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小型windowsタブレットの決定版!仕事に使えるタブレット登場!

更新履歴

 

[2014/9/12追記]

ダメなところがみえてきたぞ!

 

[2014/8/1追記]

[2014/7/31追記]

[2014/7/29追記]

[2014/7/27追記]


 

■はじめに


購入してからずいぶん時間が立ちましたが、いろいろ使ってみてのレビューを書いてみたいと思います。

 

タブレット機については、Android、iPadとありますが、自分は両方とも持っていません。

 

さらにタブレットの購入については、高性能ディスクトップマシンとVaio pro11を持っているため、自分の中で「何に使おうか」という問答が常にあり、なかなか購入に踏み切れなかった、というのもあります。

 

これらのタブレット製品の中では、iphoneを持っているのでipadが本来最有力なはずですが、そもそものことはiphoneで全部できているので、ipadについてはサイズ以外は使い方のシミュレーションが見いだせなかったのです。

 

タブレット、自分は縁はないかもしれない、そう思っていた矢先にWindows8タブレットの8インチクラスの発表がありました。


Windows8がフルスペックで動いて8インチ、重量400g!?

これだ!これならば何に使うか、いろいろイメージできそうな気がする!何より、Windowsがこのサイズと重量でまんま動くという魅力的なマシンだったのです。

 

さて、時間が経過したこともあり、実に様々な方々の非常にすばらしいレビューが多く掲載されている中、基本的にあんまし書くことがなかったので、自分なりにこれまで使ってきたシチュエーションの中で、このマシンはどうだったのかに重点を置いてレビューしてみたいと思います。

 

超小型windowsマシンということでまずは、このタブレットで仕事ができるかどうか、いろいろいじったりしていました。

 

■キーボードとマウスをBluetoothで接続


まず、仕事をするにあたり、どうしても、どうやっても、ソフトウェアキーボードではまともにタイプができないということに至り、やはりキーボードがないと仕事では話にならないと感じました。

 

そこで、本機用にキーボードにロジクールのK810を購入してきました。


マウスは、以前使っていたロジクールのT630BKを接続します。

 

両方ともBluetooth接続で、接続自体はすんなりいきました。

 

外で仕事をする機会ができたので、早速外に持ち出し、スタバにて並み居るマカーどもをかき分け、Vivo tab note8とマウスとキーボードをセッティング!早速仕事モードに突入してみました。

 

キーボードとマウスがあれば、ちょっとしたレポートとチェックの仕事だったので、特に問題なく作業完了。

 

あまりの快適さにこれはもっと仕事につかえるのではないかと感じ始めました。

 

■エクセルで仕事してみる


このマシンは最初からoffice home and business 2013が搭載されている点も大きな利点なので仕事でつかえるかどうか、いろいろ試してみました。

 

スケジュール表の閲覧、編集、保存は非常にスムーズで問題ありません。


また、タッチパネルのズームインアウトも非常に軽快でストレスはそれほどありません。過去、Atomで泣かされたVAIO TypePとは次元が違いますね。

 

ただ、画像をたくさんはりつけた、エクセルの仕様書などは非常に重く、起動に結構な時間がかかります。ただ、起動してしまえば、閲覧、編集も可能ですが、画像を扱うのは苦手なようで、少し重いです。

 

また、膨大な計算を使ったエクセルシートの場合、計算にすごく時間がかかります。
CPUであるAtom Z3740の性格がモロ出ている感じで、基本機能はビューアと文章程度の簡単な編集は軽快、ただし、重い計算は苦手とわかりやすいですね。

 

[エクセル使用時の操作感まとめ]
・テキスト編集・画像貼り付けの企画書作成や仕様書作成では問題なく軽快に操作可能
・数百行のパラメータ計算など多大な計算をようする作業は苦手

 

■モビリティ(機動性)


タブレットという特性上、外でのネット閲覧やメール確認程度であれば、ラップトップとは比較にならない機動性があります。カバンからさっと取り出して、PDF、漫画、小説、ネット、メールの閲覧はストレスはないです。

 

VAIO Proとの比較でも重量差で440g差あり、またサイズも小さいのでいつもより小さいカバンでも余裕で入ります。

 

仕事で使う場合、外では軽作業が多いのでキーボードとマウスが必須となります。


それらをあわせた重量

本体390g+キーボード338g+マウス70g=798g+本体カバー191g=989g

Vaio pro11 本体重量 830g(タッチパネル付)

 

仕事という点においては、重量と最初からキーボードとマウスが一体型ラップトップのVAIO Pro11に軍配があがります。


vivotab note8の場合、キーボードが独立しており、かばんからそれぞれを取り出してセッティングする手間、外で使用する場合のBluetoothの接続の不安定さなどを考えると仕事という面ではやはりまだラップトップの方が機動性は高いです。

 

ただし、ビューワとスカイプ通信とブラウザで確認などで使用する場合、キーボードとマウスは必要ないので、本体のみ390g+カバー191g=581gという軽量かつ小型な本機の方がすぐれているため、用途に応じて使い分けることで、タブレット、ラップトップのそれぞれの利点を有効活用することができます。

