パナソニックの2番組同時録画可能な1TB HDD搭載ブルーレイレコーダーです。
公式の商品ページ
細かい仕様では、Blu-rayディスクは片面2層、カートリッジなしのDVD-RAMも対応しています。
IEEE802.11 a/b/g/n対応の無線LANが内蔵されています。
SDカードスロットなどから再生できる動画はMPEG4のみでした。(MPEG2再生不可)
コンパクトなサイズ
本体サイズが(幅×高さ×奥行)430mm×41.5mm×179mmと非常にコンパクトです。
特に奥行きはケーブルを接続しても25cm程度で、薄型テレビに合わせた奥行きの狭いテレビボードにも余裕でおさまります。
背面を見ていくと、ビデオ系の接続端子はHDMI出力とアナログRCA(黄赤白)入力のみです。
光デジタル(S/PDIF)はありません。
ほかにはアンテナ端子、外付けHDD用USB端子があります。電源部分は内蔵されています。
前面にはディスクスロット、B-CASカードスロット、SDカードスロット、汎用のUSB端子があります。
サクサク動く操作感
操作感はサクサクと動作していて特に引っかかりを感じることはありませんでした。
基本的に見る番組を都度予約するタイプの使い方をしています。予約の仕方は少し複雑ですが、キーワードで出来たりと細かく設定することもできます。
番組表も見やすいのですが、Gガイドの広告が上部に表示され、表示領域が勿体無いと感じます。(Panasonicは昔からです)
写真のバックアップ用途に使いやすい
本体前面にはSDカードスロットがあり、JPEGの写真、MP4の動画を再生、取り込みすることができます。
リモコン操作で、写真のHDDへの取り込み→Blu-rayディスクなどへの書き出しをすることができます。
この状態で写真データはSDカード、レコーダー本体のHDD、Blu-rayの3か所に保存されており、3-2-1ルールのバックアップに近いことが簡単に出来ます。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atclact/active/15/061600067/071600006/
よくあるフォトストレージと比べると機能的には劣りますが、そのぶん、光学ディスクに書き込みが出来るという利点は覚えておくと良い機能だと思います。
スタンバイ時の消費電力は設定により大きく異なります
エコキーパーで消費電力を測定してみました。
- 消費電力通常時 16W
- クイックスタートモード標準 14W
- クイックスタート切 5-6W→しばらくしたら1W 無線、有線関わらず
- クイックスタート入 5-6W
- 宅外リモート接続 5-6W
- お部屋ジャンプリンク入 5-6W
- ドアホン 5-6W
- ファイル共有 5-6W→14Wのまま下がらない事がある
- ビエラリンク録画待機 4W
基本的に24時間電源を切らない家電ですので、少ない消費電力でも電気代に影響してきます。すべての機能をOFFにしないと、1W程度の消費電力にはなりません。
LANの速度はおよそ40Mbpsで頭打ち
ファイル共有機能の転送速度を測定しました。
- 本体11a無線倍速(MIMO)あり 約26Mbps
- MZK-MF300D-有線経由 11a倍速 約38Mbps
- PCから有線約38-40Mbps
無線LANだと処理が重いのか、有線LANと比べて速度が落ちる傾向があります。
また、無線LANはテレビボードなどに入れると障害物になり、大幅に速度が落ちる傾向にありました。
小型の筐体ですし、出来れば外から見える位置に置くほうが良いようです。
家のメディアサーバー
レコーダーとして買ったのですが、SDカードスロットがあるため、写真、動画ストレージとして使い勝手が良いです。バックアップ面でも、ディスク書き込みができる特性をうまく生かしていると思います。
大きな画面のテレビで写真や動画を再生することができたので、高齢者にも好評でした。
PCの操作が苦手であったり、手間をかけたくないという方には、メディアサーバー、バックアップ手段として、良い製品だと思います。
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購入金額
50,000円
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購入日
2015年10月頃
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購入場所
Joshin Web
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