2005年のシーズン2位からのリーグ優勝と日本シリーズ制覇、2010年のシーズン3位からの「下克上」日本シリーズ制覇という流れから、今年2015年も日本シリーズ制覇の期待が膨らんでいた今シーズンの千葉ロッテマリーンズ。
首位の福岡ソフトバンクホークスは既に別次元の強さであり、本日時点でリーグ優勝までのマジックナンバーを1に減らしています。
それから14ゲームも離れているものの、3位以下には大差を付けている北海道日本ハムファイターズも、既にクライマックスシリーズへの進出はほぼ確実という状況です。
問題は3位以下で、一時期は2位と熾烈な争いを繰り広げていたものの、夏場の13連敗がたたって勝率5割を割り込んでしまった3位の埼玉西武ライオンズと、ほとんど勝率5割に満たない戦いを繰り広げてきた4位の千葉ロッテマリーンズが2ゲーム差で争っているという状況です。
特に2010年のリーグ3位は、最後の3連戦で全勝を求められる中で見事3連勝という形で最後の進出枠に滑り込み、そこから怒濤の快進撃で日本シリーズまで制覇してしまったという流れでした。
今年もその流れを期待して、球団が来場者に配布したのが、このシリコン製のバンドです。
バンドの側面に「GOLDEN YEAR AGAIN!」「MARINES」と刻印されています。
最初から実力では無理ということ?
個人的には、この「ゴールデンイヤー」という発想自体がどうなのかなと思ってしまいます。
つまり5年に1度の幸運に乗っからなければ、3位以内に入ることが無理だと言わんばかりの姿勢ですからね。5年に1度などといわずに、優勝は無理にしても毎年せめてAクラスを狙っていくというのが、本来は当然の姿勢でしょう。
確かに現実を見据えてしまうとAクラスは厳しいです。レギュラーシーズン終盤のこの時期になって、先発ローテーションも勝ちパターン継投も、打線の主軸までもが固まっていないというチームが、そうそう勝てるわけはありません。
とはいえ、仮にもプロ野球のチームなのですから、幸運を願う前にきちんと自分たちの力で勝ちに行って欲しいというのが1ファンとしての願いです。
なお、3位と2ゲーム差と書きましたが、埼玉西武とは残りゲーム数に大きな差があり、対戦カードに上位陣が圧倒的に多く残り試合も多い千葉ロッテと、比較的下位との対戦が多い埼玉西武という構図ですので、ゲーム差以上に厳しい状況です。もしこれで3位に滑り込めたら、確かに2010年のような勢いも期待できるのかも知れませんが…。
-
購入金額
0円
-
購入日
2015年09月16日
-
購入場所
QVCマリンフィールド
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。