1チップマイコンを使ってBASICが動くコンピューターです。
キットが1500円(いちご)だったのも特徴です。
jig.jpの社長さんが教育用に開発したんですが、Facebook上でいい大人がよってたかって開発しています。
- CPUはCortex-M0の48MHz、つまり32bitマイコン
- 1チップでRCA出力、PS/2入力をサポート。すべてソフト的に処理してます。
- 今回組み立てたのは一番最初に基板化されたバージョンで、かなりちっちゃいのが特徴
- ワークショップで小学生が組み立てできるように、かなりシンプルです。
- BASICはソースコード1KBまでで、最大4個をマイコンのフラッシュメモリに保存
- 外部にEEPROMをつけて、127個もプログラムを追加可能
今回はMFT2015で購入した、Emerge+のアクリルボードに載せました。
アクリルボードが大きめに作ってあり、下半分にはブレッドボードを置くスペースが有ります。
手持ちのをおいてますが、もうちょっと短辺側の長いボードがおけそうです。
ファームウェアのアップデートが案内されており、最新バージョンだと入力ピンも出力に割り当てたり、マシン語を内包してBASICではありえない速度で処理をさせたりできるようになっています。
扱いきれて貧弱なスペックなので、これで望みを叶えるにはどうすればいいか知恵を絞れます。
そういうの好きな人におすすめです。
ファームウェアVer1.1b10
この間、新しいファームウェアが発表されました。
バージョン1.1b10、ベータ版扱いです。
バージョン1.0系から16:9の画面比率で動くようになりました。
0.9では4:3でしたが、改善されたようです。
ファームウェア1.1系では、マシン語が扱えます。
Cortex-M0系なので、1命令が16bitだそうです。
今までPOKEコマンドで設定してたのを、配列定義できるようになりました。
2進数で記述できますが、短縮する場合は数値化できます。
プログラムのサイズが1kBなので、詰め込むなら必須のテクニックです。
マシン語用の領域はリセットするまで初期化されないので、
1個目のプログラムでマシン語を定義して2個めをロード、
1個目のマシン語を使いながら2個目のプログラムが稼動、というパターンもできます。
段々と子供向けとはいいがたい機能が増えてきました。
ただ、現代のMSXといわんばかりにゴリゴリとやれるのは、なかなかおもしろいですよ。
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購入金額
1,620円
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購入日
2015年10月13日
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購入場所
秋月電子
yosyos888さん
2015/10/13
CPUを乗せ換えたので、もう一つ買わなきゃと思っています。
昔のパソコン少年にとってはたまらない題材ですね。
jakeさん
2015/10/13
乾電池の方が安全なのはそうなんですけどね。
aitendoは説明書がなくて不親切なのですよね……。
あのアバウトさが、「らしさ」があって嫌いじゃないですけども。
yosyos888さん
2015/10/13
周りに新しく電子工作をやりたいという人間がいたので、KUGADENのEXを勧めて買わせました。
パッチコさん
2015/10/17
jakeさん
2015/10/17
実はI2Cの読み書きもできます。
ブレッドボードでちょっとした実験にも適してます。