レビューメディア「ジグソー」

RaspberryPi B+ と組み合わせて使う ES9023搭載のDAC 基板

SabreBerry+ (セイバー・ベリー・プラス)

http://nw-electric.way-nifty.com/blog/sabreberryplusj.html

 

■特徴 

+ ESS社 ローコスト、低ノイズ、高性能DAC ES9023を使用 

+ 192kHz 24bit までのハイレゾ対応 

+ Raspberry Piの上に直接乗せる小型ドーター基板 

+ 低ノイズ、ディスクリートNon-NFB レギュレータ電源搭載 

+ 低飽和、低オン抵抗、高電流の新世代トランジスタ BISS 

+ ±10ppm 高精度、低ノイズ発振器 

+ パナソニック 高性能フィルムコンデンサECHUをフィルタに使用 

+ タクマン オーディオ用金属皮膜抵抗REY25をVリファレンスに使用 

+ 最適化された基板パターン 

+ 部品は全て実装済み (好みのRCA端子や3.5mmジャックを接続するだけ) 

 

■ES9023のスペック 

+ ダイナミックレンジ 112dB (SabreBerry+基板の実測値 111.4dB)

+ 出力レベル 2.0Vrms

+ 出力コンデンサ・レス

+ ポップノイズ・レス

+ ESS社独自のジッターエリミネータ回路搭載 

 

 

RaspberryPi B と組み合わせて使う PCM5102搭載のDAC 基板(IrBerryDAC)が

Volumioで非常に快適/高音質で使えてるので、もう一台と思ってたら…

たかじんさんがRaspberryPi B+用のDACを用意されてたので、

今か今かと待っていた頒布開始されたので、即注文!

 

 

■ケーシング試案1

 

※この図は、SaberBerry+の実態が出る前の情報もとにしてますので、

 実物と異なる場合があります。

 (現時点でLine出力のR/Lが図は逆になってる。)

 

この案

 

 

20150205着荷

本当に小さい基板です、Line-OUT用意してRPiにアドオンするだけなのも素晴らしい。

DAC51X2 MINI BPLUS と同時進行になったので、合わせてご覧ください。

 

RPi→SaberBerry+(スイッチングACアダプタ5Vで動いてるRPiから3.3V/5V給電)時

素の状態の音は、ハイスピード&高分解能でびっくり(PCM5102比)、とにかく元気!

 

 

■試案3ベースで進行中

 

 

 

 

20150207 ケース加工終了

 

 

Raspberry Pi B+ に SebreBerry+ を載せた最小構成

リアパネルは一部端子未装着、LAN/USB差込んだだけで動かないくらいピッタリ穴開け

電源はRpiのmicro-USBからのみ

 

 

 

Raspberry Pi B+ / アイソレータアドオン基板(自作) / SabreBerry+ の3段構成

(試案1タイプ)

電源はRpiのmicro-USBからとアイソレータ出力段以降のクリーン電源の2つが要る。

 

 

 

20150212 RPi→アイソレータアドオン基板(自作)→SaberBerry+の三段重ね

       (試案1タイプ、この時点では動かせてない)

 

ユニバーサル基板(60×40) [UPCB60X40D]

http://www.aitendo.com/product/9781

 

ピッチ変換(1.27) [IFB-16P-SOD]

http://www.aitendo.com/product/1509

SHOP画像では「青」だが、実際に手元に来たのは「紫」

 

デジタルアイソレーターIC

 

 

 

 

アイソレータアドオン基板 表/裏

 ユニバーサル基板(緑):コネクタピンと配線

 SOIC16変換基板(紫):SI8440B(pin1-2/15-16にチップ積セラ0.1µF)と直近配線

 

 

ユニバーサル基板(緑)とSOIC16変換基板(紫)を合体 

 

さらにSaberBerry+を合体(これをRPiに載せて完成)

 

この時点ではアイソレータ出力段/SaberBerry+に外部電源+3.3Vをかけていた為

DAC51X2 MINI BPLUSのコメント欄での顛末に詳しいが、

SaberBerry+はRPiから+5Vを取り基板内で3.5V/3.3V生成しており、

3.5Vの動作電圧に足りて無かった模様。

 

外部電源から+3.5V印加で動作成功後は、基板の色が「赤」に変わっているが

SI8440-B-ISに記しているので、そちらを。

SaberBerry+内部の電圧生成使わないで直接外部電源接続の場合は

下記(20150219)の様に印加位置に留意の必要があり。

外部電源+3.5Vなら赤強調線(私の取った手段)

外部電源+5V(SaberBerry+内部の電圧生成使う:たかじんさんによると性能の良いものらしい)なら紫強調線

を加え、アイソレータ出力段への印加を+3.3V配線から3.5Vまたは5V用に改めればOKの筈。

 

 

20150219 RPi→DAC51X2 MINI BPLUS→SaberBerry+の三段重ね(試案3タイプ)

 

DAC51X2 MINI BPLUS/SaberBerry+共アイソレータ通し音出し成功!! 

