佐川さんが運んできてくれた箱を開けると、本体と初期購入者の特典のカバーが入っていました。

　箱を開けるとこんな感じに本体がぴっちりと収まっています。

　中身をすべて取り出すと、本体、ACアダプタ、USBケーブル、保証書等の書類といういたってシンプルな構成です。

　本体裏に保護シールが貼られていて、電源スイッチ、ボリューム、SIMカード等のスロットが分かるようになっていました。

　この機種のスペックは以下の通りです。

サイズ：高さ214.8ｍｍ　幅124ｍｍ　厚さ7.8ｍｍ

重量：330ｇ

Androidバージョン：5.1

CPU：Hisilicon Kirin 930 オクタコア　4 x A53@2.0GHz + 4 x A53@1.5GHz

メモリ：RAM：3GB ／ ROM：32GB

バッテリ：4800 mAh

ディスプレイ：8inch 1920x1200 (WUXGA)

カメラ：メインカメラ：800万画素（AF）　インカメラ：200万画素

Wifi：802.11a/b/g/n/ac 準拠 (2.4 / 5GHz)

テザリング機能：最大接続台数：8台

SIM：Micro SIM　docomoLTE対応

SDカード：対応（最大128GB）

GPS：対応（GPS/AGPS/Glonass/Beidou）

NFC：無し

　この機種にはメモリがRAM：2GB ／ ROM：16GBのバージョンもあり、価格も1万円くらい安く売られています。

　Antutuによるベンチマークは47000くらいでしたが、他の人の情報を見ると49000くらいまではいくみたいです。

　メモリの空きはホーム画面に戻ったときで常時1Gを超えるくらい空いているので、たいていのアプリはストレスなく実行できます。

　唯一の不満はNFCが無いことです。いままでタブでSuica等の履歴を管理していたのが出来なくなってしまいました。

　同じAndoridタブで、いままで使用していたNexus9とAST21との比較です。

　　　　　　　Mediapad　　　　　　　　　AST21　　　　　　　　Nexus9

画面サイズ　　8インチ　　　　　　　　　　8インチ　　　　　　　　8.9インチ

CPU　　　　　Kirin 930(2,1.5ギガ×各4)　AtomZ3580(2.3ギガ）　Tegra K1(2.3ギガ）

メモリ　　　　３G　　　　　　　　　　　 ２G　　　　　　　　　　２G

ストレージ　　３２G　　　　　　　　　　 １６G　　　　　　　　　３２G

SDカード　　　対応　　　　　　　　　　　対応　　　　　　　　　　無し

SIMスロット　有（docomo）　　　　　　有（au)　　　　　　　　　無し

NFC　　　　　無し　　　　　　　　　　　有　　　　　　　　　　　有

Antutuスコア　47000前後　　　　　　　　45000前後　　　　　　　60000前後

　Antutuスコアで行けば、Nexus9は60000前後、AST21は45000前後なので、オクタコアとはいえこの機種の性能は並みの上か上の下くらいなのではないかと思います。

　この機種が他のタブレットに勝っているのは3Gのメモリによるシステムの安定感、データをすべてSDカードに置いておけることによる本体ストレージの余裕性、オクタコアによる省電力、ハーマンカードンテクノロジーによる音質といったところです。

　特にバッテリについては同じような使い方をしたところ、就寝前で10%くらい残量が多かったです。