 

■画像の変換


大量の画像をリサイズした場合の処理時間をVaio Proと比較した場合以下のような結果になりました

jpg画像、サイズバラバラ、633枚を一括リサイズした場合の所要時間

 

vaio pro11 1分

vivotab note8 5分40秒

 

画像の変換処理はCPU負荷となるので、i7を積んでいるVaioの方が早いのは当然ですが、使えない、というレベルではないかと思います。

 

■動画再生


動画の再生は、1920x1080でも問題なく非常にスムーズに再生可能です。
また、動作再生中のCPU使用率もIntel HDグラフィックのハードウェアアクセラレーションが効いているおかげで低く15%程度で、CPU温度が上昇することもありませんでした。


これなら動画を再生させながら他の作業も問題なく行えます。

 

iphoneでは、TMPEGencで720x480に再圧縮してitunens経由で移送して動画を視聴していました。


さらに、h264でエンコードした場合でも、いろいろ動画の相性があって、再生できるものと再生できないものがあります。(再生できない動画の場合itunesで移送持に「この動画のファイル形式は再生できない的なエラーメッセージが出る)

しかし、そこはWindowsです。ファイルについてはどんなファイル形式でも気にする必要がありません。


wmvだろうが謎のAVIだろうが、MKVだろうがなんでもござれ、しかもフルHDだろうが、変形解像度だろうが意に介する必要がありません。

 

そう、何も気にすることがなくあらゆる動画が扱える、Windowsの最大の利点と言えるのではないでしょうか。

 

■これまで使ってきて困ったこと


新しいワコムドライバが出てデジタイザが使い物になると聞き、インストールしてみたのですが、ペン使用時はずれもなくなかなかよかったのですが、マウス使用時に問題が発生しました。

 

ウインドウを開いての移動ができない

ウインドウズを閉じれない

Startmenueが開けない

 

などなど、マウスでの操作が困難になりました。T630BKとの相性の問題なのか理由を突き止めることはできませんでしたが、ワコムドライバーをアンインストールしたら直ったのでどちらかに問題があるようでした。

 

[2014/7/29追記]


ワコムドライバーについて、何度かトライしてみた結果、現在は、ペンもマウスも普通に使えています。理由はさっぱりわかりません(笑)

が、なんどかインストールを繰り返していたら使えるようになっていました。

まあ、Windowsならよくあることです。

 

ペンと併用してマウスも使えるので、利便性は大幅にアップしました。

また、そのままではペンをマウスとして使う場合に、非常に使いにくかったのですが、ダブルタップでプログラムを開いたり、クリックしてドラッグアンドドロップも快適にできるようになりました。これで外でマウスが必要なくなりました。

 

ソフトキーボードはだいぶ慣れてきたので、マウスとキーボードは必要なくなりつつあります。

 

[2014/7/27追記]

■バッテリーの駆動時間


バッテリーの駆動時間は、公称値で11時間とありますが、普通に外でブラウザでネットを見ている分は10時間弱、会社でitunesで音楽を聴きながらだと8時間強といった感じです。

 

OS上の電源設定上で、スリープ時の詳細設定ができず、スリープ時のバッテリーの減りが非常に速いので、使わない時はバッテリーOFFにすることをお勧めします。

バッテリーOFFからの起動は、30秒弱と早いので、それほど困ることはないでしょう。

 

この機種は、バッテリーの保護回路がついていないようで、満充電放置はあまりよろしくないようです。そこで、夜寝る時に充電する場合、モバイルバッテリーの「cheero Energy Plus 12000mAh」を使うようにしています。

 

 

 

こちらは、モバイルバッテリー側に「デバイス充電完了時 自動停止機能」がついているので、過充電の心配がありません。

この機種に限らずだとは思いますが、バッテリーの交換ができないので、上記のような保護機能付きのモバイルバッテリーでの充電はおすすめだと思います。

 

[2014/7/31追記]

■内容カメラ


内蔵カメラはアウト側に500万画素のカメラがついています。

このカメラですが、

・手ぶれ補正なし

・高感度撮影、ナニソレおいしいの?

・デジタルズームできるけど、ジャギジャギよ

・画像については、それほどキレイではない

 

という感じで、本当にスナップ程度にしか使えません。この機種で撮影した後、iphoneで撮影すると、iphoneのカメラのキレイさに逆に驚かされます。

 

[vivotab note8用カメラでの撮影]

 

なんとか抑え込んでとってこんな感じです。

ちょっとノイジィな感じもしますね

 

[iphone5での撮影]

 

画像のきめ細かさ、感度など、比較になりませんね…。

カメラは本当に申し訳程度だと思った方がいいです。

 

[2014/8/1追記]

■CPUパフォーマンスはどの程度?


ATOM Z3470はインテルがスマホ、タブレット市場に投入した新型CPUです。

しかし、名前はあのATOM…VAIO Pでは、そのあまりの遅さにオーバークロックまでして使っていました。遅いの代名詞と言われたATOMの新型ですがはたして?

