RADEON HD 7950を搭載したGPU”Asus HD7950-DC2-3GD5”です。
訳ありの特価品を入手しました。
●Asus HD7950-DC2-3GD5
一世代前のハイエンドGPU RADEON HD 7950に3スロット占有の大型GPUクーラー”DirectCU IIクーラー”を採用したモデルです。
大型のGPUクーラーを採用していますがGPUコアとメモリは定格動作。
画面出力ポートも”Mini DisplayPort×2、HDMI×1、DVI-I×1”とリテールタイプと同等です。
クーラーのカバーは金属製(アルミ?)。 ボード裏側は基盤剥き出しです。
●Radeon HD 7950自動クロックアップ機能有効化BIOSの適応
AMDが公開したRadeon HD 7950の自動クロックアップ機能有効化BIOS「Tahiti_PRO_Boost_BIOS_Jul12_2012.exe」を適してみました。
基本的にはリテールタイプの基盤を採用した製品向けのBIOSのため、各メーカーでカスタマイズされたカードに対応するかは未知数。BIOS書き換えは自己責任となります。
RADEON HD 7950はBIOS切り替え機能が標準で搭載されているので1番に書き込んでみました。
結果は問題なく動作しているようです。不具合があればBIOS 2で起動できるので問題なし!
●ベンチマーク
3DMarkをつかってノーマルBIOSと自動OC BIOSでスコアを計測してみました。
(CPU:Core i7-3770k 定格)
ノーマルBIOSのスコア
自動OC BIOSのスコア
自動OC BIOS適応後にスコアの上昇を確認。
実際のところ、ノーマルBIOS+マニュアルOCでコア1000MHz、メモリ1300MHzで動作することを確認しているのでリスクを覚悟して自動OC BIOSを適応するのは微妙かもしれません(^-^;
●消費電力
ワットチェッカーで消費電力を計測してみました。
<消費電力一覧 OC BIOS使用(CPU:Core i7-3770k 定格)>
・モニター出力停止時:50W
・アイドル:65W
・DQ Xベンチ(高画質、フルHD):231W
・3DMark:253W
モニター出力が停止するとアイドル時より15Wほど消費電力が下がります。
3DベンチマークはGTX 6x0シリーズほどではありませんがハイエンドカードとしては低く抑えられているようです。
●DirectCU IIクーラー
オリジナルGPUクーラーは季節的な要因もあると思いますが負荷時でも52度程度と冷却性能は高く、静音性も優れています。(クーラーを取りはずした時にグリスをArctic Silver5に塗りなおしているのでオリジナルのグリスから温度が変わっている可能性ありますので参考までに。)
かわりに3スロット占有するのでマザーボードの拡張スロットの順番や使用する他のカードとの組み合わせに注意が必要です。
●感想
一世代前の製品ですが性能的には現行モデルと比べても十分高速で、メモリを3GB搭載しているのでメモリを大量に必要とするバトルフィールド4やスカイリムの高解像度テクスチャパック適応などでとの相性は良いはずです!
<2014/12/02>
・消費電力を追記しました。
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購入金額
0円
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購入日
2014年11月頃
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購入場所
harmankardonさん
2014/12/01
Sheltieさん
2014/12/01
ですね。SLIやCF-Xは極力避けたいのでシングルで済むのは助かります。
しばらくRADEON系のハイエンドよりなカードは購入していなかったのでGeForce系とあわせて活用してみます(>_<)ゞ