モニターのキャリブレーションツールです。
センサーはSpyder4 でproと共通です。
ハードは共通なのでproを買って機能に不満があったら多少割高になってしまいますがアップデートソフトを購入してELITEにすることが可能です。
割高という意味でSpyderCapturePROと正直迷いました、SpyderCapturePROは
・SpyderLensCAL
・SpyderCUBE
・SpyderCheckr
・Spyder4Elite
のセットでバラで買うより約\10,000ほど得です。 Spyder4ELITEでも分不相応なのにSpyderCapturePROが必要か?と自問自答した結果Spyder4ELITEにしました。
PROでは無いのは「Spyder4TV HD アップグレードソフト のプレゼントキャンペーンをしていたからです。
2013年12月1日~2014年1月31日まで、申込書は、2014年2月7日(金)必着
だいたいELITEとPROの価格差が埋まるぐらいで販売されているものでテレビやプロジェクターのキャリブレーションをするためのソフトです。
Spyder4ELITEのパッケージには
・本体
・スタンド
・CD-ROM
冊子
・ありがとう
・かんたんクイックスタートマニュアル
・クイックスタートガイド が入っています。
実際の利用については細かく書くと長くなるので、かいつまんで書きます。
最初に最新版のアプリケーションを利用するために付属のCD-ROMでは無くサポートサイトからダウンロードしたものを利用しました。
説明書にもそのように書いてあります。
・Spyder4センサーを繋げないでソフトをインストールします、まぁ画面の指示に従っていくだけですので割愛します。
インストール後起動するとアクティベーションを促されるのでアクティベーションします。
Spyder4センサーをパソコン本体のUSBポートに繋げます。
(ハブではなく本体のポートに繋ぐように指示されています)
次のダイアログで選びます。
再キャリブレーション警告はどのぐらいでいいのか分からないので煩わしくない範囲という事で「1ヶ月」にしました。
次にCD-ROMの入った紙ケースに書いてあるシリアル番号を入力します。
アクティベーションの方法を選択します。
インターネットでさくっと済ませることにしました。
個人情報を入力します。
完了するとライセンスコードが発行されます。
以降インストールする際は、このライセンスコードを使用します。
インストール可能台数制限はSpyder4 Eliteは個人の方の使用に於いては所有するコンピュータのインストール使用台数に制約は無いとの事です。
ここからキャリブレーションスタートです!
まずは事前準備のチェックリストです。
モニターのタイプを選択、モニターは三菱のRDT261WHなので
色域は「ワイド色域」、バックライトは冷陰極管(CCFL)だから「CCFL」を選択
まずはキャリブレーションするターゲットの設定。
まぁ推奨値を選択しましたが、明るさの「120」は眩しかったです。
80ぐらいで良いかも?
モニターの設定を6500Kにするように指示されます。
指示に従いモニターのプリセットの6500Kに変更
Spyder4センサーをスタンドに置くように指示されます。
指示に従い置きます。
環境光を計測します。
次にSpyder4センサーをモニターにぶら下げます。
ケーブルにカウンターの重りが付いているので比較的バランスが取れます。
モニターも上方向に少しチルトすると安定します。
準備が完了したら「次へ」をクリックするとキャリブレーションプロセスが開始されます。
中略
今度はモニターの明るさをターゲットに合わせます。
ターゲットは「120cd」なのにモニターの実測地は「155cd」なのでモニターの設定からブライトネスを選び下げます
調整、更新を繰り返し26.6%で「120cd」になりました。
続行をクリックするとキャリブレーションプロセスが再開します。
計測完了です。
完成したプロファイルを保存します。
これで完了しこれからは保存したプロファイルが使用されます。
最後にキャリブレーション前後の比較が出来ます。
sRGB比は97%でした、100%にはなりませんでした、
面積では圧倒しているのでカバー率だと思います。
NTSC比では92%です。
RDT261WHはカタログ上NTSC比92%なのでカタログ通りで安心しました。
AdobeRGB比では95%です。
三菱電機 のVISEO MDT231WGもキャリブレーションしました。
sRGB比は94%でした、思ったより低い?
NTSC比では77%です。
AdobeRGB比では79%
この結果は普通のモニターとしてはどうなんでしょうね、普通かな(笑
まぁRDT261WHに戻ってプロファイルの概要にある「詳細分析」を試してみます。
テスト項目は6項目
・色域
・色調応答
・明るさとコントラスト
・異なるOSD設定の白色点
・画面の均一性
・カラーの正確性
のテストを選択できます。
長くなるのでざっくり結果だけ(汗
・色域は先のものと変わりませんね
・色調応答
ガンマカーブのずれが大きいかな?経年劣化があるのかなぁ
・明るさとコントラスト
コントラストがずいぶん低い気が・・・モニターの設定はデフォルトの50%です。
・異なるOSD設定の白色点
やっぱりコントラストが・・・
・画面の均一性
測定は縦横それぞれ3分割、画面全体の9ヶ所を測定しています。
こんな感じ
、その結果を表示、画像が長~いです
・カラーの正確性
なんかビックリするぐらい低いんですけど(汗
最後にモニターの評価です。
それでも白色点以外はまぁまぁの評価?
そして、モニターの表示とプリント結果の比較です。
プリンターはEPSONのPM-G4500で紙はEPSON純正紙のCRISPIAを使用。
少し緑に違いがあるかな?窓から光が入ってきてる影響もあるかも。
最初は、x-rite ColorMunki Display/i1Display Proを検討していました。
フラットベットスキャナー GT-X970にx-rite EZ-colorが付属していることもありましたし。
SpyderシリーズのUIが使いにくいという意見もネットにあったのですがi1Display Proに比べ少し安かった(ヨドバシ・ドット・コム比較)
Spyder4TV HD アップグレードソフト のプレゼントキャンペーンもあってキャリブレーションできるハードが多い(どちらも持ってないのでどの程度か分かりませんがiPhone/iPadにも対応しているらしい)。
購入前にそれぞれのHPで確認した保証期間が
i1Display Proは1年間、
Spyder4ELITEがハードウエア保証 2年と Spyder4の方が長かった。
こんな理由でSpyder4ELITEにしました。
予算があればSpyderCapturePROが良かったなぁ、欲を言い出すときり無いですけどね、SpyderStudioとか(笑
購入にヨドバシカメラを選んだのはdatacolorのHPの販売店に名前が出ていたから、いざ購入したら並行輸入品だったでは困るので。
まぁモニター表示に対する安心感は手に入ったかな。
RDT261WHとVISEO MDT231を並べて使用しているのでほぼ近い白が表示されるようになったのはいいですね。
画像を多用したため結局長くなってしまいました(汗) 2014年2月1日に為替レートの変動により価格改定で少し値上がりするようです。
現在税込み\31,000.- が 新価格:税込み\32,970.-に、\1,970.-の値上げになります。 4月には消費税の上昇もあるし、ま、いいときに買ったかな、と思いたい。
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購入金額
27,000円
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購入日
2014年01月07日
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購入場所
ヨドバシ・ドット・コム
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