Intelの現行CPUでは「最もコスパ良好」なミドルクラス。
実勢価格が税抜きほぼ20000円で、4Coreで3GHz超えという、非常にいいバランスの性能と価格で、しかも大概「こいつだけ、マザボのセット割引が1500円くらい増額」なのが実においしい。
まあ、尖った構成組むわけでもなく、ちゃんとゲーム出来て、アプリで速度不足に陥らない程度の性能を求めると、これが一番コスパがいいのである。
まあ、普段使い用のPCとして困らん程度の速度があればー・・・・って、まあA10でも別段困ってた訳では無いのだが、時々もさっとする場面があったので、なんとなく衝動買い。
とりあえず、前の意味不明な電脳イラストが消えたのは好印象なんだが、やっぱり「これ中身が何なのか、自作erでもねえと解らん」デザインってのは、余り変わってない。
そこそこ早い。困らん程度に。
使用感としては、正直言うと普段使いにおいてA10-7870Kとの差は余り感じられない。
圧縮・解凍なんかは明らかに早くなったし、初期起動処理なんかは明確に高速化しているんだが、それ以外の場面では恩恵が感じられるかといわれると、微妙。
まあ、現在のCPUってローエンドでも「不満感じることなんぞ滅多にない」くらい早くなっちゃってるので、利用目的を意識しないで上位CPUを買っても、恩恵を感じるシーンは少ない。
それでも、これ以下だと「困る事が出る」という最低ラインはあるもので、i5-6500は「最新のゲームやるなら、これを買え」ってCPUの最低ラインに該当している。
i5-6500 & RX480(3.2G NonOC)
A10-7870K & RX480(4.3G OC)
AMDとIntelでの比較なので、CPUとマザーとメモリの基本三点セット交換した状態での比較となるが、速度差はこれだけ付く。
A10-7870Kは4.3GHzへのオーバークロック状態で計測したものなので、ノーマルクロックで比較した場合は、もっと差がつくハズだ。
このテストで注目すべき点は、やはりCPU性能が直接影響するPhysicsスコアだろう。
この部分、NVIDIAのGPUだと補助機能が働くので直接的なCPUの差異として出ないのだが、AMDのGPU搭載状態だと、割とはっきりとCPUの性能差として出てくる。
価格帯が倍くらい違うCPUでの対決ではあるが、およそ35%ほどi5-6500のほうが早い。
動作クロックは「1GHz以上も7870Kのほうが上」であるにも関わらずの結果なので、このあたりは重量級のゲームを回した場合などで、そのまま性能差として跳ね返る。
なお、この[i5-6500+RX480]の組み合わせは、VR動作環境としてはほぼギリで「困らず遊べる要件を満たす」性能なので、VR使いたい人で予算をギリギリまで抑えたい場合、割とお勧めの構成だ。
まあ、これなら・・・スナイパーエリート4も動くだろ多分。
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購入金額
20,000円
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購入日
2016年10月27日
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購入場所
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