レビューメディア「ジグソー」

Raspberry Pi MODEL B+用DAC

TIのPCM5102 を用いた Raspberry Pi MODEL B+に直結可能(ドータボード形式)なハイレゾリューション対応のオーディオ用 DAC

http://easyaudiokit.hobby-web.net/bekkan/manual/DAC51X2MINIBPLUSmanual.pdf

 

■ESSのES9023を用いた SebreBerry+ との音質対決がしたい。

 

■Raspberry Pai B と IrBerryDAC の組合せとも比較してみたい。

IrBerryDACから5Vを複数コンデンサで安定させRPi B(非スイッチングレギュレータ)に供給、DACチップへはローノイズレギュレータで3.3Vを生成したこれと、RPi B+(スイッチングレギュレータ)からの3.3V電源(独立給電も可能)だがデータはアイソレーションしてあるのと音的に優位差はあるのか?

 

※アイソレータICも安く入手してる事だし( ^ω^)・・・

 

※SeberBerry+の作者であるたかじんさんによると、

 PCM5102とES9023は良し悪しじゃなく、かなり性格が違うとの事。

 

ならば、両方Raspberry Pi MODEL B+に載せて、切替えて使える様にしようと。

瞬時とは行かないが、タブレット/PC上のVolumioのPlybackから簡単に切り替えられる。

(ただし、アンプに送るLINE出力はスイッチで機械的に切替える必要がある。)

Raspberry Pi B のUSBに接続したSD398と、直接搭載したIrBerryDACが出ている。
Raspberry Pi B のUSBに接続したSD398と、直接搭載したIrBerryDACが出ている。

 

と言う事でSeberBerry+注文した後にポチってたら、

入金案内待機中(アイソレーター無しkit \2,400+送料 \360=計 \2,760)なのに、

先に物が到着したw

>案内は荷物と同梱だった。(何と言う、人を信用した頒布活動!)

 

□ケーシングは検討済み

下段:RPi B+、中段:DAC51X2 MINI BPLUS、上段:SeberBerry+

3段重ねでもいつものタカチHEN110412Bに充分入る。

(上部クリアランス8.51mmは、小ターミナル端子でも入らないので注意。)

 

■試案1

DAC51X2 MINI BPLUS上に用意された拡張40ピンにSeberBerry+を載せる。

>この場合RPiの40ピンと結んでいるだけなので、

 SeberBerry+は電源3.3V・GND/信号3本はアイソレートされない。

■試案2

DAC51X2 MINI BPLUSのアイソレート後の信号3本を受けられるようにしてみた。

(電源は綺麗な外部電源から2つのDACに引けば良い。)

アイソレータ別基板をわざわざ作らなくても済む。

(まあ、SeberBerry+単独構成用に作るだろうけど…)

 

 

 

20150205

■試案3

どうせ切替えるなら、外部USB-DACのLine-INも含め4極x3種を

手頃なALPSロータリースイッチ(パーツ捜索しなきゃ)で切替えられたら良いかも。

綺麗な外部電源使うなら内部の「Susie改」は要らないだろうし、

SeberBerry+の基板下は少し大きい電解コンデンサも付けられるように開けておくかな。

 

 

20150207 ケース加工まで到達

■RPi B+ に DAC51X2 MINI BPLUS を搭載しただけ。

 ジャンパーピンはRPiとDAC供用、データ3本もアイソレータには行かない設定になっている。

■RPi B+ に DAC51X2 MINI BPLUS を搭載し、更に SeberBerry+ を搭載。

 DAC51X2 MINI BPLUSは電源/データのアイソレート可能だが、

 SeberBerry+ はRPiから、アイソレートされて無い電源/データを直接受けている。

  

 

 

 

20150209 音出し→いろいろ試行錯誤

 

まず最初にアイソレーターの威力超凄い!

 

 

■基本仕様

 電源平滑C:SILMICⅡ 6.3V470μF(デフォルト容量100μF)横倒し

       ※上にSeberBerry+が載らない場合はOS-CON 16V1000μFの場合あり

 LPF:ニッコーム 470Ω/WIMA 2200pF

    (デフォルト定数=データシートと同じ=IrBerryDACのデフォルトもこれと同じ)

 外部電源:ウォークマン・プロの6V1Aアダプタ(旧いのでトランス電源、無負荷時7.5V出てる)

      ↓

      TPS7A4700で6Vを3.3Vに降圧

      ↓

      DAC基板電源入力端子にファインメット・ビーズ組込み

      完全な外部電源に比べる事は出来ないが、省スペースでここまでやればOKでしょ!

 ※オリジナルと違う改造や試行錯誤過程細かい事は省いてます。

  後で、詳しくは備忘録的に追加するかも知れません。

 

■アイソレーター無しで試す(RPiから電源供給)/アイソレーター有で試す(外部電源)

 

 

 RPiから電源受ける場合はSeberBerry+>>これ(DAC51X2 MINI BPLUS)

 アイソレーター通すとこれのPCM5102の音がSeberBerry+(高解像度/ハイスピード)と

 特別が付きにくい程、精細度が増し先鋭化。これの方が少し当りが柔らかいかなと言う程度。

 

 どちらも現代的な音、高性能だが潤いや響きとは違う方向。

 特にこれはPCM5102なのに柔らかさ※が出ないで

 ※IrBerryDACは設計者たかじんさんのチューニングでそこら辺が見事でオールマイティな音

 高精細度なのは、SeberBerry+と棲み分けにならない。

 (同じ筐体に二つDAC収めた意味が無くなる。)

 

 

20150211 アイソレータが効果あるので欲が出てここまで到達

■音響用コンデンサ/高価wなLPF投入

 電源平滑C:KZ 25V1000μF 特殊基板自作の上横倒し

       これだけで色は付いちゃうんだけど、音楽性相当UP

       エージング不足のせいもあるが、ちょっと過剰/荒いか?

