スマートグラスやウェアラブルカメラは近未来的なデバイスなので、入力インターフェースもタッチ方式になっている製品も市場には多く見受けられます。ボリュームの上下は本体を指でスライドさせたりするやつ。カッコイイんだけど、何かの拍子に触っちゃったりした際に誤作動したり、一目で状態が分からないという欠点があるのですが。
この HX-A1H は物理ボタンが採用されており、堅実ですね。とても分かりやすく、使いやすい。
映像は高品質で、パナソニックが強い「手ブレ補正」機能は未搭載ながら、満足のいく映像作りができます。
軽量にするため、カメラと機能処理(いわゆるコンピュータ部分)を別にするコンセプトも多く、その場合はスマートフォンと連携して利用するというのが多いですね。コストを下げるのはできるのですが、今度は通信規格や、多種な端末に対応できるソフトの問題が出てきて、うまくいかない。
結構まだまだ技術的な壁が存在する部分で、プロセッサーの小型化のスピードも鈍化した現代技術において、いよいよ「科学は魔法ではなくリアルだった」ことを思い知らされます。
未完成
本体は軽量小型で装着しているのを忘れるほど。
おそらく購入者のほとんどがライダーで、ヘルメットや車体に装着して走行記録用に使用している人が多いかと思います。
一番有名なところでは「ZIP!」のマーティンが食レポで頭の横に装着していますね。
実撮影時間は 30分 ほどなので、利用シーンはかなり限られるはずですが。
(撮影してなくても1時間ちょっと)
タフな設計と、弱い本番力
防水・防塵な上に、耐寒・耐水深・耐衝撃性を機能として謳われており、タフな設計です。
かと思うとまだまだソフトウェア面は弱く、思いもよらない動作をすることもあります。
使用する機能にもよると思うのですが稼働時間は少なく、ウェアラブルといっても外部電源が必要です。そのあたりはちぐはぐな印象を受けます。
※発売直後はエラーが多発しユーザーから不満の声があがっていたものの、今ではファームウェアのアップデートにより解決されているようだと思います。
どうとも
外国製の安価な製品があり、そちらと比較するべきなのか?
国産高品質を求めるなら、納得のコストだと思います。
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購入金額
30,000円
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購入日
2021年10月10日
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購入場所
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