ナントカと鋏は使いよう...な~んていうけれど、鋏で切れない(切り取りづらい)ものって結構ある。たとえば「長い直線を切る」「紙を折らないで穴を切り抜く」「端まで入っている郵便物を中を傷つけないように取り出す」...いくら切れ味の落ちない鋏
をもってしてもこれらのことは苦手だ。
できるだけモノを増やさないようには心がけるというものの、厚紙を直線的にくりぬいたりするのはやはり鋏だと厳しい。
そこでカッターナイフを買うことにした。
「カッターナイフ」、この和製英語の名前を持つ事務用品は「折る刃」ことOLFAの創業者が考案した、丸くなった刃先を折り取ることで、常に新しい刃面により切れ味が落ちないポケットナイフ。この日本発の事務用品は広く世界に普及したが、やはりそこはオリジン。きめ細やかなラインアップとたゆまぬ小改良を続けて日に日に使いやすくなっている。
現在日本ではOLFAとNTが二大メーカーだが、やはりOLAFAのシェアはダントツ。cybercatも実家では大小以外にもプラスチック用などの特殊形状のものも含め複数本のOLFAを使い分けるが、そこまで投資するのも...と今回は大に小を兼ねさせることにした。まあ、今回一番したかったのが薄い板に四角い穴をくりぬくということなので、いわゆる一般事務用の「小」替刃ではなく、工作系で使われる「大」替刃としたわけ。
ただ、ペンナイフを使わないとできないような繊細な作業はともかく、一般的な用途はこれですべてカバーしたかったため、グリップがよく、ドス持ちも鉛筆持ちも鉄棒持ちも可能な「バナナ」タイプを選択した。
OLFAの上級ライン「リミテッドシリーズ」。❝切るために美しく❞と外観にもこだわったライン。銀と黒のモノトーンで構成されたシャープな造形と、それを見てくれだけに終わらせない考えられた造形はOLFAというと工事現場の黄色いボディ...というイメージの上を行く。一般事務用から切り出しナイフ型、鋏まで10種をラインアップする。
その中の「リミテッドNL」。刃は大型刃を使い、がっちり止められるねじ式。片面ほぼ全部がラバー加工で滑りが抑えられている、というような機能美に加えて、本体はベロアクローム加工でつややかであり、ブレードホルダーはバフ研磨されていて一段と光る。
本来の仕様はここまで。ただ今回購入したのは「giga colour」シリーズ。OLFAのリミテッドシリーズをベースに工具卸のトラスコ中山がパール塗装を施した特別仕様。
トラスコ中山「giga color」シリーズニュースリリースワインレッドとホワイト、ブラックが用意されたが、今回購入したのは車の塗装のようなパールがきらめくワインレッド。さほどには高額でない割には、「リミテッド感」高し!使い勝手的にも片側全ゴムグリップの滑らなさで、段ボールもガシガシ切れるし、鉛筆持ちするとかなり細かい作業もこなせる。当面これ一本で!
原型のOLFAリミテッドNL商品説明
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購入金額
799円
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購入日
2014年02月11日
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購入場所
ロイヤル
hatahataさん
2014/03/08
文房具屋に行っても工具屋に入っても、やはりオルファの方が多く見かけます。
赤ラメとはまた惹かれる色ですねぇ。
cybercatさん
2014/03/08
>赤ラメとはまた惹かれる色ですねぇ。
結構深い色で文房具離れしてます。