待ちに待ったZenFone2でしたが…日本版の価格に絶望したため、輸入しました。
このモデルは日本では発売されない物なので、単純に比較は出来ませんが、RAM4GBでCPUが一つ上のモデルが5万円弱、RAM2GBでCPUが同じモデルが4万円弱という価格です。ワンランク上のCPUとFOMAエリア(+メーカー保証)の為とはいえ、1万円追加となると…この手の物は入れ替わりも早いですし、あまり高い物は手が出しにくいです。
付属品はこんな感じです。マニュアルは読めそうで読めない、でも何となく意味は分かる言語で書かれています。USB充電器は日本では使えない形です。これ以外にEXPANSYSで購入するとオマケで安っぽい日本用2.1A対応充電器が付いてきました。
暫く使ってみましたが、期待していたほどの物ではなかったです。特にデザイン(見た目ではなく実用性)に問題があるように感じました。
アクセサリ関係もまだあまり売っていないので、そのへんが充実してくれば(スリープはケースの磁石で対応するとか)もう少し使いやすくなってくると思います。
アクセサリといえば、私は手帳型ケース派なのですが、Zenfone2用でよく見かける「画面側が大きく切り取られているケース」の意味が分かりません。ケースは保護するための物なのに、穴を開けたら意味がないのでは?
現時点で唯一のRAM4GB!
CPUは最上位の2.3GHzではなく1.8GHzですが、サクサク動くので今のところ不満はありません。
RAMの方は前に使っていたスマホは1GBだったため、いろいろ起動しているとメモリ不足になることも多く、メモリクリーナー必須でした。
4GBもあると重めのアプリを複数起動していても、常に1GB以上空きがある状態です。これならメモリクリーナーの設定を緩めても十分に足りそうです。
これは輸入版なのですが、国内版と違ってFOMAの電波は使えないそうです。FOMAエリアで利用したい方は気をつけてください。
ケースに入れるには向かないデザイン
背面は丸みのあるデザインですが、カバーを付ける場合にはこの丸みが邪魔になることもあります。平らな方が良かったです。
電源ボタンの位置や大きさも良くないです。ケースに入れると非常に押し難いボタンです。そしてちょっと硬い…爪で押さないと押せません。スリープの移行&解除はダブルタップで出来るので、毎回電源ボタンを押さなくても済みます。それがなかったら使い難くて仕方ないです。
ダブルタップで出来るといっても、アプリのアイコンがあれば当然そちらが優先で起動してしまいますので、ホーム画面の何もアイコンの無い場所でやらなければなりません。アプリ起動中なら、一度ホーム画面に戻らなければならないということです。さらに、ホーム画面の各ページに最低1マスはアイコンを置かない領域を作る必要もあるでしょうね。電源ボタンを押せば一発で済む事に2段階の行程(しかも押す位置も別)が必要というのは…設計ミスと言っていいと思います。
音量ボタンは不必要にデカく、しかも背面にあるため、ケースもその部分を大きく切らなければならず…何を思ってこういうデザインにしたのか理解に苦しみます。頻繁に使うのはどう考えても音量ボタンより電源ボタンでしょう。
バッテリーの持ちがあんまり良くない…?
まだ3日しか使っていないので何とも言えませんが、減りが早いように感じます。
消費している原因のトップがブラウザだったので、何かバグでもあって異常に消費しているのかもしれません。
詳細な使用量は、Sleipnir23%、セルフスタンバイ8%、Wi-Fi8%、AndroidOS5%、画面3%…といった感じです。流石にブラウザがこんなに消費するのはおかしいですよね…。
ブラウザ関係ではドルフィンブラウザも全く動作しませんでした。起動はするのですが、どこのページを開こうとしてもフリーズします。ドルフィンのアップデート待ちですね。
動作面では今のところ不満はありません。タッチパネルの反応も良いですし、画面も綺麗です。
高速充電に対応しているらしいですが、発動条件がよく分かりません。純正で付いてきたUSB充電器が台湾向けで日本では使えないので、純正品でやれば早いのかもしれませんが、汎用品の2.1A対応充電器(2種類試しました)で充電時の電流を測定すると、5V/1Aまでしか出ていませんでした。純正アダプタにはOUTPUT5.2V/1.35Aと書かれています。
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そろそろ使用開始から一週間ですが、やはりバッテリーの減りは早いように感じます。ゲームでもやろうものなら1~2分で1%減っていく感じです。この残量表示が正しいとすればですが。
前のスマホよりバッテリー容量は1.5倍になっているはずですが、使用出来る時間はあまり変わりません。バッテリー性能はそんなに変わらないとすれば、消費電力が上がったのでしょうね。
フルスペックのWindowsを搭載するならともかく、Androidを動かすにはAtomよりARM系の方が良さそうです。政治的な理由でAtomを選んだのか何なのか…。
輸入版なら安い
国内版はガッカリ価格でしたが、輸入版ならコストパフォーマンスは高いと思います。
ただし、輸入版なだけにサポートは期待出来ません。
輸入する場合は、本体+送料の他に税金等が発生します。関税はスマホの場合は0円ですが、消費税と地方消費税とFedExの手数料で合計2100円でした。商品を受け取ってから2週間くらいすると請求書が届き、コンビニまたは振り込みで支払います。全部含めると日本のRAM2GBモデルとほぼ同じ金額です。
必要十分
ASUS独自のアプリもいくつか入っていますし、一般的な機能は全て含まれていますので、特に問題はないかと思います。デュアルSIMも使う人にとっては便利でしょう。
おサイフケータイは付いていません。私は元々使っていなかったので、付いていなくても何とも思いませんが、使っている人からすると無いと不便らしいです。
持ち歩くには良いサイズ
画面は5.5インチとスマホとしては最大クラスです。ファブレットと呼ばれる場合もあります。
画面が大きいだけにブラウザ利用時の視認性も良く、ブラウジングがはかどります。かといって7インチクラスと違って胸ポケットにも入るサイズなので、携帯性と視認性のバランスではこのくらいのサイズが良さそうです。もう少し幅があってもポケットには入りそうなので、アスペクト比16:10の画面にしても良いかもしれません。iPad miniなんかは確かスクエアに近い比率でしたね。
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購入金額
37,320円
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購入日
2015年04月20日
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購入場所
EXPANSYS
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