L2さんのデジカメライフは、WG-2GPSから始まりまして、K-7にて一眼デビューと相成った訳なんですが。
色々と試したり、撮影したりしていく中で、K-7では、気になる部分が出てきたために、当機とK-5、K-5Ⅱ(s)を後継機種として購入を検討。
K-3完全ガイドを読む事によって、一気に購入の流れとなりました。
K-7の継続使用ではいけなかったのは、何故なのか
K-3完全ガイドのレビューにも書いたのですが。
K-7に追加、或いは、買い替えをしようと考えていた理由が3つあります。
(気になる部分2つと要望点1つ)
・SMC-M50mmF1.7でのピントのズレと思われる現象(L2さんの視力の所為かもしれない)があり、新品購入で確認したかった。
・ミラーレンズ800mmF8の使用時にミラーアップすると、カリカリカタカタという音がかなり大きく聞こえてしまっていたので、こちらも仕様なのか確認したかった。
(K-3でも、多少の音はします)
・K-7もアストロトレーサーに対応するかもしれないかなー、って淡い期待をしていたけれども、正式対応機種を買うべきなのだろうという事に気づいた。
結論として、K-7は、買うべきだったのか?
と、問われると、
「買わなければ、デジタル一眼レフデビューはしていなかったので、買うべきだった」
と、答えます。
試行錯誤を繰り返したりして、コンデジでは味わえない楽しさを、自分のものとして感じる事が出来たからこそ、ステップアップとしてK-3購入に踏み切れたのだと。
ええと、K-3の事を書くレビューなのに、K-7の事をつらつらと書いてしまいそうなので、ここらで締め。
あ、シャッター音は、K-7の方が好きです。
シャコン、と落ちるような音は「ああ、シャッター切ってる」と実感できていました。
ああ、書いていると、K-7のシャッター音をもう一度聞きたくなります
単独で聴いていると、K-3も「やっぱり良いな」となりますから、まあ、これはL2さんがPENTAX病なのでしょうw
撮影する楽しさを気軽に持ちだせる耐候性
ほぼ同時に注文した、上記の18-50mmとのコンビで使い始めたのは、10月頃からかなー。
防塵防滴性能が高いので、雪の日もこのコンビならば、安心して持ちだせましたねー。
珍しく雪景色になったので、耐候性の実力を発揮しようと飛び出しました!
すぐ近所の風景がすっかり変貌しておりました。
一枚目、もふもふの雪で、ビックリですねー。
二枚目、雪の降りゆく様を何とか捉えようとした試行錯誤。ちょうど太陽が少し顔を出して雪が見やすくなったかな。この枝の見切れ方、結構好きな構図(素人並感)。
三枚目が、海側があんまり雪のベール的な雰囲気が無かったので、丘陵地帯しかない知多半島な丘の姿。雪煙でよく見えないけどw
雪の降りてくる所に構えても、不安に思わなくても良いというのは素晴らしいですね。
今時のデジタル一眼は、大抵、この位には耐えられそうな気がしますが、そこはそれ、PENTAXならではなんだと、持ち上げておきますねw
抜けるように青い空が凄く好き。
レンズは雪の日の写真と同じ18-50mmです。
2枚の星空の写真は家の前で撮影しました。
2015年10月頃の写真、ちょうど、本格的に使い始めようと思った&K-7さんとお別れした時位の写真ですね。
深夜というよりは明け方位のものですね。
2枚目の写真は星の色を綺麗に残したくて、長めに流してみたものです。
星雲の色が綺麗に出ている気がして、凄く嬉しかった記憶が有ります。
3枚目は、11月に家から少し離れた丘の上から、雪を撮った場所と同じ所での撮影です。
小さく写っているのは、中部国際空港です。
青色の深い感じが、好きだなあ。
と、しみじみと思います。
構図のセンスとか、設定とか、まあ、そういったものは横に置いておきまして、この青は、本当に好きですね。
私は感覚的に使いやすいボタン配置かな
本体背面のボタン配置です。
右手親指を置く、グリップ部の真上にあるのがAFボタン。
シャッターボタン半押しでの合焦では、ちょっと、不便な体勢だったりする場合には親指を少しずらすだけで押せるので、私は好きな配置です。
グリーンボタンも同じように親指を少しずらした先に有るので、構えたままで押せるのは良いですね。
この二つのボタンは、他に隣り合っていないので、ファインダーを覗いた状態でも間違える事が無いのも嬉しいです。
私にとって、AFボタンがこの位置なのは本当に、ストレスが少ないかな。
三脚の上に設置している時に、このボタンなら、シャッターボタン半押しよりもカメラがぶれにくいような気がするので。(意見には個人差しかありません)
まだ使いこなせていないのですけれども機能満載!
