センチュリー 裸族の二世帯住宅 USB3.0&eSATA SATA6G CRNS35EU3S6G です。
いわゆる「外付けHDD用ケース」です。
2ドライブで市場価格が17,200.-ですから、「高級外付けハードディスクケース」と呼んだ方が良いかも知れません。
このHDDケースが気に入って、「どこでどうやって買おうか?」と考えていました。
そして、「いつも良く行くPC ショップがセンチュリーの直営店だ!」と言うのを思い出しました。
どうして「外付けHDDケース」がベストなのか?
「バックアップHDD」は「外付けケース入り」が一番なのです。
「バックアップ専用HDDをPC本体に内蔵させれば、接続の手間も掛からなくてすぐに使用出来るから良いのでは?」と言うご意見もあると思いますが、「外付けケース入りHDD」は以下の点で勝っています。
- 「外付けケース入りHDD」だと、安易にHDDのデータを消さないから良い。
そもそも、大事なsystemのバックアップをPC内蔵HDDに取るのは間違い。
「内臓の別HDD」に取ると、使わないのにずっと回り続けている電気の「無駄使い」だしHDDも消耗する。
「全く無意味」とは言わないが、DISK1本がそっくり逝ってしまえば「バックアップ無し」となってしまう。
「内臓」だと、特にシステムが調子が悪い時など「再インストール!」と、ついつい消してしまう傾向がある。
「外付け」だと、消す前にHDDにアクセスするためにまず接続をしなければならないので(たとえ、「USBコネクター1つ」でも)、考える時間が出来る。
結果、「消す事は解決に繋がらない」と判断して、「余程、HDDの空きが不足していない限り」は消す事は無い。 - 「バックアップをする時」や「リストアの時」だけ電源を入れるので、HDDが長持ちする。
「運用時間よりも電源のON-OFFが良くないのだ!」と言う説もあるが、「PCの使用中は(必要も無いのに)常時電源が入りっぱなし」の方が遥かにHDDには悪いと思う。
NASなども「常時使える事」がメリットなので、いくら「省電力タイプHDD」を使おうとも基本的には24時間運用。
NASやPC内臓HDDには外付けとは比較にならない程の負担が掛り消耗する。
と言う訳で、個人的には「バックアップにはUSB接続の外付けケース入りHDDが良い」と言う結論に至っています。
もちろん、違った意見をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、ここで議論をするつもりはないので、これを「個人的結論」として先へ進みます。
(「外付け専用に設計されたHDDの使用」も選択肢としてはありますが、ここでは比較対象にはしていません)
経緯…
最近、我が家のネット環境が大きく変わったのと関係があります。
- 自分でメンテするPCの台数が半分になった
- ホームサーバーが無くなった(少なくとも「今」は…)
可愛い息子が、「MACだけでなく、Windowsも使って見たい」などと言い出せば、「ここにあるので良ければ、持って行け!」と言う事になります。
「PCの完動品」は4台あった内、2台も持って行きました…。
だから、自分で面倒見なければならないPCは2台に縮小されました。
(もっとも、「古くなって使わなくなったMACが欲しいな~!どこかに余ってないかな?」なんてこちらの独り言には無反応…)
それで、「一部のWindows PCは正式な所有権は移譲していないが、実質的には息子が使う」ということになった訳です。
それだけではなく、階下の息子が「WiーFiの繋がりが悪いから」と言って「無線ルーター」を勝手に階下に持って行ってしまったのです。
CATVの引き込み口は変更していないので2階にあるので、LANケーブルを引っ張って繋げています。
(そんなに引っ張るなら、いっその事、全部「有線LAN」の方が良いのではないか?)
