HewlettPackard製の、Windows98搭載PC。
元々の中身はCeleron 500MHzのPCだが、マザーボードはMicroATX規格、電源部はSFX規格、I/Oパネルは取り外せる構造となっている。
入手時、中身は既にPentium3、ASUS製のマザーに交換済みだった。
入手直後に友人へ譲渡し、以後10年以上も友人宅に眠っていたのだが、今回ちょいと思い立って返還して貰った。
ただ、流石に経年劣化というかロゴは掠れ落ち、樹脂は黄変が酷い。
流石にこのまま利用するのもアレなので、とりあえず再生処理することに。
こちらが、再生処理後の状態。
側面パネルは傷などをペーパーで慣らした後、再塗装。
正面の樹脂パネルは、二日かけてレトロブライトで黄変を抜けるだけ抜いた後、全体をペーパーがけして処理し、フラットクリアを吹いてある。
ただし、これは暫定で、光学ドライブとMOの搭載は部品配置確認のために仮で搭載したもので、後日別の製品に交換を予定しているほか、ロゴの塗装なども一部手直しする予定。
2015/10/04(ドライブ交換と塗装修正完了)
側板を再塗装、フロントのHPロゴのカラーリングを一部修正、電源スイッチ周りのモールドにスミを入れ、OSとCPUのエンブレムシール、今は亡きMantleのステッカーを追加。
どっからどう見ても1990年代だけども、中身はWin10搭載のAPU機という意味不明なコンセプトのPCが完成。
Win10ロゴがありゃ完璧だったんだけども、出回ってないのでWin8Proで代用。
下小川氏より譲ってもらった、Mantleのロゴステッカー。
一応、APUもMantle対応だし、明らかにデザインセンスが1990年代ということで、絶対似合うと思って貼ってみたが、思った通りに1990年代チックだった。
現在はドライブその他が入れ替わり、変更された箇所も多いが、中はこんな感じ。
フロントに8㎝ファンの固定が出来るようになっているが、実際の製品では非搭載。
また、この写真ではドライブケージが一部取り付けていないので余裕があるように見えるが、3.5inドライブケージを付けると、メモリの上をごっそり覆ってしまうため、メモリ周りの冷却とメンテナンス性が良くないという欠点がある。
現在はWindows10のインストールも完了し、見た目からは想像出来ない速度で稼働する。
今後は普段使い用のPCとして、使用頻度が一番高くなる可能性大。
そういや、こういうのも、MOD-PCっていうんだろうか(違)
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購入金額
0円
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購入日
2015年09月27日
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購入場所
ふっけんさん
2015/09/27
Vossさん
2015/09/27
型番で検索すると引っかかるので、一応国内でも流通してたみたいですが・・・
jakeさん
2015/09/27
昔のパソコンは筐体が頑丈だから、規格さえ合えば長く使えそうです。
DELLは独自規格だったからなあ……
Vossさん
2015/09/28
なにげに実用性の高い箱で、電源でCPU付近の熱を吸い出す事が出来、排気ファン無しでも結構冷える構造になってます(当時としては)。