この機器の特徴として、ボタンの数が多いことがあげられます。

真正面の左右クリックボタンや、テンキーボタンはともかくとして、左に一個、右に二個付いておりますね。

更には、底に二個のスイッチがありまして、それらのボタンとスイッチは、全て、モード変更に使う物のようです。

底の隅にある「M-T」の切り替えスイッチは、マウスモードとトラックポイントモードの切り替えです。切り替えると、中央のスクロールボタンがトラックポイントへと変わります。

中央にあるのは、テンキーモードへの切り替えスイッチで、切り替えるとレーザー光が消えてテンキーが有効になるようです。

ちょっと面白いのが、スクロールボタンがカーソルキーになるモードです。

片手コントローラの血筋を引いているようです。

マウスとしての使い勝手は、まあ、普通の部類に入るのではないでしょうか。

スクロールボタンが思いの外遅く感じる以外は、不具合も無し。

トラックポイントとしては、落第かと。

これは、機能性が云々ではなくて、単に発売された時期の問題。

2001年頃という時期ですから、ポインタの速度切替は、一般的では無く、しかも、スクロールボタンがトラックポイントになるという変態機構ですから、速度切替対応していない訳です。

そうなると、当時の解像度の中で動くなら及第の速度も、フルHDなんかになると、「もっさり、のろのろ」にならざるを得ません。

仕方ないですね。

とりあえず、普通にマウスとしては使えたので、追々、ゲームやアプリで使えるか試したい所です。