星空撮影の為に、アストロトレーサーを開発したメーカーらしく、カメラ本体での比較明合成が可能です。
リモコン、インターバル、連続撮影での合成が可能という事で、様々な形態での撮影に対応しているのではないでしょうか。
この部分はK-7から、大きく進化している点ですね。
撮影モードについては、autoとマニュアル以外はまだ、殆ど触っていないですし、使い方が良く分かっていなくて、どうにも使いこなせなくて、未だ修行中のモードも満載となっておりますw
2016.5.13追記
インターバル合成を少し試してみました。
比較明合成にチャレンジ。
途中保存も出来るので、最終結果だけではなく、合成していく過程も残るのは面白いですね。
ただし、ピントが星に合わせ切れていないので、星の軌道は追えますが、微妙な写真です。Orz
途中経過も保存する、とチェックを入れるとこういう感じに保存されていきます。
スライドショーで見ると、軌道が伸びていって、ちょっと感動します。
ええ、ぶっちゃけ失敗写真なんですけれども、ねw
最終結果の写真がこれ。
ちゃんと軌跡が見えるだけでも、なんだか嬉しい。
しかし、まあ、きちんと星に焦点合わせたら、もっと綺麗になるはずなので、精進します。
この合成は、ドライブモードのインターバル合成を選ぶと。
・合成の種類を選択。「比較明」「平均」「加算」の三種類。
・撮影間隔を2秒毎以上から設定。最大24時間間隔。
・途中保存(合成過程を保存する)の有無。
・撮影回数の設定。最大2000回。
・開始トリガー(セルフタイマー)の設定。即時と時間指定が可能。
と、簡単に設定出来ます。
綺麗に取るためには、撮影間隔の所をシャッタースピードと保存処理の時間を勘案して設定しないといけなかったりするのですが(今回上げた写真は、その所為で軌道がちょっとずつ空いている)。
ドライブモードで、選択してシャッターボタン押すだけで、後はカメラが処理してくれるというのは楽ですよねー。
比較明合成できるソフトを買わなくても良いのですから、便利です(`・ω・´)
持っていてワクワクするカメラです。
他のメーカーの高級機に比べると、液晶が可動しないという部分がありまして、撮影姿勢の自由度に欠ける、なんて声もありますが。
十分過ぎる安さと、基本機能のしっかりした良いカメラだと、私は満足しております。
機能の中には、使い切れていないものも沢山あります。
私の使用方法では、それを使わないなら、他のカメラでも良かったのでは、といわれてしまいそうな部分もあるかも。
でも、PENTAX機を所有している事に対する満足度の大きさがかなりの部分を占めていますねw
まあ、それでもバリアングル液晶とか羨ましいんですけれどもね!!(星0.2個減w)
アストロトレーサーを購入して、もっと、素敵な星空を撮れるようにしたいな、と思っております。
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購入金額
79,800円
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購入日
2015年03月06日
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購入場所
カメラのキタムラ(楽天市場店)
くろぱんださん
2016/04/29
カメラを持つと沢山撮りたくなりますが、納得のいく写真がは中々取れないですね。
素敵な空が撮れたらまたアップしてくださいね。
L2さん
2016/04/29
OLYMPUSのコンデジも持っていますが、青い色の表現は、やっぱりPENTAXが好きです。
雲や、光の組み合わせで、アクセントの付いた青が撮れるとテンションが上がるので、頑張って撮ろうと思っています。
納得いく写真は、本当に難しいです。
風景だと、撮ってすぐ確認して、気に入らないと消しまくるので、1時間かけて3枚位しか残っていないとか、多いですw