某所のレビューで頂いたNAS。
公開から1年半ほど経過したので、こちらでも登録。
NASといえば大抵はLinuxを搭載していますが、こいつはMicrosoft Storage Server 2008 R2 Essentialsを採用しているのが一番のポイント。
CPUはAtom D525 1.8GHz 2C/4T、メモリは2GBを搭載しています。
intelの82574L Gigabit NICを2つ積んでいるのもポイント高いです。
結構パワフルなNASだと思います。
Sentinel DX4000の便利なところは
・WindowsサーバーなのでEye-FiクライアントなどのWindowsアプリが動く
・LANが2つあるのでTeamingが可能(100MB/s以上をたたき出せる)
・電源も冗長化されていたりする
といったあたり。
デメリットは
・Windowsなので定期的にメンテしないとね…
・アンチウイルスソフトのインストール必須
といったところでしょうか。
一番便利なのは、やはりEye-Fiのクライアントが動くところです。
Eye-Fiカードを入れっぱなしのNikon D90で撮影すると、すぐにNASが勝手に取り込んで、NAS上のディレクトリに保存してくれます。
PCの電源を入れて無くても勝手にやってくれるのはきわめて便利。
アンチウイルスソフトはESETが動きますので、コストも安くて便利です。
Windows Server向けのアンチウイルスソフトである必要はありません。
他にも、iSCSIサーバーとして使えるのでクライアントPCがディスクレスで動くとか、Windows ServerなのでActive Directoryとの連携が超簡単だとか、いろいろメリットもありますが、個人用途だとあまり関係ないですね。
メモリが2GBしかないのでそのままではハードフォールト発動しまくりですが、4GBに増やすと常駐アプリを入れておいても安心です。
メンテナンスはWindowsなのでリモートデスクトップ接続すれば簡単に行えます。
普通にWindowsが動いていますので、その気になればMicrosoft Officeとかも入れられます。
とにかく、Eye-Fiとの連携が最高なNASです。
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購入金額
0円
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購入日
2015年02月07日
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購入場所
Vossさん
2015/02/07
ただ、Windows使ってるということはウイルス対策とかも2008準拠・・・?
ちょもさん
2015/02/08
言われてみれば、NASっていうよりもスモールサーバーですね。
ウイルス対策、もちろんWindows Server 2008準拠でございますw
ESETがインストールできたから良かったものの、エンタープライズ向けアンチウイルスソフトを別途買わないとアカン、なんてことになったらお金かかりすぎです…