項目別の評価では散々なことを書きましたが、それでも私はWindows10に移行します。
何故かと言えば…
気に入らないなら変更すればいいじゃない!(`・ω・´)シャキーン
とういことが簡単に出来てしまうのもWindowsの良い所ですから。
とりあえず、私が毎回入れているフリーソフトをいくつか。
『かざぐるマウス』
必須ソフトの1つです。マウスジェスチャーというのはとても便利なものです。
昔は多機能なゲーミングマウスにいろいろ割り当てて使っていたのですが、
マウスジェスチャーを使い始めたらこちらの方が便利でした。
残念ながら開発元サイトが突然の消失により、もう開発も配布も正式には行われていません。
一応最新版はWindows10でも動きました。ただ、Edgeでは反応しませんでした。
『CLaunch』
ランチャーソフトです。
Windows10のスタートメニューのあれみたいなのを任意の操作で呼び出せます。
私は画面上どこでも右クリック2回で起動するように設定しています。
スタートメニューから開くより確実に早くて簡単です。
『Classic Shell』
スタートメニューを旧来のWindowsのように変更出来ます。
これはXP風ですが、7風にも出来ます。
これだけでWindows8以降の不満の大部分が解決してしまう人も多いのではないでしょうか。
他にも『Sizer』『Sleipnir4』などいろいろ入れていますが、
とりあえずマウスジェスチャーとClassicShellさえあればどうにでもなります。
Windows10では、設定関係はこのようなウィンドウから行うことになるのですが、
いきなりこんな表示に変えられても逆に訳が分からないと思います。
しかし、ちゃんとコントロールパネルも残っていますので、
何だコレ?という方はそちらから設定されると良いと思います。
(一部の項目に関しては設定の方からしか操作出来ないようですが…)
Windowsボタン+Xでいろいろ設定関係が表示され、更にPでコントロールパネルが開きます。
Windows XPと覚えましょう。皮肉なものですね。
やはりこちらの方が落ち着きます。
中身も変わっていないので、どこで何をするかもすぐわかります。
ずっとこれでいいと思うんですけどね。何故無理に変えようとするのか…。
こちらなら不具合が起きた時などに8や7、ともすればXPの頃の情報でも役に立ちます。
何しろその頃から殆ど変わってないですから。
ちなみに、Windows10には裏ワザで出現する「ネ申モード」というのがあります。
Windows7の頃にもありましたが、10でも搭載されているようです。
これを使うと、あらゆる設定項目がコントロールパネル以上にずらっと表示されます。
作り方は、まず新しいフォルダを作り、フォルダに特定の名前を付けるだけです。
「GodMode.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}」
「」内を一字一句間違えずにそのまま付けると、フォルダのアイコンが勝手に変化します。
アイコンの「のっぺり」感アップ
8の頃はまだデスクトップアイコンはそこまでのっぺりしてなかったのが、
10で一気にこんなことに。
いろいろなメーカーでのっぺりデザインが普及していますが、
最近はこういうのが人気なんでしょうか…私にはちょっと理解できません。
アイコンくらいなら変更するのも簡単なので、大した問題ではないですけどね。
特に酷いのは、説明もなく、起動してみないと何を意味してるのか分からないアイコンです。
Windowsの場合は名前が表示されているので、アイコンへの依存度は低めなのが救いです。
しかし、全てに文字が振ってあるわけでもなく…
例えばこれは新ブラウザ「Microsoft Edge」の右上にあるボタンです。
これでは押してみるまで何を意味しているかわかりません。
IEのボタンも名前は出ていなかったので、これも知名度が上がればこれで通じるのでしょうが、
知名度の低い段階では謎の記号です。一応マウスオーバーで簡単な説明は出ます。
出ますが、いちいち謎の記号を見つけてはマウスオーバーさせるのは非常に面倒です。
便利なようで詰めが甘い
これは新しいスタートボタンの中身です。
右側にはメトロ?モダン?そんな感じの例のボタンが表示されます。
これは標準状態ですが、表示を小にすると4分の1サイズにすることが出来ます。
よく使う物を並べておけば便利そうではあります。
