電源における絶対的なブランドSeasonic。
これをWORLD OF TANKSのレビューで一緒にレビューさせていただくことになりました。
電源メーカーの巨人、OWLTECH様ありがとうございます。
そしてモノにたいする熱い気持ちを表現できる場を提供してくださったZIGSOW様ありがとうございます。
[ 2014年08月31日第1回レビュー World of Tanks出陣 ]
[ 2014年09月13日第2回レビュー msi Z97 Gaming 5で「Devil's Canyon」=Core i7-4790Kを4.4GHzでド安定動作可能 ]
[ 2014年09月27日 第3回レビュー 4790Kオーバークロックとベンチマーク ]
[ 2015年03月08日 80PLUS GOLD電源の素晴らしさについて ]
<<CRTゲーマーを仰天させた驚異の超高解像度によるWORLD of TANKSプレイ!>>
~「2560x1440ドット」の光沢液晶いっぱいに広がる戦車のドンパチに仰天!~
戦車でドンパチ繰り広げる楽しいゲーム「WORLD of TANKS」を安定した環境でプレイするのだ!
<プレミアムレビューの最強ハードウェア環境を整える>
信じられないほどの高解像度2560x1440ドット=WQHDで遊ぶために大活躍するハードだ。
・I-O DATA WQHD(2560×1440)対応 AH-IPSパネル採用 27型ディスプレイ LCD-MF272CGBR
・ELSA GeForce GTX 780 S.A.C
・MSI Z97 GAMING 5 ゲーミングATXマザーボード
・Seasonic 80Plus Gold セミプラグイン電源 SSR-RM『Gシリーズ』 650W
・Microsoft Windows 8.1 (DSP版) 64bit 日本語
このハードにさらに下記を用意する。
・i7 4900K
・TEAM DDR3-1866 8GBx2=16GB
・Crucial MX100 2.5インチ内蔵型SSD 512GB SATAIII CT512MX100SSD1
結論から言うと2560x1440ドットという高解像度で60FPSを切ることなくプレイ可能だった。
しかも設定は何一つ妥協することなく最高の設定です。
ドリアルに、大画面で迫力あるプレイが可能、スゲー環境だぜ。
この電源のおかげですべてのパーツが安心して、安定して使用できる。
80PLUS電源っていうのが最高に素晴らしい。
音は静かでしかもパワフル、それが電源メーカーのトップブランドSEASONICだ!
[ 2014年09月13日第2回レビュー msi Z97 Gaming 5で「Devil's Canyon」=Core i7-4790Kを4.4GHzでド安定動作可能 ]
まず電源プランにおけるCPUのクロック変化を見てみよう。
電源プランを「バランス」にした状態では、アイドル時にCPUクロックはガンガン下がる。
電源プランを「高パフォーマンス」に設定した場合は、CPUクロックは上がったままになる。
電源プランを変更することによってある程度、CPUのクロックを制御することが出来る。
しかしこれを毎回、高いクロックにしたいゲームやアプリのために手動で切り替えるのは面倒だ。
「msi Z97 Gaming 5」には「Gaming App」というユーティリティがあり、簡単に「オーバークロック」「GAMING=高パフォーマンス」「サイレント=デフォルト」を選択することが出来る。
<Seasonic 80Plus Gold セミプラグイン電源 SSR-RM『Gシリーズ』650Wのおかげでド安定のオーバークロック>
・OCモード
自動的にOC機能=「OCジニー」でCPUをオーバークロック
定格4GHzに達した「Devil's Canyon」=Core i7-4790Kで、4.4GHzでド安定動作が可能になった。
・GAMINGモード
CPUによって制限された最大クロック速度を維持する。
電源プランでいう「高パフォーマンス」同じクロックの上げ下げになっていた。
・サイレントモード
デフォルト値にCPUクロックを設定
上記のモードはVGA、マザーボードの種類によって添付されている「Gaming App」のバージョンによってモードの有無、機能の内容が異なっているようだ。
別のバージョンでは「デフォルト」というボタンがあった。
また、解説しているPC系のメディアでも機能説明が異なっている。
「msi Z97 Gaming 5」でチェックした限りでは、サイレントモードは省電力モードやアンダークロックといったものではなかった。
電源プランでいう「バランス」と全く同じクロックの上げ下げになっていた。
オーバークロック時も、もちろん通常時も安定した動作だった。
Seasonic 80Plus Gold セミプラグイン電源 SSR-RM『Gシリーズ』650Wの安定性の高さを物語っている。
2014年09月27日 第3回レビュー
[ 4790Kオーバークロックとベンチマーク ]
<簡単で確実なオーバークロックが出来るZ97 Gaming5>
