パッチコです。今回はASUSのウェアラブルデバイス、ZenWatch2です。
ASUSの応援コミュニティ「ZenFan」の第一回イベント「Zensation」のお土産です。
製品としては2世代目にあたり、以前よりも美しく、性能面でも幾つか強化されています。
パッチコとしては、AndroidWearは2つ目(1台目はSony SmartWatch3)になりますが、メインの機能はAndroidWearということで、大きな違いはないものの、細かいところで各社のカスタマイズが効いています。
今回はこの2台での比較をしていきたいと思います。
2015/11/15発売の新製品。ZenWatch2です。
お色はローズゴールド。ベルトは本革でベルトホールタイプです。
付属品はおなじみのUSB充電器、ケーブル、保証書、説明書。
説明書が付いているのは大事です。
Zenwatchの押し印が裏側にあって控えめです。
本革です。個人的には耐久面でメタルバンドの方が好きです。
仕様
CPU: Qualcomm® Snapdragon™ 400
動作周波数: 1.2GHz OS OS ※1:Android wear™
ディスプレイ: 液晶ディスプレイ:1.63インチ 有機EL(AMOLED)
解像度: 320ドット×320ドット (278ppi)
タッチパネル:搭載(2点タッチ)
ガラス: 2.5D曲面 Corning® Gorilla® Glass 3
メモリー: 512MB (RAM) / 4GB (ROM)
サイズ : 幅約40.7mm×高さ約49.6mm×奥行き約9.4~10.9mm(突起部除く)
質量: (本体/リストバンド):約46g/約14g
バッテリー: バッテリー容量:400mAh
無線LAN機能: IEEE802.11b/g/n/ Bluetooth機能 Bluetooth® 4.1
コネクター: USB(pogoピン) ※2
マイク: デジタルマイク内蔵
アクセサリー:主な付属品:USB AC アダプターセット ※3 クイックスタートガイド、
製品保証書
保証期間: 本体/USB AC アダプターセット ※3
購入日より12ヶ月の日本国内保証
その他 : (本体カラー)本体:ローズゴールド、ストラップ:アッシュブラウン(本皮)
センサ: 6軸センサ (加速度センサ、ジャイロセンサ)
防塵・防水: IP67
※1. Android WearアプリはAndroid™ 4.3またはiOS™ 8.2 以降を搭載したスマートフォンやタブレットにインストール可能です。
またお使いのスマートフォンやタブレットからg.co/WearCheckにアクセスし、互換性をご確認頂けます。
iOS™ ではZenWatchの全ての機能はご利用いただけません。
※2. 本体充電時に使用します。
※3. USB ACアダプターセットには、USBチャージャー、マグネットpogoピンケーブルが含まれています。
●ASUS以外またはASUS 非公認の第三者が製品に修理・変更・改ざんを加えた場合は保証対象外です。
●製品の外観や仕様は製品の改善のために予告なく変更することがあります。
●記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
何が変わったの?
・Zenシリーズの目玉はデザインの美しさ
曲面のゴリラガラス3は最先端の技術ですね。
・バッテリー時間の拡大
バッテリーの持ちは1.5日。利用状態によっては1日程度。
先代のモデルと比べてももつようになりました。
・Android Wear1.3.0に対応
現行のStableバージョンですね。
・マグネットタイプの充電ケーブルに対応
マグネット採用でより操作しやすく、防水性能もアップかな
好みが分かれる部分かもしれませんが、マグネット充電端子に変更になったので、出張の時など持ち運ぶ充電器がかさばらないのがいいかもしれません。
個人的にはさっと充電できるのが嬉しいですが、反面、充電時に外れやすいということもあり、どっちつかずかなあ。むしろしっかり固定できるクレードルも悪くないと思いますね。もう少し磁石が強くなれば、満点かな。
急速充電にも対応しています。
・WIFI同期機能
WIFIも内蔵しているので、単体で通知を受信できます。
例えばスマートホンの電池を使いたくない、もしくは使えない状況の時でも、wifIさえ設定できれば、インターネット経由でAndroidWearの通知を同期することができます。WIFIはバッテリーに影響するので、個人的にはオフで使用しています。
・汎用の交換ベルトが利用可能
ASUS純正ベルトもすごくいいのですが、標準的な腕時計のベルトを利用可能です。
・iPhoneでも利用可能
Androidでなくても同期できるようになりました。
「OK Google」の後の検索転送機能等が上手く連動しないなど、専用アプリとスマートホンの連動機能などが若干動きが違うようです。そのうち対応されそうですが、これはどうしてもAndroidに優位性をもたせたい思惑もあるのかも。純粋にAPIを持っていないだけかもしれませんね。
是非お勧めしたい機能
・Google Keep
音声メモをまとめて、スマホやタブレット、PCで共有できるクラウドアプリ。パッチコがレビューメモなど、思いついた時点でパソコンに残してくれるのでよく使っています。個人的神アプリ。
・着信通知
最近のスマホって、バイブが弱いんですよね。ついつい着信を見逃してしまうのですが、ZenWatch2が着信を教えてくれるので、取り逃がしが少なくなります。これが一番使っているかも。
・音声検索とスマホ連動
AndroidWearで検索した結果をスマホに転送できます。細かい情報はスマ本画面で見ることができますよ。
・一応防水。
IP67レベルの防水機能があります。これは簡易防水なので、湯船に沈めていいものではありません。つまりダイバーウオッチのレベルではないので、シャワーなどはお勧めできません。また、今回の製品は本革ベルトのため、水には弱いので注意です。(一応、撥水コートぽいですね。)
ZenWatch専用アプリ
ZenWatchManager
通常はAndroidWearのアプリを利用して設定や同期を行いますが、より詳細の設定を行うことができます。例えば、充電時の画面の表示変更などが行えます。
FaceDesigner
Sonyの時はストアでウオッチフェイスを買うだけでしたが、このアプリを使えばオリジナルのウオッチフェイスを作成できます。禅太郎もありますよ!
