1985年にアスキーから発売されたファミコン用のアクションゲーム（移植作）。

『ぺんぎんくんWARS』は、1985年にUPLが開発したアーケードゲームで、本作はそのファミコン版。プレイヤーはペンギンを操り、「ドジボール」（ドッジボールではありません）というゲームのトーナメント大会で優勝を目指すことが目的です。

「ドジボール」は、10個のボールを利用して、テーブルを挟んで1対1で対戦します。1試合3セットマッチで、2セットを先取すると勝利。セット開始時は各自に5個ずつのボールが配られ、10個すべてを相手コートに投げ込むか、または、タイムアップ時に相手コートに1個でも多くボールを投げ入れていると、そのセットを獲ることができます。引き分けの時は、特別ルールで延長戦を行います。

投げたボールで相手を転倒させることができるなど、単純ながらも意外とハマりました。また、本作は8人まで遊ぶことができます。ただ、何人参加しても、トーナメントの１回戦は必ずCOM戦のため、そこで負けてしまうと他の参加者と対戦することができません。この点は考慮して欲しかったところです。

ボーナスステージ

1人で遊んだ場合、トーナメントで勝ち抜くたびにボーナスステージ（エアーピンボール、爆弾もぐら飛ばし、爆弾ボールゲームの3種類）が挿入されますので、また違った楽しみが味わえるかと思います。エンターブレインからiPhone/iPod touch用のゲームアプリも配信されていますので、興味を持たれた方は是非一度遊んでみてください。

■ ぺんぎんくんWARS（iPhone/iPod Touch用のゲームアプリ）