『FC DUALによるレトロゲームプレイをキャプチャしようと目論む、秘密結社積みゲー団。

下級幹部代理候補補佐見習いL2は、その計画に、重大な欠陥がある事に気づく。

それは、キャプチャ機器とPC上の処理から来る、遅延であった。

ボタンの反応が鈍いと、感じる程度の遅延。

だが、その差は、アクション、シューティングならず、RPGの移動にすら影響を及ぼした！

インドラの光では、余分に歩き過ぎてNPCに話しかける事すら出来ない。

スーパーマリオでは、ギリギリジャンプが画面を見てからでは、既に落ちている。

沙羅曼蛇では、射線を合わせたつもりが、通り過ぎている。

と、微妙な差が齎す被害は大きかったのだ。

そこで、RV-101なる外部入力可能なDVDプレイヤーをモニタ代わりにする事で、プレイ自体は成立するようになった。（ギリギリジャンプは技量的に遅延なくても間に合っていないｗ）

次の課題は、その状態でのキャプチャだ！』

という訳で。

FC DUALさんは、何と、S端子とRCAに同時出力されておりまして。

RCAをRV-101へ。

S端子をGV-USB2へ。

それぞれ繋いでやる事で、そのままどちらでも視聴できる状態となります。

ですが、S端子でファミコンソフトを写すと、映像自体は綺麗に映っていると思うのですが、画素が足りない為か、ちらつきが多く、目に悪いなあ、という感覚の方が上回ります。

実際のプレイは、RV-101を見て行うので、プレイ中には問題ないですが、録画された映像は、ちょっとチカチカしてしまいます。

そこで、RCAを分配すれば良いんだ！

と検索して、見つかったのが、この製品。

送料込みで300円。

安い！

効果のほどは、以下の映像にて。

余計なものを映り込ませない為に、縦撮りしていますので、見難くなっていてごめんなさい。

モニタにRV-101を立てかけて、同時に撮影しております。

動画左半分がGV-USB2通したモニタ側、右半分がRV-101へと繋いで流している映像です。

通常再生状態だと、分かり難い差ではありますが、デモ中の自機がターンする場面を一時停止すると、GV-USB2側が遅れている事が、分かる。ハズ。

これで、録画しながらプレイでギリギリジャンプに失敗する言い訳は出来なくなりましたｗ

画質、明るさなど減衰が感じられる事は無いですね。（右側RV-101の画質は分配無しでもこんな感じです）

FC DUALの背面の端子部分が狭くて、ちょっと挿し切れていない感じになっているのが減点理由ですが、まあ、これは、私のわがままでしょう。