※ 2015/6/14 レビューの視点を追加しました。
所有していたミラーレスマイクロ一眼、OLYMPUS PEN mini E-PM1・・・
コンデジと大差ないコンパクトなサイズでありながら、レンズ交換式カメラならではの優れた画を残してくれる良いカメラなのだが、一眼レフと併用していると、モードダイヤルを持たず、撮影モードの変更などの操作を全てメニューから行うという操作性がもどかしい・・・
また、Kiss X5やRX100M2にある可動式液晶に慣れてくると、固定式液晶のE-PM1では、ハイアングル/ローアングル撮影時に液晶が見難いことになる・・・
E-PM1購入時には上位モデルPEN Lite E-PL3があった。コンパクトさとコンデジライクな操作性を優先し、あえてモードダイヤルや可動式液晶のないE-PM1を選んだはずだったのだが、Kiss X5やRX100M2と併用すると、メニューから行うモード変更がもどかしく感じるようになり、可動液晶の撮影アングルの自由度の高さを活かした撮影が増えてくると、E-PL3後継モデルのE-PL5/E-PL6といったモードダイヤルを搭載する可動式液晶モデルが気になるように・・・
更にE-PL5からは、PENシリーズのハイエンドモデルであるE-P3で採用された着脱式グリップが装着されたり、タッチパネル液晶の採用や、OM-D E-M5に搭載された有効1605万画素の撮像素子の搭載、画像処理エンジンの変更などで、操作性や画質も向上している。
そんなE-PL5も発売から1年半以上経った今、E-PM1の購入価格よりも安くなってきたので、思い切って買い換えることにした。
購入したのは、ホワイトのダブルズームキットだ。
14-42mmの標準ズームと、40-150mmの望遠ズームの2本が同梱されている。
35mm換算80-300mmの望遠ズームも、追加しようか迷っていたレンズで、中古でも18000円前後するので躊躇していたが、レンズキットとの価格差が約12000円だったら、ダブルズームにしちゃったほうがお得だよねと・・・
グリップを装着していない状態では、E-PM1やE-PL3と雰囲気はほぼ同じだが、グリップを装着すると、グッと雰囲気が変わり、高級感が増す。
E-PM1/E-PL3よりも若干サイズが大きくなっているが、グリップを外せばE-PM1/E-PL3用のボディジャケットも装着可能だった。
E-PL5とE-PL6の差は、ISO100相当のISO Low、インターバル撮影、タイムラプス動画の有無の違い程度しかなく、カメラとしての操作性や基本性能は全く同じでありながら、実売価格で12000円以上の差があるので、E-PL5で充分である。
40-150mmの望遠ズームはフィルター径が58mmなので、手持ちのプロテクターが使えたことと、最短撮影距離が0.9mと短くないが、所有するマクロアダプターが使えたのは嬉しい誤算だった。
液晶はタッチパネルの可動式だ。
液晶が可動式なので、ハイアングル/ローアングル撮影が楽にできる。
持ち上げると最大170°まで開くことができ、自撮りもできる。
この液晶はタッチパネルだ。触った場所にピントを合わせるタッチフォーカスや、そのまま撮影するタッチシャッターもできるので、スマホ感覚の撮影も可能だ。ただ、スマホと比較すると大きく重いので、タッチフォーカスにとどめておく方が良いように思う。
タッチフォーカスは、今まではピント位置を合わせるのに、予めフォーカスポイントを固定しておいたり、中央1点にしておいて、合焦後に構図を合わせる必要があったが、構図を決めた状態で、ココってところにピントを合わせられるのは、とても便利だ。
E-PM1ではできなかったフォーカスポイントのサイズ変更もできるので、ピンポイントでのピント合わせが楽になった。
撮影後の確認時にはスワイプで前後の切り替えができたりと、スマホのような操作もできる。これは思っていた以上に便利だ。
独立したモードダイヤルによる操作性の向上も期待通りで、今まではほとんどA(絞り優先)で撮っていたが、その場に合ったモード選択がしやすい。
E-PM1ダブルレンズキットに付属していた17mm F2.8のパンケーキレンズは残しておいたので、45mm F1.8、ボディキャップレンズも今まで以上に活躍してくれそうだ。
<作例>
■ 関連するモチモノ(随時追記)
・E-PM1のキットレンズとなっていた標準パンケーキレンズ
・電動式の標準パンケーキズーム
・標準単焦点レンズ
・評判の単焦点レンズ(ママのためのファミリーポートレートレンズ)
・レンズアクセサリーでありながら、意外な描写で楽しめるボディキャップレンズ
・寄れない悩みを解消してくれるスグレモノ
・屋外/望遠撮影時の快適な撮影のために・・・
・小物類
・ミラーレスならではの楽しみ・・・
普段持ちできるサイズと重量
日常的に持ち歩くサイズ・重量としては、ギリギリかな・・・
コンデジと変わらないサイズ感だったE-PM1からの比較では、厚みと重さが増しているので、コンデジと比較すると、やや大きく重い。
沈胴式標準ズームレンズが意外に嵩張るので、常用レンズがパンケーキ(17mm F2.8)になっていたのだが、パンケーキズームを購入したことで、携帯性が大きく改善した。
パンケーキズーム(14-42mm EZ)+単焦点レンズ(17mm F2.8/25mm F1.8/45mm F1.8)×1~2本+フィッシュアイ・ボディキャップレンズ(BCL-0980)程度なら普段持ちできるようのは嬉しい。
そこはやっぱり一眼画質・・・
マイクロフォーサーズなので、厳密な比較をすればAPS-Cサイズの撮像素子を搭載するモデルに劣るかもしれないが、素人目には充分な写り。
PCモニターで等倍鑑賞しても、充分に耐えられる画質で、1/2.3型センサーはもちろんのこと、1型センサーモデルと比較しても優っている。
レンズ交換式ならではの、レンズ交換による多彩な表現力も大きな魅力。
モードダイヤルと可動式液晶で快適撮影・・・
E-PM1からの買い替え理由は、モードダイヤルと可動式液晶。
どちらも快適な撮影環境を提供してくれる。
露出補正が少し設定し難いかな・・・
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購入金額
46,800円
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購入日
2014年05月25日
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購入場所
Joshin Web
退会したユーザーさん
2014/05/31
液晶が可動するのはいいかもでつ(・・b
固定だと体勢的にしんどいときありまつもんね(・・b
ねおさん
2014/05/31
カメラも現在、一眼レフ、ミラーレス、コンパクト各1台に落ち着きました。
この3台は、シチュエーションにより使い分けます。
それぞれ特徴があって面白いですよ。
X5はバリアングル、RX100M2とE-PL3はチルトと違いはありますが、縦構図でなければチルトで事足りますね。
ナツメグさんのX5は活躍してますか?