(元、ルーターを設置していた場所は空いている…)
それで、機器の配置の加減で「無線ルーターにUSB接続したHDD」はあえなく取り外される羽目となりました…。
これにより、結構便利に使っていた「簡易ホームサーバー」は敢えなく廃止となりました。
(現在は128GBのUSBメモリーを1本だけ、ネットワークドライブにして画像のみUP)
まあ、空いたUSBスロットには「USBメモリーを差す」などの「裏技」もありますが、現実問題としては「せいぜい、128GB×2スロット=256GB位」になってしまうので「大容量化」は難しい訳です。
それで、これを機会に、今後「日々のPCのメンテをさらに充実させるため」と言う事で外付けハードディスクを調達しました。
本当に充実するか、「計画倒れ」に終わるかはやってみないと分かりません。
今、自分で面倒を見ているPCは「2台」だけになったので、「2.5インチのUSB接続ドライブケース」をそれぞれのPCに繋ぐだけでも事足りるのですが、やっぱり「専用外付けHDD」が欲しくなります。
各メーカーの製品を比較すると、「ドライブ2台搭載用」としてはこの製品は価格も一番高いのですが、「簡単に取り外しが出来て、丈夫そう」だったので、これを選択しました。
それと、なぜかOfficialのショップなので価格設定も馬鹿高いのですが、ネット通販で買うと「送料」や「手数料」も掛かるのでリアルの直営ショップで買いました。
もっとも、リアルのショップへ行くと、店頭の色々な物が目に入りついつい他の物も買ってしまいますが、それは自分が悪いので仕方がありません…。
※自分で管理するPCの台数について。
2020/02/05現在、再び増えて「4台」となっています。
「バックアップ」には、これが一番!(USB3.0HDDケース)
「クレードル」も良いけど、「バックアップ専用用途」なら「これ」が良いです。
長い時間HDDをむき出しで使うのは、落としたりぶつけたり…。
特に、使用中にHDDにショックを与えるのは「最悪」です。
あるいは、「埃」なども馬鹿にはなりません。
まず、使用したけど「しばらくは使わないHDD」の保存は、例のジュラルミン製ケースが一番良いと思います。
たとえば、「HDDをコピーして、すぐにPCの本体に収めて使う」などの目的なら、「クレードル」の方が良いでしょう。
(この製品で、HDDを外したり取り付けたりするのには「クレードル型」よりは少しだけ手間が掛かります)
- あくまでも、HDDの目的が「バックアップ用など」と決まっていて、ケースからの出し入れが余り多くない。
と言う場合に使うのが「これ」です。
ま、「出し入れ」が多ければ、多少の危険は承知で「クレードル」。
使用法が限定的なら「専用ケース」と言う事になります。
「電源連動」なども便利な所です。
このケースは「保存していたHDDを、すぐに使える」と言う所が良い所。
ただ、SATAコネクターは付けたり外したり出来る回数が決まっていて、付け外しを頻繁にするのは良くないそうです。
(コネクターには付け外しの回数にはスペック的に「限度」があるようです)
これは、どのケースを使うにしても同じ事です。
だから、「ぶつける」とか「落とす」などの危険性とは別に、出来ればHDDは余り何回も付けたり外したりしない方が良いのです。
このケースは、用途に合わせてミラーリング(RAID 1)、ストライピング(RAID 0)の2種類のRAIDと、コンバイン(2台連結認証)、スタンダード(2台個別認識)の合計4つのモードが選択できます。
「USB3.0接続」の他にも「eSATA」も使いたいと思えば使えるので良いです。
(自分の場合は、余り使わない!)
「4ドライブ」とか「5ドライブ」の製品もありますが、「RAID機能付き」は2ドライブの物だけみたいです。
(後から、「5ベイでRAID対応も高価だがある」と判った)
(合計2TBではすぐに満杯になるとは思いますが、当面、この2つを入れて使います)
最初、「Redはある1台のPCに内蔵させよう」と考えていたのですが、結局は、「2本とも本機に内臓させる」と決めました。
(HDDの出し入れはとても簡単、このままレバーを押し込むだけで固定される)
WD Red を2つ入れるのは良いと思います。
RAIDを使っても使わなくても、2つともRedにしなくては意味がありません。
せっかく、「1本は発熱が少な目」でも、「他のHDDの発熱が多目」なら、ケースの中の温度は2つのHDDの発熱の合計なので効果が半減します。
(キーは、電源ONのままドライブを外そうとした時の為に)
だから、別に「容量」まで同じ(RAIDを使うなら話は別)にしなくても良いですが、2本共にRedにしないとせっかくRedにした意味が無くなります。
まあ、「全く無意味」と言う事ではありませんが、「せっかくRedを使った意味が半減する」と言う事。
「Redを持っていない」のなら止むを得ないですが、持っているのなら迷わず2本使いましょう。
で、せっかくですから、容量は少な目ですが「WD Red 1TB」を持っていたので2本とも本機に内臓させてみました。
(RED2本は、もともと「何となく」そんなイメージで仕入れて置いた物です)
(ディスク2とディスク3がWD Redの1TB2本)
「LAN接続」があると使用目的が少し違って来ます。
と言うか、「LAN接続」があると使用目的が反対に限定的になってしまいます。
だから、これで良いのです!