左上:DAC51X2 MINI BPLUS 中央:RPi 右:SebreBerry+

左下:TPS7A4700レギュレータ(ストロベリー・リナックス製)

 

RPiにDAC51X2 MINI BPLUSを載せる

DAC51X2 MINI BPLUSのline出力/電源、SebreBerry+のline出力接続

 

DAC51X2 MINI BPLUSの上に独自に用意した端子にSebreBerry+を載せて完全態

SebreBerry+のレギュレータ直後3.5V作った後のポイント(コンデンサ+側足)に+3.5V印加
入力段はRPiからもらってる3.3Vのまま


DAC51X2/SaberBerry+のDAC-ICにはこの3.5VをトグルSWで切替えて駆動
→I2S信号は何れか一つのDACだけで演算されてる。

 

ロータリーSW=LINE出力/トグルSW=3.5V電源切替えだけで、どちらからも出力可
→これはRPiに読み込ませてるDACのI2Sドライバが「sandrpihfiberry」で同一の為

 ドライバが異なるDACから音を出すにはRPi再起動が必要となり、瞬時切替えとは行かない。

 

 

左:RPiにDAC51X2とSaberBerry+の二台のDAC接続

右:上記に加えSD398をRPiのUSBに接続した場合

 

アイソレーターを通すことで音のクオリティは2ランク以上アップ!!

何処までも分解能が高く微妙なSEまで聴こえ、

クラシックのオケやジャズ/ロックライブの前後上下の位置関係が明確になった。

シャープな伸びる高域(サ行が耳についたりは無い)、タイトな低域と広帯域好バランス

凄く分析的/モニタ的な性格とも言える(PCM5102の方が音が弾み音楽的)

 

20150222 ちょっと挑戦

 

C7積セラ1μFを薄膜高分子積層コンデンサ(PMLCAP) 1μF25Vに換えて見た

たかじんさんによると、ES9023は音源の良し悪しを出しやすいのだが、

そうするとその傾向が強まるらしいとの助言頂いていたので。

 

2台のDACがアイソレータを通した事で、ES9023のハイスピード/ソリッド(やんちゃ)な性格が円やか上質になり、そうそう2台のDACを切替えても音の出方の違いが違和感少なくなった。で、元の性格を強調し差をより明確にしてソースによって棲み分けられれば、という魂胆。

  

高域の伸び、タイトな低音の押出しが増した(更にワイドレンジ化?)

分解能も上がったのか、

聴こえなかったスネア/ハイハットやギターの弦のスライドが聴こえたり(恐ろしい事だw)、

今まで出なかったチェロやバイオリン弦の響きまで出て一瞬ザラツキ感じたりすることも。

これがたかじんさん言う処の「録音を選ぶ」と言う奴か?

 

決してこれが音がバラバラに聴こえると言う訳ではない(フルオーケストラはこっちが好き)が、何でも性能のまま分解すれば良いのではなく、切り捨てや混濁も程良く調教する事が音楽「性」には必要なのかな。

 

音楽的にスムーズなPCM5102と、高解像度モニタ的ES9023の性格出て

「二台組込」は好きに切替えで良いではないか!!

結局、楽曲2回ずつ聞いてるけどwww

 

 

20150223 裏側コンデンサ変更

 

アイソレータ音出しはずっと「音楽性が豊かと思い」

電源側:OS-CON 1000μF/16V、中央:SILMICⅡ470µF/6.3Vx2で聴いて来た。

ふと思って

電源側:OS-CON 1000μF/16Vは同、中央:OS-CON 1000μF/16Vx2に換えて見た。

最初はOS-CON臭さが出るかなと思ったが(OS-CON 560μF/6.3Vではそうでも無かった)

こっちの方が、高域の伸びキレは少し落ちた様な?中低域が豊かになったせい?

モニタ的な音から、血の通った音楽の方に振れた。これはこれで良いではないか。

やっぱり、そこそこ容量は在った方が良い様だ。

これで暫く固定するかな。

 

 

20150225 追記

 

外部電源の3.5Vはアイソレータ出力段入口のニチコン KZ 1000μF/16V足元に印加しているので、アイソレータとDAC二台 DAC51X2 MINI BPLUS / SaberBerry+全てにKZは平滑Cとして噛んでる。(DAC51X2 MINI BPLUSだけではないので注意、よって音質への影響大きかろう)

ちなみにSaberBerry+はDAC-ICまでKZと裏に寝かせたOS-CONの二つを経由。

(配線図書いてないので、判り難くてすみませんw)

 

 

20151025 追記

 

最近ハイスピード/高精細度であるが高域固さ取れて、低域もふくよかになって来た。

多分裏側OS-CONのエージングが進んだんだと思う。

8ヶ月か、こればかり鳴らしてたわけではないので、

OS-CONは3ヶ月以上ならし見た方が良いのだろう。

巷では、良く100時間は掛かると言われますが、確かだと思う。

 

さらにSabreBerry+の出力を、真空管プリ「0dB HyCAA」通すと…

音の立体感が増し情感がぐっと出てきて、今絶賛聴き惚れ中w

 

  • 購入金額

    5,000円

  • 購入日

    2015年01月30日

  • 購入場所

    new_western_elecのブログ

29人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (27)

  • yosyos888さん

    2015/01/30

    最初は、Sabre DAC9023という名前だったようです。
    たかじんさん+3人+基板業者のみの秘密でしたw
  • CR-Xさん

    2015/01/30

    (ΦωΦ)フフフ…( ^ω^)
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