msi Z97 Gaming5マザーボードは、OC Genie(オーシージニー)という機能がある。
ワンクリックで簡単にオーバークロックできる機能だ。
・マザーボードのUEFI=BIOSか可能
・Windowsアプリ「Command Center」から可能
・Windowsアプリ「Gaming App」から可能
4.4GHzオーバークロック時の動作をCPU-ZとCore Tempでチェックしてみる。
しっかりと44倍、4400MHzを達成。
この安定しているḠシリーズ650W電源のおかげだ。
UEFI=BIOSで「OC Genie」を設定できる。
44倍に設定できているが、ここであることに気が付く。
「インテル ターボ・ブースト・テクノロジー」と「エンハンスド・インテル・スピードステップ・テクノロジー」が無効になっていた。
~インテル ターボ・ブースト・テクノロジーとは~
CPUのTDP(どの程度の冷却を必要とするか定量化した数値)の範囲内で、クロック周波数を上げてくれる技術である。
「分かりやすく言えば、まだまだCPUは熱くなっていないよー!」
→「分かった、クロック周波数上げて仕事もゲームも捗るようにするよー!」
っていう技術だ。
これが「OC Genie」ではオフになっていることが分かった。
~エンハンスド・インテル・スピードステップ・テクノロジーとは~
拡張版 インテル・スピードステップ・テクノロジー
CPUのクロックスピードを、アイドル時や低負荷時には下げて、アプリケーションを動かしている高負荷時には上げてくれる技術だ。
この技術で低消費電力化・CPUファンの騒音低下を実現できる。
「インテル・スピードステップ・テクノロジー」と「EIST=エンハンスド・インテル・スピードステップ・テクノロジー」はセットと考えていいと思っている。
実際に「EIST」をオフにすると、「インテル ターボ・ブースト・テクノロジー」も無効になってしまう。
オーバークロック時にはTDPに余裕がなくなるので、クロックを下げられることが万が一にもあるとまずいので、オーバークロックチェックの際はこの二つをオフにすることが多い。
<実際に4.4GHzオーバークロック時のCINEBENCH R15ベンチマーク>
・インテル ターボ・ブースト・テクノロジー無効
・44倍でFIX
・CPUクーラー「阿修羅」のファン回転数は温度によって可変=スマートコントロール状態
・Ḡシリーズ 650W
OpengGL:156.51fps
(参考)4.0GHzでターボ・ブースト・テクノロジー有効時には「148.62」
→4.0GHzのターボ・ブースト・テクノロジー有効4.4GHz時に比べて「5.3パーセントアップ」
クロック周波数は4.0GHzから10パーセントアップしているのだが5.3パーセントアップに落ち着いた。
CPU :879cb
(参考)4.0GHzでターボ・ブースト・テクノロジー有効時には「849」
→4.0GHzのターボ・ブースト・テクノロジー有効4.4GHz時に比べて「3.5パーセントアップ」
クロック周波数は4.0GHzから10パーセントアップしているのだが3.5パーセントアップに落ち着いた。
上記の結果を踏まえて「OC Genie」を考える。
・「OC Genie」は4.4GHz動作を確実なものにしてくれる。
・安定して、特別な設定を必要としないために初心者に安心して進められる。
・小幅ではあるが、確実に性能向上はある。
<パフォーマンスアップは小幅なものになった>
パフォーマンスアップが4.4GHzのOC Genieで小幅なものとなった。
その理由は下記だ。
オーバークロックしていない標準の「4790K」は4.0GHzで、ターボブースト有効時には4.4GHzで動作する。
よって、ターボブーストが無効になる4.4GHzのオーバークロック=OC Genieと比べてほとんどクロック周波数向上がない。
一方で少なくとも確実な性能向上が見られたのは「ターボブーストとEISTが有効になっている場合の4790kの4.4GHz動作では、高負荷時にクロックが下がる瞬間がある」ためだ。
だからこそ、4790kは4.0GHzとして販売されており、毎時4.4GHzで動作しているわけではない。
よって、OC Genieには〝メリットがある”といえる。
このチェックでも、抜群の安定性でḠシリーズ650Wは不安定になることはなかった。
<インテル ターボ・ブースト・テクノロジーを有効にして4790kを44倍に設定し4.75GHzで動作>
上記のOC Genieの4.4GHzのド安定動作に安心して、「インテル ターボ・ブースト・テクノロジー」を有効にして、44倍設定でオーバークロックを実行だ。
これが出来たらどこまでクロックが伸びるか楽しみだ。
・44倍に固定、ターボ・ブースト・テクノロジー有効で無事起動
<FF14ベンチマーク キャラクター編を実行>
FF14キャラクターベンチマークを「2560x1440ドット」で実行した。
CPUクロック周波数は驚くべきことに「4.75GHz」をマークしている!
