レビューメディア「ジグソー」

使いやすいノートパソコン

2年前製造のPCですが、2年前はコスパに優れたノートパソコンが大量に流通していた時期で

SandyBridgeのCPUが特に勢いを増していた時期でもありますね。

 

そんな時期に生産されていたPCなんですが

ヤフオクで安く入手出来たので左側レビューしていきたいと思います。

 

 

 

【外観】

 

 

高級感はそこまでありませんが、チープさもあまりなく

全体的に取ればおしゃれでかっこいいマシンだと思います。

 

 

 

本体のガワはアルミマグネシウム合金などではないので軽量ではありませんが

割と傷も目立ちにくい塗装を施しているので、雑にかばんに入れても問題はなさそうです。

 

液晶ベゼルはややチープさが目立ちます。

ピアノブラック調の塗装を施していますが、傷も付きやすくテカリも微妙な感じです。

 

 

【スペック】

 

(普段使いなら問題ないレベルか……)

 

CPUは 同モデルのAMDのAPU E-450ではなく

Intel Core i3 2347Mを搭載しています。

CPUの周波数は 1.4GHzでお世辞にも高性能とまではいきませんが

普段使用であれば全然問題がないCPUだと言えます。

 

内蔵グラフィックは HD Graphics 3000を搭載しており

ゲーム用途では非力さは相当に目立ちますが、ブラウザゲームや

軽い3Dゲーム、そして高画質な動画を再生する用途であれば充分活躍出来ます。

 

大体現行Haswellの超低電圧 Celeronと同等かそれ以下ぐらいの性能か?

消費電力もプロセスルールの縮小化によりCeleronより発熱が大きいかもしれません。

Celeron 1007Uぐらいの性能なので、大体は通常電圧のCore2 Duoモバイルぐらいの性能?

ただ内蔵グラフィックが、GS45など、旧世代のグラフィックより大きく上回るので

ポテンシャルは充分にCore2上位、あるいはそれ以上の期待値が見込めるかも。

 

 

メモリはDDR3-1333をサポート。メモリスロットがひとつしかなく

どうあがいても上限8GBまでとなっています。

ただし、そんなにメモリを積んでどうするのかと言われれば微妙なところである。

写真編集目的やイラスト制作でこの製品を買った訳ではないので……。

 

文章入力や、息抜きに動画を見たり音楽を管理する用に買ったので特に文句は無いです。

しかも最初から4GBなので、普通に充分です。

 

内蔵DDは、HDDでしたが、取っ払いこの度、初めて256GBのSSDを搭載しました。

本体が2万だったので、SSDで1万5千円。それでもまだまだお得感はあるでしょうか?

 

特にSATA3が対応しているので、SATA 6Gの速度を体感できるので

所謂高級SSDの恩恵をまだまだ受けれます。

ただし、CPUやメモリがネックになるかもなので過度な期待は禁物。

ただ、ネットや簡単な用途であればガシガシ動きます。

 

その他には無線LAN、ブルートゥースも内蔵しており

嬉しい事にIntel製無線LANという豪華絢爛コース(?)

 

有線ランはリアルテックさんでしたがまぁ、このPCでサーバーを行うつもりは無いので。

 

 

【インターフェース面】

 

 

まず、キーボード。これが秀品。

キー配置に無理がなく、奥行きもきちんと確保されており

11.6インチPCでありがちな狭いキースペースではないこと。

そしてキーストロークも重すぎず、浅すぎず。

きちんとしたパソコンメーカーによる、きちんと設計されたキーボードを体感できると思います。

好みによる体感の違いは必ずしも出てくるでしょうが、ワイド液晶の恩恵は

間違いなくキーボードにも反映されているのでしょう。

上下キーの上下が少し小さすぎるので、ブラインドだとやや間違えたりしましたが

逆に左右キーが大きめに配置されているので、それがまた使いやすくなっています。

ただ、初期BIOS設定だと、ファンクションキーを押さずに輝度調整などが出来てしまう

「逆に不便な機能」があるので、それを解除すれば文句は特に出ないでしょう。

 

