この画集を手に入れたのは、かなり最近の事でした。
発売当時は、画集を買うだけの予算配分と、イラストが好きでも、画集を買うまでは無いかな、という気持ちが有ったのです。
が、入手してみると、その素晴らしさにため息が出るばかりです。
特に鈴木氏の白眉だと思うのが、女の子のふにふにと柔らかそうな頬のラインと、半獣キャラの毛皮のもふもふ感です。
じっと見つめていると、「これ、触ったらもふもふして柔らかいんじゃないかな」と撫でてしまう位にL2さんには伝わってきました。
しかも、それでいて、メカニックのデザインも質感も素晴らしい。
「エリアル」「ディアスの少女」「狼たちの郷愁」などなど、魅力的なギミックや宇宙船、兵器が描かれています。
この二つの相反する質感をここまで魅力的に描けるのは本当に凄いなあ、と見惚れます。
ハイライトとしてホワイトで主線を入れるという手法、真似した事もあります。
L2さんの技量と色彩センスでは活用出来ないものでした。
鈴木氏のイラストに惹かれて購入して、お気に入りになった小説はかなりあります。
イラスト自体も魅力満点なのですが、更に、本文の魅力も余すことなく伝える力があって、素晴らしいと思います。
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購入金額
1,200円
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購入日
2013年頃
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購入場所
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