よく使う物が少なかったり、本当に頻繁に使う場合はタスクバーに置いた方が良い気がします。
私もそうですが、人によってはランチャーを使います。
画面上どこであろうと即座に起動するため、スタートメニューに置くより便利です。
全てのアプリを押すとこんな感じで表示され、更に横の頭文字部分を押すとこうなります。
ついでに1つ「小」表示にしてみました。
頭文字が表示された分だけ、1ページに表示出来るアプリの数が少なくなります。
おかげで無駄に縦に長くなってしまっていますね。
検索の方も例えばペイントを探したとして、「へ」にはありません。
どこにあるかといえばWindowsアクセサリの中なので「W」です。
Internet Explorerを探しても「I」ではなく「W」です。
そんな感じで、何かの中に入っているようなものを探すにはあまり役に立ちません。
8よりは多少改善されたような気がするようなしないような…
OSは所詮OSであり、アプリケーションを動かす為の机です。
仕事で使う実用的な机に必要なのは、奇抜な形ではありません。
また、家で使うにしても突飛な構造で喜ぶのは昔の小学生の筆箱くらいで、
普通はありふれたシンプルな構造の机が好まれます。
引き出しの開け方が特殊な机とか作られても使い難いだけです。
そんな外見的な違いをアピールしなくても、中身は進歩しているんですから、
無理に訳の分からない変更を加えない方が確実だと思います。
商売だからわかりやすい変化を加えて新しく売りたいというのはあるのでしょうが、
それで不満を感じさせては元も子もありません。
Windows10の提供方法に対する苦言
自称最後のWindowsということですが、今回は今までとは違う部分がいろいろあります。
OSの中身に関しても多少違いはありますが、あの程度では別に驚くほどではありません。
見た目くらいなら、今までもフリーソフトで魔改造が可能でしたからね。
ブラウザが新しくなったといっても、IE以外を使ってきた人にとっては1つ増えただけです。
それよりも、個人的に最も気になったのは、提供方法やサポートに関することです。
今までは一般に提供される数か月前にはSA契約をした企業等に配布されていましたが、
今回はむしろ一般向けより遅れて配布されることになりました。
大手の製造メーカーなんかは少しだけ早く製品版を受け取っていたようですが、
その準備期間はとても短く、銀行関係なんかには渡されてすらいなかったのか、
発売以降も検証が終わらず、取引には使用しないように呼びかける事態となりました。
一般配布を遅らせれば済む話なのに、無理に同時に出す意味が分かりません。
今回は半強制的にアップグレードを迫るというやり方が取られました。
リリースから一週間程度でいきなりサービスパック的な物を出す発表があった通り、
まだバグも多くある状態のものをPCに詳しくない一般人にも入れさせるわけです。
本当に何をそんなに急いでいるのやら…
無料でアップグレード出来るのが1年間だからとはいえ、
8は勿論ですが7でもまだ数年サポートはあるわけですし、無理に入れるべきではありません。
人によってはそのままのOSで使うというのも十分アリです。
むしろ、メーカー製PCを使っているような人はそのまま使った方が無難です。
サポートについても情報が無く、今後のサポートがどうなるのかすら明確にはわかりません。
搭載されたPCが壊れるまでずっとサポートとか言われていた頃もありました。
今のところ最新の情報では2025年までということになっています。
http://windows.microsoft.com/en-us/windows/lifecycle
メインストリームサポートも今まで通り5年で終わると書かれています。
今後はずっとアップデートで~という話からすると、5年後はどうするつもりなのでしょうか。
ちょっと今回は迷走し過ぎているように感じます。
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購入金額
0円
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購入日
2015年08月02日
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購入場所
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