色々と煮詰まってくると、不定期に行われる、L2さん自室の個人棚卸。
今回見つかった、お宝(ボロボロ)は、こちら、
「悪魔に魅せられし者」
です。
創元推理文庫版ですので、本当にボロボロですw
キャラクターシートも消しゴムの痕と破れが酷いw
さて、この本に出会ったのは、小学生の頃だったか、中学に上がった頃だったか?(年がバレるw)
初めて、ゲームブックというものに出会ったのは、確か、D&Dの赤箱の後、「暗黒城の魔術師」でしたかね?
有名な、「14へ行け」という奴ですね。
はい、脱線はその位にして。
不朽の名作として、L2さんの心の殿堂に輝く作品
この作品は、有名なゲーム「ドルアーガの塔」をゲームブック化したものです。
舞台は、ドルアーガの支配する塔。
巫女カイを助けに向かうギルガメス。
コンピュータゲームのドルアーガを下敷きにしていますが、かなりのアレンジが加えられています。
で、これは三部作の第一作目。
しかも、鈴木直人氏のゲームブックデビュー作だったという事で、大人しめのアレンジかなと思います。
逆に言うと、原作に多くのフレーバーを付加した双方向ノベル的な立ち上がりだったので、
「お、ドルアーガの塔がテレビ無しで遊べるんだ」
と、手に取った人間を、
「ちょ、これ、全然違うじゃん」
と、言わしめない、上手い導入部だったのかもしれません。
続編を遊んでから、もう一度遊ぶと、面白さはそのままですが。
「大人しくドルアーガの塔しているなあ」
という印象。
「これは、TRPGのソロプレイにドルアーガを落とし込んだ良作」
だと、思った部分は、項目(パラグラフ)の可逆性(同じ項目を二度以上通過する事に意味が有る)の部分かな。
双葉社からも、同じ時期にファミコンソフトを題材にしたゲームブックが出ていました。
傑作もあったと思いますが、私が触れた作品は、どちらかというと、
「ページをめくる方式のあみだくじ」
という印象でした。
実際に、D&Dのシナリオとして、フロアを下っていく設定にして、敵を置き換えて、パラグラフを転記して使った記憶があります。
流石に、自分で作ったシナリオとは別格の評価がありまして、落ち込んだ記憶がありますw
随分、夢中になってプレイしましたね。
当時、可能な限り、鈴木直人氏の作品を追っかけた記憶が有ります。
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購入金額
500円
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購入日
不明
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購入場所
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