タッチパッドは普通です。良くも悪くも普通です。

ただ誤認識を防止するロック機能が搭載されているので、タッチパッドを使わない時はOFFに出来ます。

ThinkPadの赤乳首もいいですが、なんだかんだでマウスを使ってしまう私にとって

これはまぁ、寝PC時の緊急パッドとして使うでしょうか

 

USBはすべて2.0です。3.0は搭載されておりません。

Ivy世代のチップセットから純正でUSB3.0はサポートされるので

SandyチップのこのPCには残念ながらついていません。社外も無いようです。

そのかわり、HDMIやD-Sub、GigaBitLANが搭載されており

ビジネス用途でも個人用途でもかなり痒いところに手が届いていますね。

 

音質はビーツオーディオ搭載とのことあり

非常にきらびやかな音質が期待できます。

低音はノートパソコンのスピーカーでは限度がありますが

高音は綺麗に出ており、だからと言ってボーカルの声が消えるほどではありません。

曲調によったらバランスがおかしくなりますが

ロックやジャズなどとは割と相性がいいと思います。

イヤホンジャック経由であれば低音が強く出てきます。

逆にビーツオーディオを切ると、低音がスカスカになりますね。

気になる点といえばそこらへんでしょうか。ある程度高級なイヤホンで

臨場感重視でリスニングするのであれば、わざとこのビーツオーディオ搭載を使うのはナイスです

 

 

 

【バッテリー】

 

公称は9時間ですが、まぁ中古品でもあるのでもっともっと下回るでしょうが

個人的には充分な感じです。特に設定せずとも3時間は持ちそうなので。

 

SandyBridge、そしてSSDの効果があり動作もバッテリーライフもスムーズですね。

 

 

【重量】

1.6Kgとやや重い。てか重い部類でしょうね。

片手で持って操作はあまり考えたくありません。

その代わり、バッテリーもある程度持つので、ACを常に持ち運ばなくていいのは便利かな?

堅牢性もそこそこ高そうなのでその分でとんとんにしましょうぜ旦那。

 

【拡張性】

 

ノートに拡張性って……って話ではあるが、あまり無いです。

USBも2.0だし、PCカードも非搭載、メモリも1スロットのみ。

ただ、アクセスは簡単。だってドライバなしでメモリ交換が出来るんだもの。

HDDも簡単に交換できるし、9mmHDDも対応。これは便利。

 

なんせウルトラブックが市場に出る前の最後のモバイルPCみたいなもの。

 

【ウルトラブックとどう違うのか】

 

重い(いや、実はIdeaPad U310とほとんど同じ重さ)

 

分厚い(とは言えむちゃくちゃ厚いわけでもないんですが)

 

CPUは同じような低電圧CPU。

 

メモリも似たように一基のみ

 

HDDに制約はあまりない。

 

バッテリーが取り外し交換が可能(これ大きい)

 

内部アクセスが容易(ウルトラブックではあまり無い点 保守性も割と高い)

 

ウルトラブックの利点は、何より薄く、性能も充分であるところ。

それに対してこの製品はその薄いという利点を犠牲にし、それ以外を普通のノートパソコンに

近づけた存在といえるであろう。

 

また薄さにこだわり過ぎで、肝心のインターフェイスを犠牲にし

USBが一基のみだったり、キーボードがペラペラ、配置が変とか

剛性が悪く、デザイン重視で持ち運びにくいとか……本来モバイルノートに向かうべき場所を

犠牲にしているウルトラブックというのも減りつつある。

 

だが最近はウルトラブックを踏みにじる

タブレット型マシンが伸びてきている。

 

 

 

 

デスクノートとウルトラブックの中間的、モバイルノート。

それがこれだ!

 

 

今となってはこういう微妙なラインを走るノートパソコンが減り悲しいものだが

手に入れてみればこのノートは案外気にいるところが多いと思わレ・ミゼラブル

 

 

以上!

  • 購入金額

    22,800円

  • 購入日

    2013年12月19日

  • 購入場所

    ヤフオク

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