NASは要らないの?
バックアップはこれで良いのですが、「ホームサーバー」の必要性は否定出来ません。
特に、ライブラリーの使い回しなどはどうやってもNASにしか出来ません。
(今でも、「画像」など特別にセレクトしたファイル128GB分だけをUSB3.0接続のSSDで共有しています)
しかし、「大容量」と言う事になると、NASを仕入れて「ホームサーバー」を復活させる方が早道なのかも知れません。
その内には本物のNASに手を出したいと思いますが、NASはNASで別に仕入れたいと思います。
これも、ま、無ければ無いで何とかなる事はなります…。
例えば、「2連のクレードル」に中身を入れてガッチリ蓋をしてやれば、他の目的には使えなくなりますが「USB3.0接続のケース」になります。
これを、USB接続で無線ルーターにぶら下げてやれば…。
「個人で本格的NASは要らないんじゃないの?」と言う意見もあります。
ただ、やっぱりHDDを裸同然で長時間立てて使うのには抵抗があります。
机の上はいつも散らかっているので、「不用意に何かをぶつけてしまう」と言う事は有り勝ちです。
(「ダメな例」ですが、本当はこのHDDは壊れているので構わないのです!)
くれぐれも、「HDDを裸で段積み」はしないで下さい。
(これは、「自分への戒め」です!)
それで、現在、無線ルーターが階下へと自分の部屋からはやや遠くなって、ルーターに「USB接続HDD」が繋げなくなっています。
本格的なNASはLANケーブルさえ引けば繋げられます。
現在は、「128GBのUSBメモリー」を簡易ホームサーバーのドライブの代用にしています。
容量が以前の1/10になったので、「共有」出来るのは「画像のみ」にしています。
必要があれば、スロットは余っているので「USBメモリーをもう1本」の選択技は残っています。
また、SSD、HDDでも小型の物を上手にセット出来れば使えますがかなり面倒です。
そんな訳で、「そのうちにNAS」と言う考えは変わっていません。
また、これとは別に「USB接続HDDのWiーFi対応」も考えています。
※2020/02/05現在、NASは新設し、1TB×2で稼働させています。
本製品には、現在は2本とも「Toshiba製のHDD」をセットして使っています。
将来的にはどうするか?
将来の事はその時になって考えれば良いのですが、出来れば後になって後悔しないのが良い訳で…。
将来、HDDを買い足して「5ベイ」が欲しくなるのか、HDDの小容量の物を大容量の物に買い換えて使うか…。
あるいは、「多装填のNASの方が良いかな?」となるかも知れません。
「今から、4ベイか5ベイが良いのかな?」とも思いますが、どっちになるかは分かりません。
ひどいのになると「10ベイ対応」なんてのもこのメーカーさんにはあります。
そんなのを使う人って居るのでしょうか?
