当時10万円を切るフルHD液晶ノート（17.3インチ）でCPUはi7-2630QM。

GeForce GT540Mを搭載し、BDも再生可能と、一通りの機能が付いている。

メモリだけはその場で4GB*2に変更したが、HDDも500Gでスペックだけを見れば不満はない。

OSも64bit（32bitも選択可）でワイヤレス環境も搭載。

バッテリー持ちは実測で2時間半程度とあまり使えるとは言い難い性能だが、特に不満を感じることはない。

値段なりなのが筐体。

これにはキーボードなどを含み、出来がいいとはお世辞にもいえない。

ヒンジも軟弱だし、筐体そのものも強度が保てているのか不安になる出来。

しかしながら、３年以上経った今も、現役で出先での作業などで使用できており、実際に壊れやすいと言うわけではない。

また、出先で使用してはいるし、一時期は電車通勤で毎日持ち歩いてはいたが、3kgオーバー＋筐体強度への不安からジュラルミン系のケースに入れることにより、かなりの重量になっており、その点での使い勝手は良いとはいえない（但し、そこそこのスペックのPCはやはりどれも高額品にならない限り重量があるため、この機種が特に劣っていると言うわけではない）

3年以上、前線で戦ってくれていることを考えれば、もう、十分すぎるほどコストパフォーマンスは高いと言える。

もう一台、同じUNITCOMのノートがあるが、こちらは保障期間内に一度完全死亡した。

ただし、こちらもその後は稼動しており、個人的に強度に不安を感じているショップPCは、じつは思ったよりも頑強なのかもしれない（n=2では全く説得力がないのは重々承知の上）