レビューメディア「ジグソー」

針なしステープラーのお試し用に最適!もちろん実用性もあり。

ダイソーで見つけた「針なしステープラー」です。

 

100均モノの針なしステープラー


先日、コクヨのハリナックス(5枚とじ)を買ったばかりですが、フラッと入ったダイソーで見つけて、何となく気になってしまったのでつい購入してしまいました^_^;

 


調べてみると2年くらい前にも100均で「針なしステープラー」が売られていたようですが、その時のものとはデザインが全く異なるので、新規に開発されたものだと思われます。

内容が分かりやすいパッケージ

最近のダイソー商品はパッケージのデザインにも気を使っているようで好感が持てますが、せっかく針なしステープラーなのにパッケージに針式のステープラーを使ってガンガン留めてあるのが寂しい限りです。しかも製作後の管理が悪かったのか、その針が全て錆びていました^_^;

 

「ステープラ」と書かれていますが、裏面にはホッチキスと書いてありましたw

 

品質は微妙です...
中身は新品にも関わらず、ちょっとした汚れやゴミが付着しており、質の低さを感じてしまいましが、とりあえずそこは大目にみることにして、機能性重視で見てみることにしました。

カラーリングや形状などは今風で悪くないと思います。

 

このグリーンともう一色ありましたが、全く記憶がありません^_^;

 

正面から見ると、魚のような、アイアンマンのような...w

 

裏面はリブが立っていて、手持ちを想定した感じではありません。


パッと見で気になる点は、ハンドル部分がちょっと貧弱に見えるところでしょうか。特に力の掛かりそうな根本部分も樹脂製なので、無理をするとボキッと折れてしまいそうな印象です。ちなみにハリナックスは主要部分は金属製になっていました。

 

かなり重めの操作感です
使用感としては、ハンドルを押し下げるのに意外と力が必要で、構造上の違いからなのかハリナックスと比べるとかなり重く感じます。


形状的には卓上に置いた状態でハンドルをググッと押し下げる感じですが、わたし的には単に上から押し下げるよりも、普通のステープラーのように摘んで握力を使った方が軽く感じました。

 

このように持った方が私には使いやすかったです。


女性や子供にはちょっと重すぎる気がしますが、幼児のイタズラ防止にはこのくらい重たい方が良いのかも知れませんね。

とじ方としてはU字型にカットされた部分を折り曲げて、その先端を「一」字型の切り込み部分に通してとじる方式で、切断面は思いの外キレイでした。ハリナックスのように外れ止めのような形状ではありませんが、それなりにしっかりとじられていました。

 

実際にとじると、画像のような穴開き状態でとじられます。

 

裏面はこんな感じになります。


本製品は4枚限定ですが、我が家の需要には合っているので十分と言えます。

 

4枚とじの場合、戻る時に若干引っかかるような感じがあります。

 

本体幅が3cm以上あるので、とじる位置が合わせづらいので、多少慣れが必要です。


耐久性についてはまだよく分かりませんが、樹脂パーツが多いので、物理的に破損するか、可動部の精度が落ちてしまったら終わりという感じになりそうな気がします。

 

せっかくなので分解してみました。
強力なスプリングが入っており、それと刃の部分以外は全て樹脂製です。

 

スプリングは抜いてありますが、押し下げ前の通常の状態

 

押し下げ時の状態、なるほどの仕組みで感心します。

 

バラすと組み直すのに苦労するので止めておきましょう^_^;


ハリナックスは自宅用で、何個も同じようなものは必要ないので、本製品は職場で使うことにしました。基本的に職場ではシュレッダーしない(無い訳ではない)ので、その辺りのメリットは実感できませんが、2〜3枚の書類を配布するには良さそうな感じです。

ただ、針式のステープラーの場合だったら「とじ直し」は容易だし、子供のころから使い慣れているので気楽にとじられますが、本製品だとほぼ同じ場所でのとじ直しができないので、閉じる時にちょっと緊張してしまいますね^_^;

更新: 2015/11/04
総評

なかなか良いと思います。

何にしても108円でこの出来なら十分買いではないかと思いました。

耐久性は不明ですが、たまに使う程度なら問題はなさそうな感じです。

  • 購入金額

    108円

  • 購入日

    2015年頃

  • 購入場所

    ダイソー

23人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • Schrödingers Katzeさん

    2015/11/05

     これはこれで、質より安さと最低限の機能って割り切りの製品ですね。
     安物でこの切り口なら、多分あっちのエッジは穴が切れたりしないようにとか、摩擦になって取れにくいようにとか、何か作る間にそうしたい理由があったような気がします。
     着脱は、手作業ならなんとかなりそうですけど、失敗したときのやり直しとか、別の紙を入れるときには難しそうです。
     樹脂製品は紫外線とか経年劣化とか、色んな要素がありますから、力の掛かり方だけじゃないんですよねぇ。敵は。
  • izappyさん

    2015/11/05

    Schrödingers Katzeさん、

    確かにあちらの商品はワザとあのような処理になるように
    なっているのかなと本製品を通して感じました。

    以前、勤め先の製品を海外生産するために、
    現地で調達できる材料を各種試験に通したら、
    あまりに劣悪なものが多くて驚いた記憶があります。
    今はどうか分かりませんが、材料自体がダメだと
    あっという間に壊れてしまうかも知れませんね。。。

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