SONY製、3D対応BDプレイヤー。
下位モデルは単なるBD再生機だが、こいつはネットワーク・プレーヤーとしての機能のほうが充実しており、殆どの人はそちらが目的で購入するものだと思う。
取り敢えず、開封の儀。
中身のほうは本体とリモコン、電池に説明書と最低限。
HDMIケーブルは付属しないので、TVに繋ぐ際は別途購入が必要だ。
なお、ブラビアリンク(HDMI経由で接続された機器をリモコン一つで制御する機能)に対応しているので、SONY製のテレビを持っている場合はリモコンをお蔵入りさせて特に問題ない。
HDMI制御をONにした後は、SONY製TV用の無線リモコンであるRMF-JD004にてテレビ経由で本製品の全ての操作が出来ることを確認できた。
正面部にはBDドライブ・トレー、機器情報表示のウィンドゥがあるのみ。
本体右手前の天板部分の角が、電源スイッチとトレー開閉スイッチになっている。
天板部は中央が少しだけ盛り上がっている構造をしており、基本的に「上に何も置くな」というデザインになっている・・・・が、
設置スペースの問題もあって、こうなった。
刺さりそうなカクカク同士のせいか、一切違和感が無いのが素晴らしい。
背面部には、コアキシャル出力、LANポート、HDMI、USBが並ぶ。
USBポートは1G以上のUSBメモリかストレージの接続に対応し、接続したUSBストレージからの映像再生をサポートする。
LAN接続は100Base対応だが、Wifiも内臓されているので余り使うことは無さそう。
内臓WifiはWPSに対応しており、特に設定で困ることは無い。
付属のリモコンは本製品の再生関連に必要なボタン以外に、TV操作用のボタンが付く。
ブラビアリンクを使う場合は、そのままお蔵入りでOK。
なお、対応する機能は以下の通り。
・3D-BD再生
・BDの4k-TV対応アップスケーリング再生
・DVDのFullHDアップスケーリング再生
・SACD再生
・DLNA対応機器、及び接続USBストレージからの映像・音楽・画像再生
・MiraCast受信
なお、対応コーデックの幅はMKVやWMAもOKで、割と幅広い。
ちなみに、DLNAやUSBからの映像も一応はアップスケーリング再生の対象になる。
元映像の質にも左右されるが、アップスケーリング再生の画質は非常に良質。
FullHDのTVでDVDを再生すると、普通なら「映像のアラが見え、ノイジーっぽさを感じる」ものだが、本製品で再生した場合は殆ど判らなくなる。
手持ちのDVDを綺麗に再生したい、という目的のためだけでも購入する価値は十分にある。
映像ファイルでも、DVDレベルの画質があればFullHD再生時のノイズはほぼ判らないレベルまで改善するので、大きな画面で高画質で見たいという欲求を満たすなら、PCで再生するより本製品で再生可能な形式にエンコードし直すほうが、冗談抜きに満足度が高い。
また、Huluなどのネットワーク配信サービスやYoutubeはWifi経由でもFullHD再生可能で、やはりこちらも元映像次第なところがあるが、かなりの高画質。
高級なAV機器でないと対応しないSACDの再生も可能、Miracastアダプタとしても機能するなど、お値段の割に色々と使える機能も多い。
操作系のレスポンスも極めて良好で、電源ONから起動完了まで1秒しかかからない。
再生専用機としては高いが、基本機能も追加機能も優秀。
お値段分の価値は十分ある。
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購入金額
14,800円
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購入日
2014年11月27日
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購入場所
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