現在ポータブルオーディオが盛況。

住環境的に、もしくは生活サイクル的に音出しが困難な音楽フリークがウォークマン文化をさらに昇華させ発展させた格好だが、ハイレゾプレイヤーといった音の源からカスタムIEMといった音の出口まで「凝った」機材で揃えたりする、据え置きオーディオとは違った濃密な世界が創り出されている。

そのポータブルオーディオ関連機器・用具・サービスの祭典「ポータブルオーディオフェスティバル（通称：ポタフェス）」は2015年8月現在既に第6回目となる日本最大級のポータブルオーディオ展示会。これはイヤホン／ヘッドホン～ポータブルオーディオ関連商品を扱うe☆イヤホン（株式会社タイムマシン）が主催しているもの。第5回までは同社がリアル店舗を持つ大阪日本橋と東京秋葉原で開催されていた。

しかし、ここ数年で急激に一般化したポータブルオーディオに対応するため、2015年度は若干規模を落としたミニ展示会を全国8個所で3月～6月にかけて開催した。それが「ポタフェス 2015 Limited」。

関東に住んでいた時はむしろアキバが遠くて参加が難しかったけれど、今居るところからは開催場所への利便性が高いので行ってきましたよ、「ポタフェス 2015 Limited in 名古屋」！

駅前のビルの1室を借りて開催されたこの催し、「大会議室」との案内だったので、ベルサール秋葉原などを使って大規模に行われる「本展示会」と比べると小規模で出展メーカーも少なかったが、その分混んでなくて（朝一で行ったから？）結構いろんな機種（未発売含む）が試聴できた。

結局そこでは比較試聴に終始し、新たなイヤホン／ヘッドホンを買うことはなく会場をあとにしたのだけれど、その時入手したノベルティがこちら。カスタム／ユニバーサルIEMで支持の高いメーカー、Westoneの名前が刻まれたシリコンバンド。

黒に蛍光っぽいオレンジでインパクト↑↑！

現在ポータブルオーディオ界はプレイヤー（DAP）⇒イヤホン（ヘッドホン）という直刺しではなく、間にアンプを挟むのが流行になっている。プレイヤーの出力で利得が稼げない場合はもちろん、アンプ専用設計で余裕がある電源部の恩恵を受けたり、ノイズ対策がしっかりしているので音が良かったりする。さらには再生部としてはiPhone等を使うが、それをデジタルデータのまま外部に出してD/A変換まで外部で行うDAC内蔵型なども登場している。

そんなわけでヘヴィポータブルオーディオerはDAPとアンプ（さらに強者はDAC）を持ち歩くようになっている．．．．でもこうなると「ポータブル」性が損なわれる。一つ一つのパーツの大きさは煙草の箱程度の大きさなんだけれど、それを二つも三つも持ち歩くのは．．．ということで「纏めて縛っちゃえ！」ということに。

それに使うためのシリコンバンド。要するに丈夫なゴムバンドみたいなもので、DAPとアンプなどをひとまとめにとめておくための用具。長さ的にはDAP

にiPhone6 Plusをくくりつけても寸足らずという事ではないので、多少大きめのアンプ、もしくはDAPでも問題なし（さすがにDAP+DAC+アンプの三段積みはムリだけどｗ）。

DAPにつけるとこれくらいの余裕が

サイズの違うものを纏めてもシリコンの摩擦で結構動かない。

唯一の問題はcybercatがポータブルアンプを持っていないことだったりして．．．(^^ゞ