44倍で固定されているCPUクロック周波数=4400MHzに、ターボ・ブースト・テクノロジーでさらにクロック周波数がプラスされているためだ。
大変に素晴らしいクロック周波数と、オーバークロック耐性だ。
一方で、なぜかベンチマーク結果は悪くなってしまった。
ガーン、ショック…
・4.4GHzのターボ・ブースト・テクノロジー有効時:9414
・4.0GHzのターボ・ブースト・テクノロジー有効時:9631
・これらの結果から推察される要因
4.0GHzターボ・ブースト・テクノロジー有効時よりも、ベンチマーク結果が悪くなったのが冷却が問題なのではないかと考えた。
CINEBENCH R15よりも長い時間走らせるベンチマークであるために、冷却が追い付かずにCPU性能が下がった可能性はないかと推測。
よって、「msi COMMAND CENTER」からCPUファンの回転数をマックスの回転数=1450rpmに固定した。
普段はスマートコントロールモード=負荷に応じて可変速なので、450rpmで動いてくれるのでとても静かだ。
しかし、1450rpmだととんでもない爆音になるかと思いきや、14㎝大口径ファンのおかげで1450rpmで済ませられるので、そこそこの騒音で済ませることが可能だった。
これは大変にありがたい。
4.75GHzで動作出来てかつ、冷え冷えの阿修羅はおすすめCPUクーラーだ!
「サイズ 【HASWELL対応】 阿修羅 ASHURA 非干渉形状 14cmサイドフロー型CPUクーラー SCASR-1000」
値段は人気商品の「虎徹」に比べて1000円ほど高いが、冷え冷えだぜ!
マザーボードによっては取り付けられない場合もあるが、「msi Z97 Gaming」ではヒートシンクの一部の装飾を取り外すだけでオッケーだった。
むちゃくちゃデケーんだけど、おれは迷わず虎徹ではなく阿修羅を選んだぜ。
理由はかっこいいからだ!
そしてZIGSOWで持っている人がいなかったからだ!
<阿修羅でファンをマックス回転、冷え冷えで再度ベンチマークだ>
アイドル時のminmumCPU温度が32度から29度に下がっているぞ。
阿修羅すげー。
<CPUクーラー阿修羅のファン回転数を変化させて再度ベンチマーク>
下記を使用したベンチマークだ。
・4790k
・CPUクーラー阿修羅、450rpmから1450rpm
・msi Z97 Gaming5
・ELSA GTX780S.A.C
・seasonic Gシリーズ650W
・アイ・オー・データLCD-MF272CGBR
<CINEBENCH R15>
・4.0GHz、ターボ・ブースト・テクノロジー有効時4.4GHz
CPUクーラー阿修羅ファン回転数450rpm
CPUスコア:148.62fps
OpenGLスコア:843cb
・4.0GHz、ターボ・ブースト・テクノロジー有効時4.4GHz
CPUクーラー阿修羅ファン回転数1450rpm
CPUスコア:153.04fps
OpenGLスコア:878cb
・4.4GHz、ターボ・ブースト・テクノロジー有効時4.75GHz
CPUクーラー阿修羅ファン回転数450rpm
CPUスコア:155.00fps
OpenGLスコア:875cb
・4.4GHz、ターボ・ブースト・テクノロジー有効時4.75GHz
CPUクーラー阿修羅ファン回転数1450rpm
CPUスコア:159.59fps
OpenGLスコア:883cb
=>結果
同一クロック時に、CPUクーラーのファン回転数の高さ=冷却性能によって、ベンチマーク結果が確実に上がるのがよく分かる。
CPUクーラーはより良い物を選ぶべきであり、ファン回転数を高くすることから生まれる弊害=騒音を我慢できるのであれば、できるだけ高速にすることが望ましい。
特に、4.0GHzでファン450rpm時に比べ、オーバークロック4.4GHzのターボ・ブースト・テクノロジー4.75GHzファン1450rpm時の差がすばらしい「7.38%」アップだ。
ガンガン冷やしてガンガン回す、より高い性能を目指すための「msi Z97 Gaming5」の「COMMAND CENTER」によるファン回転数設定機能はとても素晴らしいことが分かった!
