そもそも、コップって何?
オランダ語で“ kop”、ポルトガル語で“copo”、英語で“cup”
コップという名前の定義も広がり方も、調べたのですが実は難しくバシッと明確にできず。(広辞苑でも明確になっていない・ネットでも諸説があったり。。)
ズック=オランダ語で“doek”に近い感覚の親しみのある言葉なのですが。
細かいよ!とツッコミ入れられそうな始まりでごめんなさい。
↑こちら、先日モチモノ登録したのですが。
(コップじゃなく、グラスって言ってるし!グラスとコップの違いも良く分からないのですが。)
“顔のグラス”・・・からの、モチモノ登録です。
コップはさておき、今回のフチ子さんは兎にっ角、素晴らしい!!
フチ子さんLOVEを公言しているのですが、私の中でフチ子さんなら何でも良いわけじゃなくて。
コラボもの、、は、実はあまり食指が動かず。。
(ふなっしーや、キティちゃんはスルーしました。)
そんな中で、“おぉ!”と待ちに待ってたのが、この“コップのフチの太陽の塔”
(フチ子コラボ反対を、軽く覆されました・笑)
このコラボ、何がすごいかってフチ子さん自体が登場しない岡本太郎ワールド全開さ!
そして、かつてこんな可愛い太陽の塔があったのだろうか?
(太陽の塔のロボ、という切り口も好きだったけど。)
これは絶対に欲しい!と手ぐすね引いて待ってたのですが、なかなか田舎ではガチャポンの取扱いがなく。。
えい!と、ネットで大人買いしちゃいました。
桜の咲く前に、梅の花と撮影。
『ひっかかり太陽の塔』う~ん、鉄棒みたい。。
『乗り越え太陽の塔』レンジャー部隊みたい?
『振り向き太陽の塔』逆腕立て伏せ?
『腰かけ太陽の塔』上腕二頭筋がモッコリ・・・
『逆さひっかかり太陽の塔』スープレックス的な・・・
ジャーン、『コップのフチの太郎』これ、ハズレだと思っていませんか?(笑)
岡本太郎氏といえば手前の、目をひん剥いた表情が印象的なのですが・・・
今回の造形は、もっと若い頃の目をひそめて彫刻に挑む、貴重な岡本太郎氏の雄姿!
(参考:“岡本太郎アートピース集 光の饗宴” 海洋堂制作のガチャポンより)
コップのフチにうまく立たないけど、実はすごくキリリとした雰囲気が出てます。
(おなかも、少し出てます。。失礼)
シークレットに、思わず涙!
前述に、“今回ふち子さんは不在”と書きました。
私は、最初てっきりシークレットは“フチ子と太陽の塔”だと思ってました。
良くみると、この女性、、少し古めかしい感じもあって(スカートもロングだし!)リーフレットを確認すると、
“敏子さんと太陽の塔”
少しばかり解説を。
岡本太郎氏は、思想的に結婚制度に反対派でした。
実質奥様にあたる敏子氏と、形上は婚姻関係を結ばず養子縁組(おそらく相続の関係で)を結んでいました。実際には、お二人はごく当たり前の夫婦関係にあったそうです。
(敏子さん、太郎氏没後TVにも出演されてました。)
今回フチ子さんの出番はなく、
岡本太郎氏の永遠の恋人、敏子さんの登場、、泣かせます。
『敏子さんと太陽の塔』 手と手を取り合って、、ラブラブじゃないですか!
ただ、太陽の塔の頭が下に垂れてるのは、
岡本太郎氏の言葉の中に『綺麗と美しいは正反対、醜いものほど美しい!』とあるのですが。
苦悩の日々の太郎氏を、敏子さんが支えていた、、ということなのでは?と勝手に解釈。
太陽の塔の顔は、現在(中央)・過去(背中)・未来(てっぺん)の3つの顔を併せもつモニュメント。
この、敏子さんと肩を並べる太陽の塔は、芸術家・岡本太郎氏へのメタファーなのではないでしょうか。
(参考: グラスの中の太陽の塔 “岡本太郎 アートピースコレクション第2集(復刻版)”
海洋堂制作のガチャポンより)
このコップで飾りたくなる!
岡本太郎氏作の“顔のグラス”のフチに飾ってみました。
太陽の塔と、敏子さんが寄り添うような後ろ姿に、思わずホロリとさせられます。
..... to be continued (後編につづく)
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購入金額
0円
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購入日
2015年04月13日
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購入場所
KAOさん
2015/04/14
コップとの相性も抜群ですね。
アストロマンティック☆さん
2015/04/14
コメントありがとうございます☆
シークレットの敏子さん、表情がフチ子さんと微妙に違うんです。
(ピアスも、銀じゃなく白だったり。あと髪型も微妙に違ったり。。)
“コップのフチの太陽の塔”が発売されると知った時から、
この組み合わせがしたかったんです。
あ、KAOさんの“コップのフチの太郎”
・・・ハズレだなんて言わずに大事にしてください!(笑)