ここ数年は自宅でもアライドテレシス製のGigabitスイッチを利用しています。
ただ、これらはあくまで単機能型のスイッチであり、例えばVLANを設定したり、ポート毎のセキュリティ設定が出来たりするようなインテリジェントスイッチではありません。
もちろん、大抵の場合はそれで問題は無いのですが、その類の機能を理解しておくための教材が欲しいと思い、オークションで入手したのが本機です。
とりあえず動作チェックのみ実施
出品時の説明で通電確認のみとなっていましたので、まずは動作チェックが必要です。外装は結構コンディションが悪いため、若干不安要素もありますので。
先日掲載したコンソールケーブルも、実は本機の動作チェック用に購入したものです。
これとサンワサプライ製のUSB-RS-232C変換ケーブルであるUSB-CVRS9を組み合わせ、PCと接続します。もちろん、PCにRS-232C端子があればそのまま接続しても構いませんが。
結線後Tera Termで接続してみたところ、幸いにもシステムの起動に問題は無いようでしたが、管理者パスワードが設定されたままの状態となっていました。メーカーの公式情報では完全初期化の手順は公開されていないのですが、以下の手順で可能となるようです。
- PCとコンソールケーブルで接続し、ターミナルソフト(Tera Term等)を接続状態にしておき、電源を投入
- 電源投入時にCtrl+Cを入力し続ける
- コマンド入力状態(CFE> と表示される)となったら factreset と入力
- command status = 0 と表示されたらbootと入力
- 表示が切り替わり、login: となったら出荷時設定のID・パスワードでログイン
ここまでの手順に問題は発生しませんでした。どうやら生きているのは間違いないようです。「show status」コマンドで状況を確認してみましょう。
ハードウェアは大丈夫そうですね。
あとは暇なときにでも、色々な状況を想定したconfigを作って動かしてみたいと思います。
今回の購入分は外装コンディションは結構劣悪ですし、取引も若干トラブルはあったのですが、3桁価格で購入していますので充分満足出来るものでした。
-
購入金額
750円
-
購入日
2014年12月22日
-
購入場所
ヤフオク
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。