PCのオーディオ製品では有名なCreative社ですが、スピーカー製品もあるのですね。
1ヶ月使用した感想を交えつつ軽くレビューします。
音質自体は素晴らしい出来。ただホワイトノイズが気になる。
ポータブルスピーカーということであまり音質にはこだわらないのですが、JBLのスピーカー(Pebbles)より素晴らしいです。ただ、Bluetoothスピーカーとは言え、値段が3倍もするので当然といえば当然ですが・・・。
普段はそのまま聞いているのですが、低音が少し欲しい時は、上面操作パネルにある”Roar”ボタンを押すだけであら不思議。低音が(高音も?)強調されてドンドンいいます。床においていたら階下に響きそうです。サイズはティッシュボックスとほぼ同じですが、このサイズでこの迫力は素晴らしいの一言です。
しかし、起動中は「サーッ」とテレビの砂嵐のような雑音が入ります。再生していたら気にならないのですが、曲間や無音時間はおそらく気になります。普段は耳を澄ませば聞こえる程度ですが、時々尋常じゃない大きさになる時があります。再生中でも気になるノイズです。文章で表現できないのが悔やまれるところです。
電池駆動ですから仕方ないのですが、値段を考えたら対策はして欲しかったですね。
スピーカーなのに多機能。
ポータブルスピーカーなのだから音を鳴らすだけでいいのに、Creative社員は何を考えたのか無駄に
- マイクで集音、MicroSDに録音
- USB-DAC
- 他デバイスへUSB給電
- ハンズフリー機能
果たしてスピーカーにここまで要求する人はいるのでしょうか。私はiTunesMatchでiphoneから音楽を再生しているので、圏外においてSD音楽再生は大活躍でしたが、普通はいらないと思います。
しかし枯れ木も山の賑わいといいますし、あって困る機能ではないので文句はありません。無くして値段を安くしろよ、とは思いますがね。
しかし、寧ろ無くせと言いたくなる機能が1つあります。
- アラーム
アラームと言っても目覚まし機能ではありません。サイレンです。
普段はスイッチでロックされており、使用するときはスイッチを切り替えてボタンを長押しするといった誤爆防止はあるのですが、怖いです。
アラームボタンとロックスイッチ スイッチをアラームにスライドして、ARAMボタンを3秒長押し
説明書に「長時間使用するとドライバの損耗の原因となる」と書いてありますが、そんな不穏な機能最初から無くして欲しいです。ARAMボタンは壊したいところですが、ここはTERA BASS機能(よくある低音強化機能)のオン・オフスイッチを兼ねているのでそっとしておきましょう。
重量はあるが家の中での使用なら気にならない
重量があり、携帯性は悪いですが家の中でずっと曲を流すといった用途にはこれ一択でしょう。
その場合、
- MicroSDに入れた音楽を再生する
- USBで給電を行いつつ、スマホから音楽を再生する
などといった使い方で謎機能を使用できるのではないでしょうか。
起動音と操作音がうるさいかな
起動時「ふぁーふぁーふぁーん」みたいな音がします。これは音量レベルに関わらず最大音量です。15,000円の音として聞くしか無いです。ピッとかでいいと思いますがね。アップデートで変更できないのでしょうか。
TERA BASS機能をオンにする(オフにする)と女性の英語音声が聞こえますが、これは電子音に変更できます。それでも再生中の場合は一時停止する上にうるさいので、TERA BASS機能は最初に操作しておきましょう。
あとSDからの再生ですが、操作ボタンが背面にあるのが問題です。重量があるがゆえにあまり持ちたくないので場所によっては指先の感覚で押す必要がありそうです。
高級感があっていいのではないだろうか
机の上においてあっても違和感ありません。奇をてらったデザインだと人を選びますが、これは無難なデザイン(褒め言葉)ということで好きなところにおいたらいいと思います。私はトイレのカウンターに置きました。トイレのウォシュレットについてる音楽再生機能とくらべて格段にインテリア性を内包しています。
ただし、重いので落ちないところにおいてください。底面は滑り止めがついていますが、角張っているので足に落ちると危険です。
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購入金額
15,800円
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購入日
2015年02月02日
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購入場所
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