まず使用感ですが、フォルダを開く、ファイルを開くで若干もたつきがありますが、まあ、がまんの範囲です。なれれば、ウインドウズの操作がワリと普通にできることに驚きます。

また、タブレットモードでは非常にキビキビしており、ストレスは殆どありません。

 

では、実際のパフォーマンス測定として、ベンチマークソフトはもう飽きてきたので、エンコードで検証してみたいと思います。

 

1440x1080i 5分程度の動画をx264 VBR固定で同じく1440x1080でエンコードした時の時間を計測してみました。

 

「CPU Software エンコード」

58分(あまりにも遅いので途中で断念…実際は60分以上かかっていると思います)

 

しかーし!なんとATOM Z3470には、Intel Media SDKのハードウェアエンコードが実装されているのです。オフィシャルかどうかは知りませんが、実際にTMPEGenc5でIntel Media SDKのHWエンコードが可能でした。

 

「Intel Media SDK HWエンコード」

11分16秒

 

決して速くはないですが、遅すぎるということもありません。

まあ、この機種でエンコードするような人はいないと思いますが(自分もやらないし…)とりあえずの性能を見る、という点ではわかりやすいかと思います。

 

[2014/9/12追記]


毎日持ち歩いて使っていると、iphoneなどのほかの端末と比較してダメだと思える点がいくつかでてきました。

 

「エンターテイメント機能がダメダメ」

音楽を聴く、映像を見るといったエンタメ系の機能でいうとソフトウェアについてはストアアプリ上でもそれなりにあります。特に「音楽を聴く」という点ではダメダメです。

 

何がダメかというと音楽を聴きながら、タスクを切り替えたとき、他のアプリ上で、早送りや巻き戻し、停止ができないのです。

iphoneのiOSの場合ですと、他のタスクを使用中はタスクの上の音楽制御系の別レイヤーが独立して起動するようになっていますが、windowsタブレットにはそのような機能はありません。

 

したがってたとえばデジタル書籍を読んでいる時に次の音楽を聴きたいと思ったら一度タスクごと切り替える必要があります。これが何気に煩わしいのです。

 

音楽を例にあげましたが、例えばカレンダー、メモ、電卓、カメラなどの機器的な常駐アプリは、他のタスクとは別管理にすべきですが、windowsタブレットにはその思想すらありません。

 

「地図アプリが使い物にならない」

地図アプリは個人的にタブレットの向きに合わせて方位も切り替わってくれないと地図として機能しません。つまり自分が向いている方角とアプリ上の地図の方角が同期しないと地図ナビとしては、全く機能しないということです。

 

Windowsタブは、基本的にはウインドウズが動く、超小型の機器であり、「ライフ」に密接するような思想の機器ではないので、GPSが搭載されているにも関わらず方位センサー(電子磁石)が搭載されていないというよくわからない設計になっています。

 

これで、地図アプリがあったとしても無料ならともかく有料では絶対に買う気になれません。

一度、iphoneを修理に出した時、時間つぶしにvivotabnote8で近くのお店を探したんですが、この機種に地図アプリではたどり着くことができませんでした。

 

「アプリのソートがダメダメ」

長く使っているとWindowsストアからそれなりの数のアプリをダウンロードし、数も増えてきますが、ウインドウズ上のソフトウェアとアプリが何故か同じアプリ管理に並んでしまうので、非常に使いにくい。私の場合、win8のメトロ上からウインドウズアプリに切り替えるというシチュエーションはあまりありません。なので、同列に並べられると非常にありがた迷惑なのです。

 

上記の機能は、「ライフエンターテイメント」が基軸になっているiphoneはアンドロイド系の製品ならば当たり前に導入されていますが、マイクロソフトは、やはりオフィス系アプリ中心のビジネスマシンとしての位置づけをあきらめられないようで、どうしてもそちらが上になってしまうようです。

 

日本でこの製品は売れたのはブラウザ上でフルFlashが動く、つまり”ブラウザゲームがそのまま動く”という差別要素があったからです。もちろん他にも例えばどんな動画や音楽でも再生できる、ウインドウズのソフトがそのまま動くと、利点もかなり多いマシンです。

 

私も長く使ってみて気づいたのはこの製品はできることとできないことがはっきりしているので、外で使う分には1台で全てを済ますことはできません。いや、はっきり言うと外で使う分には、殆ど使い物になりません。また、ウインドウズストアアプリも現時点では、あってもなくてもいいくらいのものです。

 

なので、小型であり、ウイドウズであること、ウインドウズソフトを外で使うことが求められる人、外でブラウザゲームが遊びたい人という限定的なユーザーには非常によい製品ですが、アウトドアにてこれ1台でライフワークをエンジョイしたい人には、アップルかアンドロイドをお勧めします。

 

  • 購入金額

    49,800円

  • 購入日

    2014年07月21日

  • 購入場所

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