 

 駄目押し

 LPF:VSR 100Ω/ECHU 0.01μF

    (IrBerryDACの最終兵器を移植、定数はIrBerryDACレビュー参照)

    柔らかさ/しなやか、精細、空間/空気感、弦の響き/余韻全てUP

    クラシックが本当に聴ける、ロック/JAZZもいける。

 これは、うちでは電源分離できてない/アイソレーターの恩恵が受けられないSeberBerry+と

 比べるのが酷な好環境になってしまってる=当然色々上回る。

 

 是非、電源分離/アイソレーター有りのSeberBerry+を鳴らしてみたいものだ。

    

 

20150212 本来目指しているもの(未達成)

■RPi(一段目)→DAC51X2(二段目)→SeberBerry+(三段目)と重ねて

 アイソレートされた電源/信号の二台(DAC51X2 / SeberBerry+)を切り替え、

 性格/音質の違いを便利に活用して楽しむ…

 どちらのDACもスペース上許される範囲のチューニングをして…

 まずやって見た事

  3.3V/GND、アイソレート後の信号x3本をDAC51X2から引出す

  RPi(親)→DAC51X2(子)→SeberBerry+(孫)
  単純に引き出しただけでは駄目でした。

  

  同時に動いてるのが悪いのか?

  外部給電では無くRPiからの給電では二台とも動いたんだけどなあ…

  3.3V/GND、信号x3本が並列でぶら下がってたからか?

  RPi(親)→DAC51X2(子)

       →SeberBerry+(子)

  (DAC51X2には40Pの並列ソケットが外部機器接続用に用意されている=だから2列ある)

DAC51X2 3.3V切離し加工前 裏(再現)→動かず

 

 次に
  アイソレーター出力partには常時外部給電、DACはいずれか一方だけ外部給電する

  (フロントパネルにトグルスイッチ着いた理由)

  外部電源3.3V/GND、アイソレート後信号x3本の5本を切替え
  RPi(親)→DAC51X2のアイソレーター(子)→DAC51X2(孫)
                        →SeberBerry+(孫) 

  

 

  3.3V切離し加工後 表/裏 →未だ動かず

  +3.3Vをトグルで切替えでGND共通、赤リードなし黒リードのみになってる         

  斜め茶/赤リード線(本来目指してる物の画像参照、この画像では斜めジャンパ)は、

  アイソレーターとDAC51X2の3.3V切り離しの為の加工。

 

20150212 普通の三段重ねはどちらのDACも動く

■DAC51X2上の40Pの並列ソケットにSeberBerry+を載せた

 RPi(一段目)→DAC51X2(二段目)→SeberBerry+(三段目)は

 どちらも問題なく動きます。

 ・DAC51X2はJジャンパで、

  アイソレートなしRPiからの給電、アイソレート有の外部給電共動く。

 ・SaberBerry+は単なるアイソレートなしRPiからの給電だが問題なく動く。

  ただ、DAC51X2挟まない素の組合せと同じ。

 

20150218 アイソレータ通しの両方のDAC動作成功!!

TPA7A4700で作っている3.3Vを3.5Vに変更

 →アイソレータIC=SI8440Bは5.5V、DAC=PCM5102は3.9VまでOKとデータシートを読んだ。

  PCM5102が心配だったが、今の処異常発熱や煙が出たりはしていないw

 SaberBerry+のレギュレータ直後のコンデンサの足に接続

 →レギュレータは3.5V作るために入力は若干でも高くないと動作しないだろうから

  (レギュレータの品種判らないので具体的に必要な電圧差は不明)

  3.5V作った直後のポイント(SaberBerry+の裏、茶色いSilmicⅡの足)に印加した。

 

 

 これもひとえに、「たかじんさんの助言」のおかげです、大感謝!

 

 

 DAC51X2/SaberBerry+とDACが違いは勿論だが、

 SaberBerry+のアイソレータ有/無(加えてRPiからの電源か/綺麗な外部電源か)でも、

 音ちゃうね~!!

 LPF:VSR/ECHUにして更にアイソレータ通したPCM5102は

 弾む音楽スムーズな音の繋がり(ES9023比)に加え、音分解能や空間の表現も手に入れた。

 

 ここからの詳細は↓こっちに書きましょう!

 

  • 購入金額

    2,760円

  • 購入日

    2015年02月01日

  • 購入場所

    お気楽オーディオ資料館

21人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (42)

  • yosyos888さん

    2015/02/03

    いろいろレポート楽しみにしています。
  • mr_osaminさん

    2015/02/05

    うあ!

    どんどん構想が進んでいる。
    藤原さんがCS4398のDAC基板検討中なので、それも搭載とか?
  • CR-Xさん

    2015/02/05

    何処までやるか判りませんが、構想と言う事で…w

    藤原のは通常81x120じゃなく、その1/2サイズ何ですね!
    DAC基板だけ小さいけど、これはI/V変換とかいつものフル構成に近くなりそう?
    RPi含め、これで1つのシステム構成作る用かな、アドオンじゃ済まない。
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