4.75GHzで安定動作するということがトンデモ素晴らしい。
縁の下の力持ち=Ḡシリーズ650W電源のお陰で4.75GHz動作をあっさりと達成してしまったのだ。
<FF14 ベンチマークキャラクター編 2560x1440ドット最高設定>
・4.0GHz、ターボ・ブースト・テクノロジー有効時4.4GHz
CPUクーラー阿修羅ファン回転数450rpm
SCORE:9631
平均フレームレート:84.388
・4.0GHz、ターボ・ブースト・テクノロジー有効時4.4GHz
CPUクーラー阿修羅ファン回転数1450rpm
SCORE:9663
平均フレームレート:84.355
・4.4GHz、ターボ・ブースト・テクノロジー有効時4.75GHz
CPUクーラー阿修羅ファン回転数450rpm
SCORE:9414
平均フレームレート:81.653
・4.4GHz、ターボ・ブースト・テクノロジー有効時4.75GHz
CPUクーラー阿修羅ファン回転数1450rpm
SCORE:9752
平均フレームレート:89.966
=>結果
4.4GHzになるとターボ・ブースト・テクノロジーによって4.75GHzで動作することから、相当熱くなるためだろうか、逆にパフォーマンスが落ちてしまうことがよく分かるデーターだ。
CPUクーラー阿修羅のファン回転数をスマートコントロール=標準のコントロールで走らせると、結果は悪くなるのだ。
ファン回転数を1450rpmのマックス状態で固定すると、ベンチマーク結果は確実に上がった。
4790kの4.0GHz標準時よりも、4.4GHzのターボ・ブースト・テクノロジー4.75GHz動作時は「6.8パーセント」のフレームレートアップだ。
冷却は大事だということがよく分かるデーターだ。
特にFF14のようなヘビーなゲームで2560x1440ドットという超高解像度でのゲームになると、CPUは激アツ状態。
なのでCPUクーラーのファンコントロールがWindows上からできる「COMMAND CENTER」はすげーソフトだと思う。
msi製ゲーミングマザーボードがおすすめだ。
そしてそれを実現できるド安定電源「seasonic Ḡシリーズ650W電源」の強靭さに感激する。
<Maya2014を使用したプレビューフレームレートチェック>
・4.0GHz、ターボ・ブースト・テクノロジー有効時4.4GHz
CPUクーラー阿修羅ファン回転数450rpm
4.7fps
・4.0GHz、ターボ・ブースト・テクノロジー有効時4.4GHz
CPUクーラー阿修羅ファン回転数1450rpm
4.8fps
・4.4GHz、ターボ・ブースト・テクノロジー有効時4.75GHz
CPUクーラー阿修羅ファン回転数450rpm
4.8fps
・4.4GHz、ターボ・ブースト・テクノロジー有効時4.75GHz
CPUクーラー阿修羅ファン回転数1450rpm
4.9fps
=>結果
結果を見ると、4パーセント程度ではあるもののプレビュー性能が上がっていることがわかる。
3Dアプリケーションソフトは基本的にはプレビュー速度はあまり速くない。
ポリゴン数が多くなればなるほどに、テクスチャーが高解像度になればなるほどに遅くなる。
よって、制作時には軽量なモデルでモーション作成し、レンダリング時に通常モデルに差し替える。
近年、CPUとVGAの劇的な進歩によって通常モデルでもアニメーションプレビューがそこそこ行えるようになってきた。
これはとても嬉しい事だ。
特にヘビーなソフトであるMayaを動かしていて、不安定になることは一切なかった。
Ḡシリーズ650W電源の安定性の高さのおかげだ。
<オーバークロック総評>
大変に嬉しい事にターボ・ブースト・テクノロジー使用時ではあるものの、4.75GBで動作させることができた。
問題無く使用もできた。
これには驚かされる。
オレが最初目的としていた4.6GHz動作をはるかに超える4.75GHz動作を可能にしてしまうとは、「Ḡシリーズ650W電源」は、信じられないほどにタフな高性能電源だとおもう。
[ 2015年03月08日 80PLUS GOLD電源の素晴らしさについて ]
あまりにも素晴らしいので新規に購入だ!
80PLUS GOLD電源なので、間違いなく節電になるだろう。
twotopのHPに、電気代比較があった。
http://www.twotop.co.jp/80PLUS_power/
blonzeとgoldで3年間、1日8時間使用で1000円安くなる。
24時間つけっぱなしマンは3000円だ。
結構デカイ。
5年間保証です、おすすめです。
~果てしなく続く~
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