思いの外状態もよく、殆どあまり使われていない様子でした。
鯖用のアタッチメントガワ装着状態のままで送られてきました。丁度いい衝撃保護材ですね。
おそらく、どこかのサーバーからの抜き取り品なのでしょう。
どうみてもPCI-EなGPU……ですが、よく見れば外部モニタ出力端子が無いのです!
複数枚使用を前提としたサーバー内蔵用途向けTeslaなのでPCIブラケットや端子類、アクティブ冷却方法は省いたのでしょうね。
こうして見ると、ヒートシンクプレートを装着したGTX465~GTX480系辺りっぽい印象ですね。おそらくコアと基板はほぼ同じものを選別した上でGPU BIOSをGPU演算専用にチューニングし、ECCメモリへ変更し、部品を吟味するなどしたってところでしょうか?
このまま使用すると発熱でダメになってしまうので、余っていたnidec BETA SLとかいう8cmファンを吹付けで針金モールにて強引に固定して装着してみました。良い子は真似しないでネ。
別に挿してあるモニタ描画用GPU(GT520)のドライバをインストール
Tesla M2050用ドライバをインストール
CUDA 6.5 をインストール の順番でやってみました。
NVIDIA コントロールパネル最下段にワークステーションという表記があるのが気になったので見てみると、TeslaのキモであるECC機能のon/off設定がこんなところに!
GPU使用率モニタリングとしては、これだけが頼りになります。
おそらくモニタ端子が繋げられないのが原因でGPU-ZやAfterburnerは役に立ちません。
単精度と倍精度の割合が2:1というのがフルスペックTeslaのメリットでもあります。
単精度浮動小数点性能 1030Gflops
倍精度浮動小数点性能 515Gflops
メモリ 3GB 1.55GHz 384-bit 148GB/sec
PCIe x16 Gen2
消費電力(標準)225W
熱伝導解決策 パッシブヒートシンク
テスラTesla M2050 / M2070 GPU コンピューティングモジュール
早速BOINCにてGPU演算してみたもののGTX TITANと比べると約半分の性能ですね。
でも馬力がある四駆ってイメージ。
数時間演算していたら室温が26℃を超えて暑くなってしまいました。
一旦、GPU演算を止めて、もう少し寒くなってから使おうと思います。
おまけ
参考程度にGPU-Zでの表示も載せてみますが、クロックやメモリ容量などのデータやSensorsの表示はモニタに繋がっている別のGPUのものが反映されているみたいなので不正確です。
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購入金額
19,000円
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購入日
2014年11月05日
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購入場所
オークション
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