キットなので、まずHDDを取り付けなければいけません。

本製品は、ホットスワップには対応していませんので、蓋を開けてHDDを取り付ける必要があります。

写真を撮るのを忘れましたが、HDDベイは2段になっていて、HDD1台につき片側2個、両側で合計4個のネジで固定する必要があります。

電源を投入したら、あとはPCからの操作になります。

Web Assistantというツールを使用することで、LAN内にあるNASを自動検索して、インターネットから最新のソフトウェア(DSM)をダウンロードしてNASにインストールすることができます。

そして初期設定です。

・DSMのインストール

・デバイス名、管理者アカウント、パスワードの設定

・ユーザーの作成

・外部からのアクセスを可能とするためのQuickConnectIDの設定

などを行います。

次にRAIDの種類を選んで、ストレージプールを作成します。

ストレージプールの作成が完了すると、DSM上でパッケージやメニューを確認することができるようになります。

この画面からコントロールパネルを開くとフォルダの管理やユーザーの管理、各権限の設定などができます。

フォルダやユーザーを作成してやればOKです。

共有フォルダとしては最初から「music」「photo」「video」が用意されているので、写真や動画はそちらに放り込みました。

それ以外に家族で共有するフォルダを一つ作ってみんなで共有できるようにしました。

家族分ユーザーを作って、ユーザー名とパスワード、そしてQuickConnectIDを通知してやると、無事にみんなで共有することができるようになりました。

LAN内であればSMB対応なので簡単にアクセスすることができます。Windowsであればネットワークに表示されるし、ショートカットも作れます。さらにネットワークドライブにしてしまうことも可能です。

外部からのアクセスには「Synology drive」というアプリが必要なのですが、とりあえず目的は達成できました。もちろん各ユーザーには自分しか見ることができないフォルダも存在するので、「人に見られたくないけどとっておきたいもの」とかを入れておけば安心です。

スマートフォンやiPadのSynology driveアプリにはスケジュールの機能もあるので、定期的に写真や動画をこのNASにバックアップすることもできます。

まだ導入して10日ほどしかたっていませんが、今のところ安定して共有できています。

ただ、使ってるHDDがお古なので、壊れた時のためによりサイズアップしたHDDを用意しておかないとな～