「個人で10ベイは使いこなせないだろう」とは思いますが、いつかそんな日が来るかも知れません…。
「しばらく」は無いとは思いますが…。
ただ、この後の「使って見た感想」にもある通り、思ったより小型の機器なので、5ベイも違和感無い大きさです。
「10ベイ」も、たいして大きくないのではと思っています。
少し使って見た感想①
最初の印象としては、「想像したより、小さいな?」と言う事です。
もっと「ゴツい」物を想像していたので、驚きました。
蓋などはプラスティックみたいですが、他の部分はほとんどが金属製みたいです。
金属で作ると「小さ目」に作れるのだと思います。
これなら、「5ベイ」でも机のスペースを圧迫する事も無く、却ってちょうど良いかも知れません。
(早速、「次は5ベイ」などと密かに考えている…)
(左がWD Red 1TB、右がTOSHIBA 1TBのbenchi結果)
ベンチは、WD RED 1TBを内蔵させた時のUSB3.0接続の物です。
(Redでこれだけ速いのなら文句はありません)
ついでなので、東芝製のHDDでもベンチを出しました。
省電力ではなく、7200回転なので、さすがにパフォーマンスは高いです。
(当然、eSATAケーブルは未開封のまま保存です)
SATAは、PCにセットしなければならないので、まだ計測はしていません。
eSATAも使う予定が無いし、ベンチは取っていません。
(「DOーMU」さんは「センチュリー」の直営店なのです)
少し使って見た感想②
(AOMEI BackupperのDISK Backupでソースディスクを選択したところ)
やっぱり、長い時間検討して買っただけに、「とても良い製品」と言うのが正直な感想です。
「外付けHDD」(または、HDDケース)は各社から色々な製品が出ていますが、多くはHDD単体で買ったのよりも少し高いだけの製品です。
HDDケースだけで2万円近い物はまずありません。
なかなか、こんなに高価なケースを買う人は居ないのかも知れません。
でも、実際に使って見ると、このケースはHDDに間に合わせで付属しているケースとは全く別の物です。
(本題とはあまり関係は無いのですが、コピー作業をしていたら「全部東芝」なので笑いました)
「堅牢性」と言う事で言えば、「これ以上の物」は存在しません。
とても丈夫ですから、充電中のスマホを置く事も出来ます。
(お勧めはしません!)
このHDDケースは、「WD Red2本入り」でしばらく使いそうです。
2TBではすぐに一杯になりそうなので、すでに「メインPC専用」と決めました。
もしも、「もう1台欲しいな」と感じたら、「中古の4ドライブ」(セキュリティーキー紛失、マニュアル、eSATAケーブル無し)で格安のジャンクでも手配します。
ずっと売れ残っているので、そう簡単には売れないと思います。
(残念ながら、直ぐに売れてしまいました…↓)
何はともあれ、このHDDケースはPCの次に大切な周辺機器だと思います。
こんなに便利な物、早く買えば良かった…。
店員さんの対応
決して、店長さんに「書いて!」と頼まれた訳ではありません。
それにしても、オフィシャルショップ店員さんのとてもフランクな対応が気に入りました。
これを店頭で買う時に、「値段は他のメーカーより高いけど、丈夫そうだからこれにした」と言うと、
「いえ、ウチのもたまに壊れます。その時は言ってください、対応しますから」
と…。
とても、この対応に好感が持てました。
たしかに、このメーカーの製品でも「蓋が取れた」と言う話はレアですが聞いた事はあります。
でも、他のメーカーさんよりは極端に少ないです。
(「余りたくさん売れていないから当然だ!」と言う意見もあり)
やっぱり、ネットも良いけど、「対面販売」って良いです。
「クレードル」の時とは違い、安心して使えます
ただの「ケース」と考えると高いですが、RAIDも使えるし便利です。
特に「ミラーリング」は使えますね。
でも、はっきり言って「RAID」は個人では使わないかな?
(機能がダブるところもありますが、どちらもそれなりに活躍しています)
それから、「この製品はこの製品」、「クレードルはクレードル」でどちらも大いに活用しています。
申し分ないです
以前、別のメーカーの似た様な製品を購入した事があります。
すぐ壊れそうな「プラスティックのおもちゃ」でした。
とても有名なメーカーの製品でした。
そして、実際に使い始めると、その日の内にドライブの蓋が壊れました…。
本製品は、電源ユニットも内蔵しているのでそれなりの「重量」もあり、少しくらい何かがぶつかったりしてもHDDはビクともしません。
運ぶのには多少苦労しますが、とても安定感があって便利に使えます。
「完成された製品」として、「コストパフォーマンスは良い」!
確かに、「RAID」は使えるけどNASではないし、「単なるUSB3.0の2連HDD」としては一見割高です。
これにHDDを2ドライブ組み込む分のお金があれば「安いPC」なら買えてしまいます。
しかし、製品の完成度を勘案するとコストパフォーマンスは良い方だと思います。
他社製では同じ様な物は余りありません。
とても良いのです
いつ行っても、どの店員さんの対応もとても良いです。
店員さんは、皆「多少、言葉少な目」なのですが、「説明すべき事」は的確にしてくれます。
他の店にありがちな、「客をバカにする態度」は一切ありません。
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購入金額
17,200円
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購入日
2015年08月12日
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購入場所
DO-MU
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