白ロムが中古ショップで格安で販売されていたので購入してみました。
●SoftBank ARROWS A 301F
Qualcomm Snapdragon 800を搭載したハイスペック・スマートフォン。
2013年冬モデルでSIMカードはnanoSIMが必要になります。
特徴は”ARROWSお馴染みの指紋認証、64GBのストレージ、5.0インチフルHD液晶、フルセグ視聴、日本語入力にATOK採用”あたりでしょうか。かなりのハイスペックモデルです。
付属品は専用充電スタンド、充電スタンド要ACアダプター、アンテナケーブル、説明書類。
（付属のACアダプターは充電スタンド専用の端子になっています。）
●OS
OSはandroid 4.2.2。2013年冬モデルでは他社製の端末を含めて4.2.2の採用が多いようです。OS自体のレスポンスが向上しているOS 4.3/4.4.xでないのは残念。
SIMフリー対応化のためのソフトウェア更新はSIM無しのWi-Fiで可能でした。
(メジャーアップデートは無いと思いますがWi-Fiで出来るのかは不明。)
●液晶＆タッチパネル
5.0インチフルHD液晶パネルはやや青っぽく色温度は高いようで発色自体は悪くないです。残像感はありますが気にならないレベルです。（＊ディスプレイオプションのインテリカラーをオフにすると青っぽい色合いから自然な色合いになりました。）
フルセグやフルHD動画の視聴、高解像度の画像のプレビュー時に威力を発揮します。
タッチパネルはタッチが極稀にですがフリック（またはスワイプ）と誤判定されるのと、マルチタップの同時押し判定がやや甘いようですがヌルサクなSoCパワーのおかげで概ね良好。
筐体のデザインがGALAXY S3に似ている・・・と思ったら液晶画面ガラスの周辺が湾曲してました。液晶保護フィルムの種類によっては周辺に浮きが発生します・・・やはり画面は平らが良いですね。（今はってある保護フィルムも上と下側が数ミリ浮いてます）
●バッテリー
内臓するバッテリーの容量は2600mAh。薄型化のため取り外しは出来ません。
低消費電力のメモリを採用しているおかげかスリープ時の消費電力は少ないようです。アプリを動作させるとSnapdragon 800ですからバッテリーの消費はかなり激しく、Googleマップを使用したときにかなりの速度でバッテリーを消費していたのでモバブは必須です。
あまりお勧めしませんが、充電しつつ使う場合の発熱（熱暴走）は旧モデルと比べると抑えられているようで今のところは処理落ちなどは発生していません。
●ストレージ
ユーザー領域は52GB確保されています。これだけあれば動画や音楽ファイルなど沢山入れることができますし、動画の撮影時にも空き容量を気にする必要はありません。
microSDカードスロット（最大64GB）もあるので増設も可能です。
●メインカメラ
メインカメラはソニーの裏面照射積層型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」に自社製の画像処理エンジンを組み合わせているようです。（個人的にはスマホのカメラに画質は求めていません。）
●フルセグ
ワンセグに加えてフルセグの受信に対応しています。アンテナは外付けのため付属のケーブルをヘッドフォン端子に取り付ける必要があるのと感度は良くないのでフルセグの受信は期待しないほうが良いです。
屋外で試したところ受信できれば綺麗ですが安定して受信するには場所を選びます。外部アンテナを接続できると良いのですが室内では受信できないので微妙です。
●スピーカー
スピーカーは縦のときの下側側面に配置されています。穴はUSBコネクタを中心に左右に分かれていますがステレオなのかモノラルなのかは不明。音質はスマートフォン用スピーカー相応ですが悪くないです。
●SIMフリー化
SIMフリー化についてはソフトバンクのショップに持ち込み約3000円で可能なようです。
”対応バンドがイマイチ不明確、他社製のSIMではテザリングが出来ない”という欠点があるのでお勧めしませんが、nanoSIM対応の端末で緊急時に使用するには良さそうです。
●ベンチマーク
antutuベンチマーク
antutuベンチはSnapdragon 800パワーで35000を超えて比較対象のなかではトップのスコアに。
Quadrant Standard Edition
Quadrant Standard Editionも20000オーバーと爆速です！
●感想
一ヶ月程度使用していますが、とくに不具合もなく快適に動作しています。
標準のホームアプリ”NX!ホーム”もシンプルで使いやすいです。
2万円以下の価格で”Snapdragon 800/MEM 2GB/64GB/5.0インチFullHD/フルセグ”とこのスペックです。安定性に難ありの物が多い中華タブレットなどより安くて高性能とコストパフォーマンスはかなり高いです。現状ではほぼ最高スペックの仕様で動作もヌルサクと、ソフトバンクの端末であること意外は完璧ではないでしょうか。
その他の問題として周辺機器（ケースや保護フィルム）の販売数が少ない点が気になりました。
国産モデルですがケースの選択肢が極端に少ないので困ります。
バッテリー容量が少なめで持ちはあまり良くありませんが、回線契約やMNPなどで格安販売されているため白ロム価格も安くなっていて恐ろしいほど高いコストパフォーマンスです。7インチタブレットと比べてしまうと液晶は小さくなってしまいますが、低価格で高性能なのでタブレットの代用品、サブ端末としてお勧めのです！
＜2014/05/19＞
・誤字を修正しました。
・ベンチマークのコメント位置がずれていたので修正しました。
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購入金額
0円
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購入日
2014年04月頃
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購入場所
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