1990年リリースだからバブルも終末期。
例のYSTシステムに対応したプリメインアンプ。
メーカー希望小売価格が49,800円という、当時だと捨て金で買える金額。
ちょっと高級な飲み屋を二軒はしごすれば、これぐらいは支払ってた時期。
本格オーディオマニアには見向きもされなかったんじゃないだろか?
それを980円(送料1,230円)で入手。
状態
小傷多く、汚れている。
しかし、傷より汚れの方が多く、磨けばそこそこ見られそう。
開腹
ホコリだらけだけど油汚れとかヤニなどはないので、割と綺麗になりそう。
とりあえず、ホコリをはたいて掃除機で吸引。
パーツ等
わりといいパーツ使ってるみたいです。
コンデンサは日本製が多いようですし、金属皮膜抵抗やKOAのセメント抵抗なんかが使われてます。
特に問題のありそうなものは、目視では判別不能。
ここまで確認して電源投入。
DCオフセットチェック
Lchが7.5mV程度。Rchが3.6mV程度
一応、調整用半固定抵抗はあり、値も変化する。ただし、バイアス調整用の半固定抵抗は見当たらない。
音質
ヤマハらしい細いけど妙にパワー感と透明感のある高域と驚くほど豊かな低域。
クロストークは少し厚めで、音像は中心に寄る感じ。分解能はそう高くないが、必要にして十分。
所感
電源スイッチ・スピーカーセレクター(YSTシステムOFFボタン)・チューナー・ラウドネスに黄色いシールが付いている。
ひょっとして店舗備品かなにかだったのかな?そう言えばボディ横に四角いシール跡もあるし。
「黄色いシールを押して使う」みたいな取扱説明を受けたのかもしれない。
音質的にはピュアオーディオのAシリーズやCAシリーズプリメインと比べるとワンランク落ちるような気がする。
驚くことに、これMCカートリッジとMMカートリッジの両方が使えるようになってる。
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購入金額
980円
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購入日
2014年06月29日
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購入場所
ヤフオク
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