この製品の完成度の高さは異常だ。
性能をまず語れば良好の一言。
HTL21を使ったことがあるが、その性能よりも確かに進化している。
2012年の秋モデルのHTL21はその次代としては先進的すぎる性能で
クアッドコアのSnapdragonを搭載しつつ、フルHDの液晶を搭載している。
それと比べれば進化をしていないのではないかとおもいきや
それもまた進化している。
1.5GHz→2.5GHzの進化だ。
ARMはx86ほど複雑なプロセッサではないのでクロックによる発熱の変化はあまりない。
モバイルプロセッサなのでバッテリーの心配はもちろん存在するが
このコアクロックの進化以外にも様々な変化は見られているので
実質このクロック以上に扱いやすくなっている。
メモリも据え置きの2GBだが
内蔵メモリが32GBまで強化されているのと、128GBまでのSDXCにも対応している。
長時間の映像撮影や、動画保存、音楽保存が気軽になったのは間違いなく評価出来る。
HTL21は名機だと思うし、現行販売している1万円台のクアッドコアスマートフォンと比べれば
まだまだ争えるぐらい素晴らしい端末ではあるが
HTL23はそのHTL21の素晴らしさをより神化させた端末と言えるだろう。
性能が燃え! でも燃えませんから大丈夫
2GBということで現行のハイエンドの3~4GBと比べれば弱い。
6Sのメモリ容量と一緒だ。だが、これでもプロセッサが優秀なので特にストレスはない。
メモリが3GBじゃないから、いざというとき重くなる……とか変なプレッシャーは抱かず
立ち上げているアプリを大人しく閉じればいいと思うし
実際、古いスマホを使い続けてきたユーザーにとっては特にその作業にストレスは無いだろうし
そのアプリを閉じる動作の機敏さを考えれば、特に問題は無いでしょう。
プロセッサはSnapdragon 801。
比較対象はXperia Z3等といったハイエンドスマホと同等の性能。
それだけで信用性は大きく跳ね上がるだろう。
液晶もIPS液晶を搭載しており、視野角も良好。
ただひとつ残念なのは、ホームボタンが画面内に入ってしまったこと。
HTL21はフルHDの画面を搭載しつつ、ホームボタンは独立していて
なおかつ静電式ボタンで反応もよく、光るので暗い場所でも影響なしに使えた。
ホームボタンが液晶内での操作なので暗闇も何も関係ないが
アプリや動画閲覧でホームボタンが邪魔してしまう場面が目立つ。
まぁ、それは現行のAndroid端末ほとんどに言えることなので
受け入れるべきなんでしょうが……。
それ以外特に問題はない性能だろうと言える。
デザインがナイスでサイズが重めで萌え(*°∀°)=3
やはり 名前 HTC J Butterfly2
もうね、女の子もいけるし、ガジェットオタクにも受け入れるデザインかと。
個人的にはiPhoneよりも好き。かわいい。
選んだのは赤色だが、純赤色のスマホってあんまり選択肢に無いんですよ。
XperiaのCompactはオレンジだが、こういった感じも珍しく
白・黒・灰・金
といった感じでどうもiPhoneの後追いが多い感じだが
HTCは赤(しかもピンク寄りではない赤)も結構採用率が高く
iPhoneにはないカラーリングがやっぱりカッコいいしかわいい。
そして何より、やや分厚いところが(*°∀°)=3ポイント
バッテリーが2700mAだったりと大容量。しかもCPU性能も優れ
ワンセグやらお財布やら1300万画素のカメラなどを詰め込めばそりゃ分厚くなるんだろうが
それでもやっぱり持ちやすさも意識しているのでやや重くても使いやすい。
5インチスマホとして考えてみれば結構平均的ですし
使ってみれば意識せず使えるものです。
ぽっちゃり系スマホ。これがトレンディ(笑)
USB端子がキャップレス、インカメラが強力、防水!
なんていうか、Xperia Z4のキャップレス防水をもうHTL23は搭載しているんですが
それが本当にHTL21を超えた大きな理由となるだろうか。
HTL21のキャップは壊れやすいで定評があり
現状はキャップを入手は困難だ。
HTL23はUSBキャップは元から存在しない。
充電をらくーに使えるのは本当に素晴らしい。
インカメラが500万画素ということです。
2560x1440クラスの画質をカバーできるのと、補正がすごかったりと
イマドキ女子が求めるインカメラをきちんと搭載しています。
最新は1300万画素載せちゃってる辺り、HTCはイマドキ女子のニーズを応えようと必死です。
頑張って。そういう企業体制も(*°∀°)=3
防水はまぁ、キャップレスなので……
お風呂あがり速攻充電は止めましょう。壊れます。
それでも風呂場でも音楽を流すぐらいで持ち込めるのはありがたいっす。
そして何よりも……ね HTL23の魅力はそれだけではないんですよ
なーにー(*°∀°)=3!?
