先日お中元発送などの関係で、平日昼間に買い物に出かけました。
そのついでに百貨店の近くにあるじゃんぱらに寄ったのですが、保証の有無の違いなどがあるものの、ピン曲がり・ピン折れの処分品・ジャンク品がいくつか出ていました。
昔ならめぼしいものを一通り買って遊んでいたところだったのですが、最近では保管場所にも使いどころにも困るため、その中で動いてくれれば嬉しいものだけを選んで買うようにしています。そこで選んだのがこの製品でした。
実は私の手元にはまだ1枚もなかった、Z97のマザーボードです。M.2スロット搭載機自体が初めてです。
付属品もバックパネルやマニュアル、ソフトウェアディスクなど、必要そうなものは概ね揃っています。
原因はCPUソケットがLGAになってからは極めてありがちな、ピンの多数曲がりです。まあ、この程度なら以前直したASRock Z68 Extreme4よりも少し多い程度ですから、何とかなるでしょう。
私の場合には、この類の曲がりを直すときには、工具セットに入っていたこれを使います。
修復の結果は…
ピン曲がりは目視ではっきりと判るものですので、見た目で不自然さがないように直していくだけであり、特別な技術などは必要ありません。ただ根気よく直していくだけです。
修復途中です。まだ数本曲がりは残っています。初期を除き、LGAはピンの生えている方向が場所によって異なったりしますので、あらゆる方向から光を当てて不自然な光の反射がないかを確認していきます。当然ピンの頭の位置がずれていてもいけません。
納得いくレベルまで修正が終わったら、CPU、メモリー、CPUクーラー、電源だけを取り付けて、電源を投入してみます。
テスト時の組み合わせです。LGA1150はCeleronを買っていなかったので、仕方なくPentium G3258を利用しました。本来は安全第一で安い検証専用を用意しておくべきなのですが…。
AURUM AU-400は密かに買ってあった予備品です。
無事UEFIの起動を確認。ついでに内蔵しているEZ Flashを利用してBIOSのアップデートも行いました。もっとも、写真はアップデート後ですが、アップデート前でもPentium G3258をきちんと認識していました。
というわけで、無事に修復完了です。Z97世代では32bit PCIスロットを装備している製品が減っているのですが、この製品はローエンド帯ということもあり、2スロットきちんと用意してくれているのは好印象です。
もっとも、仕様面では色々と半端ではありますので、どうせならPCIスロットが3本となる一つ上位のZ97-Cが欲しいという気分になりつつあります…。
-
購入金額
1,480円
-
購入日
2015年07月05日
-
購入場所
じゃんぱら
ふっけんさん
2015/07/05
じゃんぱらのピン曲がりジャンクにしては安いですね。
日本橋もBUYMOREがGOODWILLになってから、お買得なジャンクが激減しましたね…
jive9821さん
2015/07/05
有難うございます。
昔のじゃんぱらは(検品の甘さも含めて)ジャンクの宝庫だったのですが、最近ではこの類のが複数出ているのを見ることすらありませんでしたので、つい嬉しくなって買ってしまいました。ちなみにASUS Z87-PLUSであれば1,000円丁度でしたが。
秋葉原に関してはジャンクで買う価値があるのか疑問に思えるほどの高額ジャンクが増えていて、長らくジャンク品で遊んだ記憶がありません…。