中古ショップで超特価品を見かけたのでマリオカート8用に購入してみました。
●Wii U プレミアムセット shiro (WUP-S-WAFC)
プレミアムセットのkuroから遅れること半年(2013年夏頃)ホワイトバージョンがリリースされました。プレミアムセットではベーシックセットの本体(8GB)に対して内蔵メモリが32GB搭載されているのが特徴です。
付属品などはkuroと同じでWii U本体の他にタテ置スタンド、ゲームパッド、タッチペンがホワイトカラーになっています。ゲームパッド用充電スタンドとプレイスタンドは残念ながらkuro付属品と同じブラックカラーとなっています。写真には収めてませんが本体とゲームパッド用の各ACアダプターとHDMIケーブルが付属しています。
ホワイトカラーが好きな方には待望の製品なわけですが、先行して発売されたにも関わらず苦戦しているので製品自体の魅力はこれからといったところでしょうか。
●ゲームパッド
ゲームパッドは見た目よりは軽い印象ですが実際の重さは500gと軽量タブレットと同等の重量です。やや重く長時間プレイに向いてるとは言えません。
タッチパネルを搭載した6.2インチ液晶パネルの解像度は854x480ドット。
Wii Uメニューなどの表示でもジャギーが目立つため解像度不足を感じます。
せめて1280x720ドットは必要かと・・・。
輝度、発色、残像感に関しては良好です。
視野角は角度をつけると若干暗くなりますが視認性は良好で問題ありません。
●Wii Uメニュー
Wii Uメニューはゲームパッド使用を選定とした設計になっていますが、ゲームパッドの液晶画面のみ見ているとTV画面に注意事項が表示されていたりと作りこみがかなり甘いです。
Wii Uメニュー(Wiiメニュー)の全体的な動作が重いです。ダウンロードなどでお世話になるストアの表示が特に遅く、待ち時間を潰すためのミニゲームを用意したりと工夫は見られますが、表示されるまでかなり時間がかかりストレスを感じました。
重い処理ではないはずのメニューの動作がもっさりと重いのは流石にまずいですね。今後のシステムアップデートでの改善に期待でしょうか。(Wii互換モードより消費電力高いので裏のタスクでなにか処理しているのかもしれません。)
●Wii Uゲームモード
Wii U専用タイトルについては明日マリオカート8が発売予定のためそちらが到着次第評価します。
マリオカート8をもちもの登録しました。
●Wii互換モード
Wii互換モードについてはWii Uメニューから互換モードを起動して動作自体を切り替える必要があります。
Wii互換モードの画面出力は残念ながら480pのままでアップスケーリングなどの追加要素はありません。”WiiをHDMI出力化できる”だけでも価値はありますが、ポリゴン表示のアップスケーリングに対応していたらハード的にもう少し人気が出たかもしれません。
Wiiのゲーム画面はTV出力以外にゲームパッドへの出力にも対応。ただし、ゲームパッドのキーで操作が出来ないのはマイナスです。かわりにゲームパッドのカメラの左右にセンサーバーが内蔵されているのでゲームパッドを液晶モニター代わりに使うときは外付けのセンサーバーは不要なのは面白いアイデアと思います。
その他はWii Uメニューと同じくメニューの動作がやや重いのが気になりました。
●消費電力
Wii U本体の消費電力をワットチェッカーで計測してみました。
<消費電力>
・メニュー画面:29W
・ゲーム(マリオカート8):33W
・Wii 互換モード メニュー画面:26~27W
・Wii 互換モード ゲーム(マリオカートWii):26~27W
アイドル状態に近いメニュー画面の消費電力は29Wとかなり低めです。
ゲーム中の消費電力は33Wとかなり低いです。本体に付いているファンからは暖かい熱風がでていますがファンの回転数は低くファンノイズはありません。
Wii互換モードは26~27WとWii Uメニュー表示時より低くなりました。
●感想
Wii Uに関してはプレイしてみたいタイトルが出るまで様子をみていました。
マリオカート8がやっと発売になるということと、特価品を見つけたので購入に踏み切りましたが発売から1年を経過しているにも関わらず(次世代機全体に言えますが)タイトル不足は深刻です。
苦戦しているWii UについてはゲームパッドをオプションにしてWiiユーザー向けに本体のみで発売し、基本的な操作はWii リモコン+センサーバーのままでWii Uメニューの構造とUIを作成して互換性を強調すればもう少し違った結果になったのではないかと。(今からでも遅くはないので変更するべきかも・・・)
ゲームパッドは文字入力しやすく実用的で面白いデバイスですが、androidタブレットなど高性能な大型端末も数多くリリースされしまっている現在ではインパクトに欠けます。
Wiiと同様に消費電力が低いので扱いやすいのは万人向けで、これなら夏場でも安心です。
本体カラーのシロはアナログレバーのゴムが変色しやすいのでお勧めしませんが、クロでは渋すぎるのでインテリアとしてはシロの方が良いですね。ゲームパッドが単品発売された時にクロを追加購入するのも良いかと思います。
<2014/05/29>
・ゲームプレイ中の消費電力を追加しました。
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購入金額
0円
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購入日
2014年05月頃
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購入場所
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