NZXTといえば、PCケースやケースファン、簡易水冷CPUクーラーの開発販売をしているパーツメーカー。そのNZXT製となるモニタリングソフトがCAM。
http://www.nzxt.jp/support/cam/
Ver.は2.0でUIがだいぶ変更されているようですが、以前のVer.は知らないのでどのように変わったのかはわかりません。まぁ、見やすいんじゃないですか? すべての情報を一括確認とはいきませんが、一番重要なCPUとGPUの温度はハッキリと確認できます。
インストールしたPCはA10-7850Kを搭載したマシン。しっかりとCPUの温度が表示されています。AMD系のCPU&APUの場合、既存のモニタリングソフトではプロセッサの温度を取得できなかったり、取得できていてもマイナス表示だったりとおかしな状況になることが多いのですが、これはちゃんと取得できているようです。そしてA10-7850Kがどれだけヤバイ発熱なのか初めて確認。慌ててCPUクーラーの交換やケースファンの追加、エアフローの改善など行いましたよ。
独自機能もあって完成版が待ち遠しい
詳細欄はタブで切り替え可能で、マザーやメモリ、HDDの状況も確認できます。ちょっとケースファンの回転数が間違っているんじゃないかと思っているのですが、サイレントモデルだからこんなものなのか? マザーのファン制御を調整する必要がありそうです。
面白いのがOverlay機能。
ゲーム画面にモニタリングした情報を表示する機能です。FPS以外にも、CPUやGPUの使用状況が表示されます。フルスクリーンでゲームをしていると、チェックしておきたいPCの状況が確認できなくなりますが、これならプレイしながら確認できます。
BETA版ということで、動作は確実ではなさそうです。World of Tanksで表示されても、World of Warshipsでは表示されないというような感じです。
デザイン優先で、モニタ画面を専有するUIやオンラインでサインインが必要だったりと、不満点もいくつかありますが、APUでコア温度を取得できているのは大変ありがたいソフトです。おかげさまで、夏はもう少し先だというのに今からPCの冷却に頭を悩ませていますよ。
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購入金額
0円
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購入日
2015年04月28日
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購入場所
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