フロントパネルがサンドブラストしたような感じになってます(なんて言う処理なんだろ?)。
Shenzhen Audio S.M.S.L. pageに仕説明がありました。
Housing Process: sandblasting + pull grain oxide ( not the same as the paint fade )
「サンドブラスト」で良いみたいです。
相変わらずの中華的発想。メンタリティの違いですなー。
仕様
Power:
- 4Ω:25W
- 8Ω:20W
Dynamic range : 103dB
Net Weight: 0.5kg
External dimensions : 150 x 92 x 43mm (including protruding parts)
Panel Color: Black / Silver / Gold
Fit Color: Black
Housing material : aluminum
Housing Process: sandblasting + pull grain oxide ( not the same as the paint fade )
Screen technology: laser engraving ( not the same as the paint fade )
Signal Input : RCA gold-plated lotus pedestal signal input
Signal output : 4-wire signal output
Power supply : DC12-24V external diameter 5.5mm diameter 2.1mm Ungrateful positive
Circuit plate : 1.6mm thick all- glass Immersion Gold
【11:20】
TI社のTPA3118D2搭載。現行ICですね。
これが聴きたかった。
エージングもまだですが、先代36Aとは微妙に異なる音質です。
初の音出しは高域と低域が強く、先代SA36Aの下膨れ的音質とはかなり方向性が異なってるような。
それでも、破綻のない音造りはさすがS.M.S.L.というところでしょうか。
なかなかイイ感じです。
【16:40】
だいたい落ち着いたようです。
顕微鏡的に聴くと、先代より高域が強くなっています。これは、先代の高域が弱いという声があったため、高域にハイライトを当ててチューニングしたのかもしれません。
低域は当代バージョンの方が若干締まり気味で、歯切れよく感じます。
総合すると、わずかにドンシャリ傾向だけど、中域が不必要に引っ込むこと無く出音しているため、モニターライクなスピーカーで聴くと、Altecユニットのスピーカーを鳴らしているように音離れが非常によく感じます。
しかも、適度に締まった低域のおかげで、ハッキリクッキリ系が好きな方には良音に聞こえると思われます。
ただし、クラッシックを聴くときは美音系スピーカーで聴いたほうが、音楽を楽しめる感じです。
アコースティックなソースをモニターライクなシステムで聴くと、音が痩せ気味に聴こえる気がします。
聴く音楽によって適切なスピーカーを選択できれば、長く付き合えるアンプになると思われます。
Olasonic NANO-COMPOもどちらかというと元気なアンプみたいなので、IC自体がこういう系統の音なのかもしれません
。
雑感
今回の商品名はSA36A proだけど、なんでSA36Aを名乗るのかが理解できない。
先代がどちらかというと大人しい味付けの音質だったのが、当代ではかなりハッキリクッキリ系に感じる。
出音傾向からは同じシリーズとして括るのには無理があると思う。
まして、チューニングではなくてハードウェア変更されているので、全く違ったものとして考えるのがまっとうな命名則というものなのでは?
まぁ、同じようなものをあれこれと名前だけ替えて作ってるメーカーが中国にはたくさんあるわけで、よく言っても売上至上主義で悪く言えば売れさえすれば良い的な風土がそうさせるのかもしれないな。
「SA36Aが評判良くロングセラーだったので、proつけて売っちゃえ。」・・・かな?
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購入金額
3,580円
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購入日
2014年06月25日
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購入場所
ノースフラットジャパンヤフオク店
mr_osaminさん
2014/06/25
しかし出てくる音は違う。
エンジンが違うんだから当たり前かもしれないですが。
baelさん
2014/06/25