ZenWatchMusic
これはAndroidWearの標準的な機能になりますが、ウオッチとBluetoothのヘッドセットをペアリングすることでウオッチ単体でMP3の再生ができるようになります。ランニング中に音楽を聴いたりできますよ。大音量だと危ないですけど。
Wellness
標準の機能でも使えますが、歩数計の管理を見やすく使えます。
RemoteCamera
これは結構人気があるアプリで、スマホのカメラの操作を支援してくれます。手元で画面を確認したり、シャッターを切ったりできます。手首のスナップでシャッターが切れるので、アングルに自由度が増します。
RemoteLink
ウオッチのビジネス利用として面白いのが、この機能。パワーポイントのプレゼンのページ送りやタイムキーパーとして使えます。
Sony SmartWatch3との比較:
では約1年前に発売された、SonyのSmartWatch3との比較ではどうでしょう。
実はSmartWatch3は私が把握している限り3回以上更新があり、今回のZenWatch2と基本機能の差はあまりありません。
例えば、wifi同期機能については、SmartWatch3もすでに対応済み。IOS連携もできています。
違う部分はハード面とオリジナルのアプリケーションです。
ZenWatch2の優位な点
まず何と言ってもデザイン。フォーマルやビジネスでも通用するデザイン、また、男女向けに2種類のサイズを用意したのも好意的。
曲面ゴリラガラスを採用したので、視認性はなかなか良いです。
さらに個人的なポイントとして、一般の腕時計と同じ仕様のベルトを支えます。
これはSmartWatch3には不可能です。未だにメタルバンドのみの発売もなさそうですし、すごく高いんです。
ZenWatch2の不利な点
サイズや実行時間の延長も、SmartWatch3の稼働時間を超えていません。ZenWatch2が1.5日に対して、SmartWatch3は丸2日持ちます。これは1年使用後でも変わりません。これはSonyの十八番とも言える、スタミナ技術なので、いささか仕方がないか。
SmartWatch3はあえて透過型ディスプレイを採用したので、色表現で一歩劣るものの、明るい屋外での視認性や、底バッテリーモード時にバックライトをつけなくても時刻を確認できたり、電源面でかなり有利なのがこの差なのかもしれません。
逆に、ZenWatch2は色表現がすごく良いです。
一番のコンペチターはAppleWatchですが、こちらは1日です。もちろん心拍測定機能やその他のセンサーも満載ですし、オリジナルのアプリもありますから、一概に測ることはできませんが。
改善要望:
・バッテリーの保ちの改善のため、バックライトオフモードを追加したらどうか。
電池は理想であれば3日くらい保ってくれると嬉しいです。そこまでは難しいので、バックライトのみオフにするとか改善はできそうです。
・充電コネクターの磁力アップで安定した充電を。
充電ケーブルをつけた状態で、時計を置くとコネクターが外れて充電できていないことが散見されました。もう少し磁力をアップするだけで改善しそうです。これは是非ともお願いしたいですね。
まとめ:
いかがでしたでしょうか。個人的な評価としてはとても満足です。今後も用途に合わせて使い分けをしていく感じでしょうか。私の厳しすぎる視点ではファームウェアの更新レベルでもっと良くなりそうな予感です。かっこよく、フォーマルでも使えるZenWatch2はお勧めできるスマートウオッチですね!
デザインの良さはある。バッテリーもよくなった。あとひとつ何か欲しいところ。
デザインは本当にいい。バッテリーは構成的にあと一捻り欲しいです。
どうしてもベースとなる機能はAndroidwearなのでどれも同じです。
なので、これにAsusらしさを加えたいですね。
独自の専用アプリは高評価です。
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購入金額
0円
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購入日
2015年11月11日
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購入場所
ASUSフラッグシップストア
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