同じスポーツバイクと分類されても、MTBがほかのクロスバイクやロードバイクと決定的に違うのは、その可用性の高さでしょう。

クロスバイクやロードバイクに比べて太くて丈夫なタイヤを備えているが故に、パンクやスリップに強い。これは普段の足として使う上で大きなアドバンテージです。

同僚とサイクリング

石畳の上や土の道でも気にせず走れるのも魅力です。実用上、通勤の途中や出先でパンクしちゃうと困っちゃいますしね。

とはいえ、パンクしない、て訳でもなくするときゃします。僕も気付かず踏んだ金属片（ホチキスの針のような）のせいで、翌朝前輪の空気が全部抜けてた、てことがありました。

ちなみにこのときは自転車屋さんでパッチあててもらって、500円で復旧しました。

反面、スピードはクロスバイクなどに劣ります。重量もそうかもですが、タイヤの特性とギアのレンジが原因なんでしょうか。具体的には最高速で45km/h程度（近所のサイクリングロードで計測）、通常の巡航速度は20km/h程度（街中／車道走行時）です。

車道でも頑張れば30km/h程度出せもしますが、ずっとそのスピードで、てのはしんどいです。

サイクリングロードではロードにぽいぽい抜かれますが、実運用上は20km/h出れば十分なので、僕は満足です。

ママチャリと比べるとこぐのが楽です。

同じだけこいでも進む距離は倍以上あるように感じます。

こいだエネルギーが効率よく車輪に繋がっていること、タイヤが良く転がって、推進力が減衰しづらいこと、が理由かな、と感じます。

またママチャリに比べるとサドルがだいぶ高いので、視界も広くなります。最初はバランス感覚がだいぶ違って不安定に感じますが、慣れればなんということもありません。