もともとRICOHのコンデジは7倍程度の大口径ズームとマクロ1cmができますよ、さらにコンパクトですよというウリでした。
このCX6はそのコンセプトを受け継いだ(実質)最後のモデルと言えます。
CX6になると、(35mm換算)28mm~300mmといった10.7倍の望遠、AFの速度を向上させるパッシブ方式にも対応、コンデジではあまり意味ないですが、絞り優先撮影も可能です。
エフェクトでは、これもコンデジでは珍しいブリーチバイパス対応と、写真を撮る気にさせるコンデジ、デジイチやミラーレス、高級コンデジほどではないですが、マルチに使えてなおかつそこそこ凝った撮影ができるモデルに仕上がっています。
高感度も得意で、ISO1600までであれば常用範囲。しかしながら、所詮はコンデジなので、等倍は見ないでねというモデル。
弱点としては、バッテリーの減りがやや早く、フラッシュなし300枚撮影しない状態でバッテリー切れになります。さらにデザインを優先させたのか、つるつるした筐体なので、ストラップが無いと落としそうですし、ストラップ穴が2点→1点になってしまったのもマイナスポイント。
しかしながら、そこそこやる気にさせてくれるマルチに使えるエントリーコンデジとしては面白いデジカメではないでしょうか。後継機…発売しないのかなぁ。
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購入金額
13,800円
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購入日
2012年10月頃
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購入場所
ヤマダ電機
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