のuuidを取得する必要があります。
やり方はMiPのレビューを見てください。
すると出てきます。
「BB-024D」というやつがそうですね。
あとはこんな感じでプログラムを書くと、、、
見事に動きました!
というわけで引き続き開発を続けていきたいと思います。
いろんなインターフェースから操作できるので、様々な展示イベントで使えそう
Cylon.js使えばライトコーディングで操作できてしまうので、対応している入力のプラットフォーム使えば、色んなインターフェースでBB-8を操作することが可能です。
なので、展示イベントでの見世物やデモなどに使えるかもしれませんね。
そういったものでは非常にいいオモチャです。
ただ、インターフェースによっては入力から動作まで少し時間を要するのでリアルタイム性の強すぎるものは厳しいかもしれません。
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購入金額
16円
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購入日
2016年09月10日
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購入場所
Amazon
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