音質が(≧∇≦)b スピーカーが(≧∇≦)b
本当に、ビルトインスピーカーは今まで使ってきたスマホの中でダントツに優れている。
HTCは今までBeats Audioを搭載していたが
HTL23はJBLを搭載しています。知る人ぞというか普通に有名なオーディオメーカーです。
スピーカーはHTL21はモノラル背面スピーカーでしたが
HTL23はステレオスピーカーを前面に搭載しています。音質の広がりが増し
スピーカー数が単純に倍になったこともあり音の明瞭性も高まっています。
Xperia ZL2と同じく、またXperia Z3 Compactと較べてもスピーカーは一歩抜き出ています。
Z3cに関しては、端末とスピーカーの共振も激しく、音楽鑑賞としてはやや微妙。
ZL2もスピーカーは優れているので、HTL23とも争えるでしょう。
ただし、ZL2はやや高音が強調しすぎていたが
HTL23は高音をややおとなしめにしつつ、中高音を聞き取りやすくチューニングされており
モバイル機器特有の聞き疲れが少なく、軽いBGM用途としては最高峰クラスではないだろうか
もちろん、数千円するスピーカーや、オーディオの世界と比べてはいけないのは当たり前だが
疲れ果ててベッドに倒れ込みつつも、音楽を軽く流したい時が多い社会人にとっては
スマホのビルトインスピーカーってのは結構重要なんですよ。
ヘッドホンジャックももちろん優れており、ハイレゾにも対応(2014年端末では標準的)
JBLの音質補正もあるので、かなりいい音を楽しめる。
新品購入ならJBLのイヤホンもつく。ただ、私が買ったのは中古なのでついてなかった。
XperiaみたいにSONYのイコライザ機能や音質補正 DSEE等、複雑で高性能な調整機能はないので
そこはやはり音響屋でもあるチートSONYには及ばずだが
使いやすいアプリ、選択肢の広いAndroidだからこそ使えるのではないだろうか。
ちなみにiPhone純正イヤホンは音声の停止、再生はできるが先送りや音量調整は出来ないみたいだ。
(Xperia Z3cは音量調整以外は出来る)
カメラ……2つあるもえー(*°∀°)=3
めんたまがふたつあるー!
HTL23。一つは1300万画素のSONY製のCMOSセンサーのすごいやつ
もう一つは30万画素のうんたらかんたら
難しいので省略するが、いわゆる一眼レフの絞りをハードウェア的に再現する
2.5次元的カメラだ。(よーわからん)
30万画素が空間をどーのこーのして1300万画素のカメラで写しだした写真と照らしあわせて
被写体の絞りを再現出来るということらしい。なんかよーわからんがすごいですこれ。
純正アプリのギャラリーで編集可能なのですが
撮影した被写体と奥にある別の被写体それぞれを撮影時に既に区別してあるため
どちらかをぼかすことが出来る非常に利便性の高い機能だ。
確かに、ソフトウェア補正で後々いくらでもぼかせることは容易だが
ソフトウェア無しでも、純正アプリで容易にかつクオリティ高いぼかしが出来るのは素晴らしい。
そして単純にカメラ性能も優れていて
1300万画素のスマホカメラとしては文句は無い。
Xperiaに比べると色調補正やマニュアル補正項目が少ないが
撮影後の調整機能も豊富で妥協なく撮影を楽しめる端末である。
さすがに4k撮影は搭載はないが、カメラ・レンズも優れているので
楽しく綺麗に思い出を残すカメラとしてなら、他のスマホと何一つ引けをとらない。
なんていうか涙がでるぐらいいい端末なんですが
周りに聞いても「HTC?」「HTC Butterfly? なんかきいたことある。なんちゃらKBのあれ?」
ぐらいの知名度。
もっと評価されてもいいと思うんですが……HTCさん日本市場をあきらめないで……
そんなちょっと不憫なHTC端末に(*°∀°)=3
細かなところが凄く(*°∀°)=3萌えなHTL23
赤外線通信? イマドキはLINEでふるふるっしょー
が女子高生の本音。もちろん赤外線通信なんてあるわけ無いiPhoneがシェアNo1の日本
それでも数年前まで赤外線通信は世の常だった(日本市場だけ)
それを未だに搭載しているHTCは偉い!
これがちょびっと以上便利で、テレビのリモコンになったり
シーリングライトのリモコンになったりと……エアコンのリモコンににもなったりと
電話帳のやり取り以外にもまだまだ使える赤外線。
これを堂々とスリープボタンの真横に置く度胸。
こういう気遣いには激しく萌えます。
また、ガラパゴス機能で最も代表格なワンセグ。
今回はなんとフルセグ搭載。前回不評だったアンテナの問題を解決するためにと
TVアンテナケーブルを別途容易。要はテレビ見るときはこれ刺すか、イヤホン繋げろということ。
その分、テレビをいかなる状況であっても見れる状況では無くなってしまったが
受信感度は確実に向上したので実用性は上がったといえよう。
そして日本市場に合わせてフルセグを採用してくれるHTCさん。
日本市場のわがままを聞きまくってくれるHTCさんには頭が上がりません。
そして余計なソフトも控えめでありながら
HTC特性のホームアプリはやはり洗礼されており
国産スマホの影にいながらもそっと自分の仕事を熟している職人気質もあるHTCさん(*°∀°)=3
いい端末、萌え、でもあまり有名じゃない。そこが(≧∇≦)b
シェア率は低い台湾製スマホ HTC J Butterfly。
それでもちっとも粗悪品じゃない優良端末
品質もいいし、操作性も良い。
カメラも優秀で、音質も優れている。
ビルトインスピーカーなんてそこらのスマホやノートパソコンに負けない。
バッテリーも良好。ちょっと重いけど、持ちやすさは損ねていない。
インカメラもいいし、性能も現行クラスと大差なし。
それなのに圧倒的知名度の低さ。ガジェット好きなら全員知っているが
一般人からは中華粗悪メーカーと同等と勝手に思われているちょっと不憫なメーカー。
でも、使うと不満があんまり出てこない端末。(出る人はもちろん出るが、その条件は人それぞれだし、どの端末だって起きかねないこと)
やすかったから選んだけど、特に不満は無かったと
特に記憶に残らず、次の機種変され消えていく端末のようなイメージ……
それでも私は忘れない。
HTL23は萌えな素晴らしいスマホだったことを……
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購入金額
21,980円
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購入日
2015年10月02日
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購入場所
みもりんさん
2015/10/03
特に欧米で人気が高いです。
今までも頑張っていい物を作っていますが、
製品全部が販売不調で人気がどんどん下がってきました。。
無念残念