クロロプレン合成ゴムを主体とした、合成ゴム系接着剤。
かなり乾きが速いので作業は迅速に行う必要があります。

今回は経年劣化で外れてしまった、スピーカーのセンターキャップをくっつけるのに使用しました。

センターキャップを剥がして接着剤を取り除いたユニット。
センターキャップはゴム製、ユニットのコーンは紙ですがコートされているのでツルツルで接着剤が付きにくい素材になってます。

貼付するさいの位置決めがしやすいように、爪楊枝のお尻の部分に両面テープを貼り、センターキャップの中心に固定します。
これ、作業しやすくてお勧めですよ。

スリーボンド、1521登場。
150gのたっぷりサイズで値段も安いので、クロロプレン合成ゴム接着剤ではこれがイチオシ。

乾燥が速いので、一気に作業をします。
接着剤をセンターコーンの接着面に一気に載せるのですが、ここが一番難しいところ。
手の温度＋重力で勝手に出てくる接着剤を上手にくるっとフチに載せます。

目分量で、適当にていっとユニットに固定。
このあと、フチの部分を爪楊枝の先で押して接着させます。

若干であれば位置を調整できますので、ディバイダーを使って距離を測定。
適当に作業したのですが、寸分の狂いも無く、中心に取り付けられていました。素晴らしい。
あとは30分程度放置すれば接着完了です。めでたしめでたし。